No.529 伸びている場所をみつける
▪️「醸造用ブドウ栽培の手引き 日本ブドウ・ワイン学会 監修」という本を買ってみました。
せっかくワインに興味を持ったので、熱いうちに色々と読んでみると、これまで気にもしなかったことに目がいって面白いです。
▪️日本国内のワイン消費量はこれまで伸び続けていたそうです。
消費量は、1970年には成人年間1人あたり80mlだったのが、2018年には3.4Lまで伸びて、今は踊り場にでています。
またそれとあわせるように、ワイナリーの数も増えていています。
特に直近で、2015年には280軒だったのが、2019年には369軒まで増えたそう。
▪️別の本で、脱サラしてワイナリーを始めた人の本を読んだことがありますが、その著者も2010年代に開業していました。
伸びている市場の波に上手く乗ったようです。
また、本の中で、ワイナリーをやるときは、1人でいきなり別の場所ではなく、すでに先に始めている人がいるところの近くでやるのが失敗しない鉄則、っと言っていました。
政府のサポートが色々とあったり、先輩経営者がアドバイスをくれたり、農機具などの貸し借りできたり、人的ネットワークを使えるからだそうです。
▪️伸びている市場に便乗して、そこで模倣をすることで、恩恵を受けれることってよくあるのかと思います。
例えば転職にしても、会社員であれば、金銭は自分の能力よりどの市場を選ぶのかでかなり差が出る、と書いていた本がありました。
成長市場や利益率が高い市場に入れば、それだけでも収入は上がると。
何をやるかより、どこでやるか、の方が重要なようです。
自分の能力を磨きつつ、密かに伸びているマーケットや会社を模倣するのは、結果を出す第一歩なのでしょう。
本日のまとめ)
模倣から始めて場の力を利用する。
今日も素晴らしい1日になりますように!
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