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No.567 学習教材を変えてみる

▪️時々NHKの「100分de名著」を耳学習しています。

先日の長距離運転中に、鴨長明の「方丈記」を聴いていました。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

よどみにうかぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人と栖(すみか)と又かくのごとし。」

って学校の教科書で一回は聞いたことある文で始まる有名な古典です。

▪️この一文も、学生の時に教科書で読むのと、大人になってから聞くのでは、受け取り方が全然違いました。

私は河というより、綺麗な澄んだ小川の近くに住んでいて、毎週末その近くを走っています。

日記を書きながら、わかりやすい比喩を使うことを意識しているのですが、世の中を川の流れで例えるこの比喩を800年前に編み出した鴨長明は天才だなと思います。

800年前に書かれた比喩でさえ、現代人の私に深く刺さっています。

▪️100分de名著って分かりやすくていいなと思いました。

すごく良く解説されたテキストもあるのですが、読む時間がなければまずは耳学習からでも十分学べます。

学生の時、国語の授業はほとんど寝て過ごしていました(汗)。

方丈記なんてものは、題名だけ知っていましたが、内容はほとんど知らず。

NHKの独自の解説ですが、鴨長明の人生からなぜこのような文学を残すにいたったのか、理解できました。

▪️古典や難解な本の原文にいきなり飛び込むのはハードルが高いです。

時間も限られているので、100分で全体像を掴むにはかなりコスパがいいのではないかと思います。

NHKオンデマンド(月額990円)、先月から購入してみましたが、今月も延長しました(笑)。

今日のまとめ)
学び方には色々あるが、優良な学習対象から始めると学習ハードルが下がり、その後の学習が次に繋がりやすい。

本日も素晴らしい1日になりますように!

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