No.382 事業は売る前提で作る
▪️「はじめの一歩を踏み出そう マイケル・Eガーバー著 世界文化社」を読み終えました。
個人的に超訳すると、「ビジネスを始めるときは、売る前提で事業を作りましょう」というパラダイムの内容です。
すなわち、属人勢を排除して、誰がやっても回る仕組みづくりを作ること。
それが、利益を稼ぎ出すシステムであれば、人に売ることも可能になるのでしょう。
▪️会社勤めの場合は、大きい会社であればあるほど、最初からルールが細かく決めてあります。
組織図があり、職務規定が細かく決めてあり、細分化された作業が任される。
歯車の一つで、誰が入っても回る仕組みになっています。
人が抜けても、似たような性質の人をはめ込むと、最初はギクシャクするが、また回り始めます。
一方で、まだ仕組み化されていない部分は結構残っています。
また、新しいプロジェクトを立ち上げると、最初からシステムを作ることになります。
そこで、ルールを決め、組織を作り、誰でも回せるような仕組みを作ると、大きな「価値」が生まれ、評価が上がるのかと思います。
引いてみると、起業に限らず、会社勤めにも言えることだなと思いました。
▪️知っているのと知らないのでは、後々大きな差が出ることは沢山あります。
先日会った事業家の方も、事業を買うときは稼ぐ力はもちろんですが、出口戦略、すなわち最終的にバリューをつけて売ることまでできるか、を検討するとのこと。
趣味を仕事にできないか検討する場合は、「転ばぬ先の杖」となる一冊だと思いました。
今日のまとめ)
まずはやってみて体験し経験値を稼ぐことも重要だが、始める前に最低限知っておいた方が良い知識は入れておくと、戦略を誤らない。
今日も素晴らしい1日になりますように!
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