見出し画像

料理にまつわるエトセトラ「こんなカフェでビリヤニを出したい妄想がムクムクと」

GoTo弾丸で大阪にある国立民族博物館に行ってきた。目的は『梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」』を見ることなのだが、常設展に展示されていたアフリカのカフェに心を奪われた。こんな感じのカウンターだけのこぢんまりとしたカフェで、お客さんと対面で話しながらビリヤニ屋さんができたらな〜と妄想がムクムクとわき上がってきたのだ。

8席だからワンオペでも回せるだろう。少し余裕ができたら、テイクアウト対応しよう。ランチタイム以外の時間は普通のカフェとして、チャイや甘ーいマドラスコーヒーを出そう、夏はラッシーが売れそうだ。インドスイーツのセットも準備しよう。そして、朝はインドの軽食ティフィンのイドゥーリやドーサ、ワダなどモーニングセットを準備しても面白い。妄想がどんどん膨らむ。

あーでも、8席だから回転数を上げないと利益がでない。せわしなくなると、お客さんと話ができなくなるかも。それなら、いっそ単価を上げるか、原価を下げるか?なんだか、妄想がしぼんでいく。

そうだ、とりあえずザックリ計算してみたらいい。

営業時間は、11:00開店、19:30ラストオーダー、20:00閉店にしよう。ランチ¥1,000で2回転(16食)、カフェのドリンク¥400で2回転(16杯)の見積もりからスタート。

ランチ ¥1,000×16=¥16,000
ドリンク ¥400×16=¥6,400
小計 ¥22,400

原価30%として粗利70%で見積もると ¥22,400×0.7=¥15,680
週休1日で1ヶ月に(平均)25日営業したとして ¥15,680×25=¥392,000

うーん。ここから家賃と光熱費もろもろ、運転資金を引いたのが、僕の給料か。やっぱり、原価を下げて単価を上げるか。。。もう少しちゃんと検討した見積もりをした方が、よさそうだ。

さて、ここまで検討したところで、もう一人の僕が声を上げる。「おまえは、何のためにビリヤニカフェをするのか?」そうだ、肝心なことを忘れるところだった。『スパイスのチカラでみんなを笑顔に』するためにカレーやビリヤニを提供していたのだった。

ときどきカレー屋をしていると、たまに「お店を出さないの?」と聞かれることがある。僕のネガティブな反応に対して、ガッカリされることが多い。でも、まだ自分の中にカレーアクティビストとしての活動と、お店を出すことに一体感が生まれてこないのだから仕方がない。

もちろん、現段階での話である。少しずつ統合に向かっているような気配を感じながら、必要なピースを集める日々を楽しんでいこう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?