詐欺師物語7

今日もご覧頂き、ありがとうございます。

詐欺師に騙され、自己破産した
還暦半ばのばぁばです。

一族もろとも詐欺師に騙され、
挙げ句は会社まで乗っ取られました。

その結果、私は多額の借金を
背負い自己破産いたしました。

詐欺師と関わる事になったのは
姉の良き隣人として、
引っ越ししてから。

すでに標的とされていたのだと
思います。

まずは個人の投資から始まり、
一族の資産管理になり、
会社財務管理へと
全てを握って行きました。

私に国税局の調べが入ったと
ウソを付き、資産管理の
金額を減らし、
一族の仲を引裂きました。

何故なら、疑われた時に
一族が一枚岩で訴えられては
困るからです。

会社に入り込んでからは、
次々と銀行融資を
取りつけては、その資金は
自分の懐へ。

開発部には、新製品の開発を
命じます。
資金は潤沢にある。
幾らかかっても構わないと
言いました。

FX投資が上手く行ってる
ように見せかける為、
銀行から工場用地と称して
土地を購入しました。

社員には、相談もなく
勝手に決めて行きました。

県知事にも会いに行かされました。
とんだ茶番劇です。

一切自分は表に出る事は
ありません。

顔がわかれば、以前の
詐欺の前科がバレるのを
恐れたのでしょう。

ある日、経理担当の社員から
会社の資金の行方がわからないと
言われました。

詐欺師に会社の預金口座に
ちゃんと入れて欲しいと
経理担当社員が言った所、
その社員を出社停止に
してしまいました。

その社員が、取引先から
キックバックを受けている。
なので、給料は払うが
出社させないと言うのです。

その時に、おかしいと
気づくべきでした。

その社員自身も、取引先への
支払いが詐欺師から入らない時は
自腹で払っていてくれたのです。

詐欺師は自分のウソが
バレそうになると
様々な言い訳をしていました。

やはり自分は表に出ず、
いつも専務が矢面に
立たされてしまいます。

週に2、3度銀行との
アポがある時だけ
詐欺師は出社して来ています。

それ以外はどこで何を
しているのか、誰もわかりません。

ふと大丈夫なのかと思い
母と姉に連絡したものの
そんなに信用できないのかと
一蹴されてしまいました。

次回へ。

今日もお読み下さり、
ありがとうございました。

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