見出し画像

No.512 ポリグロット(多言語話者)になる方法

▪️下記の本を読みました。

「ゼロから12ヶ国語マスターした私の最強の外国語習得法 Kazu Langages著  SB Creative」

SNSで総フォローワー数200万人の著者の本です。

私にとっては、この手の内容は近すぎるからどうかなと思っていたのですが、読んでよかったです。

色んなことにブチ抜ける系の人の物語は好きですが、話せる外国語の数で突き抜けるとは、面白い発想だなと思いました。

▪️著者が本の中で書いていますが、彼が言うマスターの基準は「外国語を使って日常会話が支障なくできる。映画も字幕なしで内容理解できる。」程度です。

日本人の傾向が特にそうだと思うのですが、一般的には外国語に関して以下の認識だと思います。

外国語ができる=単語を暗記して、文法を完璧に学んで、資格試験をとる。その後にできれば会話を身につける。

言語の学び方は十人十色なので、色々あって良いと思うのですが、それだと会話力はなかなか身につかないでしょう。

もし話せるようになりたいというのであれば、新しい外国語を覚えていくときの順序は逆になります。

①まずは必要な会話のフレーズ30個ほど口をついて出るまで覚える → ②会話ができるようになってから、必要な文法を覚える。

本にこのように書かれていて、まさしくその通りだなと共感しました。

▪️この著者の凄いのは、自分の学びの「型」を言語化していて、しかも再現性があるところ。

外国語を変えて、自分なりの理論を仮定検証してPDCAサイクルを回していくうちに楽しくなって、気づいたら12ヶ国語になったのだと思います。

▪️私はまだ外国語は3ヶ国語目にチャレンジ中で、なんとなくこういう感じで進めれば、外国語の会話力はこの程度身についていく、というのは感覚的にわかっています。

しかし、その学びの過程はまだ言語化きていません。

学びのプロセスの感覚的なところを、ちゃんと細かく具体的に言葉に落とし込んでいるのは脱帽で、とても参考になりました。

▪️せっかく中国語をゼロから学んでいるので、私もやりながら学びのプロセスを言語化してみます。

著者曰く、第一ヶ国語目が1番大変で、そこを越えれば第二ヶ国語、第三ヶ国語はだんだん楽になるとのこと。

あとは、ラテン系などの外国語を英語で学べば、学習ツールの選択肢は一気に広がるし、英語も忘れないので一石二鳥だそう。

外国語習得は、今後も継続して取り組む対象としては面白そうだなと思っています。

今日のまとめ)
学びの型を言語化して型に落とし込めれば、習得時間は圧縮されて複利で効いてくる。

本日も素晴らしい1日になりますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?