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No.622 千円で売れた座椅子

▪️家具を処分しました。

座椅子を約一万円でかったのですが、使い方が合わず、1ヶ月ほどしか使用しませんでした。

しばらく部屋の片隅に放置していたのですが、場所をとるし、今後使わないので、近所のリサイクル店に持っていくことに。

▪️買取価格は千円でした。

粗大ゴミで五百円払って捨てるよりは、お金になったほうがいいし、まだまだ使えるので、再利用してもらえれば理想的です。

メルカリなどで売ればもう少し高く売れるでしょうが、手間を考えると面倒。

さっと終わらせたいので、リサイクル店で十分でした。

▪️ほぼ新品の座椅子を千円で買い取ってもらったわけですが、これが高いか安いか、考えました。

多分、販売する時は、千円で買い取った椅子を五千円とかで販売するのではないでしょうか。

売った時の価値は、買った時の価値の10分の1ですが、リサイクル店からすると、在庫リスク、コストを抑えつつ利益を確保する必要があります。

なので、店の運営を考えると、企業の永続性の観点からは妥当な金額なのだろうなと思います。

▪️言い値で相場感がわからないので、売り手は文句を言いません。

また、持っていったり処分する時点で、売ることを決めているので、捨てるよりはマシと思って、売る人がほとんどなのではないでしょうか。

とくに家具は場所を取るので早く処分したい気持ちがあります。

仕入れの観点からすると、言い値で仕入れるって、よくよく考えるとすごいシステムだなと思いました。

▪️一方で、中古品なのでどの金額で買い取ればリスクをカバーできるか、見極める必要があるでしょう。

売りたい顧客と買いたい顧客の間に立つことで、裁定取引が発生しているとも言えます。

自分がこの商売をやると、なかなかハードル高そうだと感じたので、参入障壁もそれなりにありそうです。

リサイクルというビジネスはよくできたシステムだなと思いました。

本日も素晴らしい1日になりますように!


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