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No.565 スターウォーズ初期三部作は「行きて帰りし物語」

▪️「スターウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」を観ました。

これでようやくスターウォーズの初期3部作である、エピソード4〜6をコンプリート。

前にも観たことがあったのですが、今回は「行きて帰りし物語」の学習教材としての視点で観ると、色々と発見がありました。

▪️スターウォーズは、ジョーゼフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」をベースに、現代の神話を作るという壮大なスケールで作られているそうです。

同書によると、神話の基本構造は、

(1)出立・旅立ち
(2)通過儀礼の試練(イニシエーション)
(3)帰還

となります。

スターウォーズはそれぞれ、出立がエピソード4、イニシエーションがエピソード5、帰還がエピソード6と、大きな枠で作られています。

勿論、各エピソードごとにも、この基本構造は取り入れてられて描かれていました。

▪️今回、観て思ったのは、やはり自分の感情に紐づく教材で学習すると定着率が高いなということです。

また、こうやって客観的に構造を捉えようとして観ていましたが、やはりおもしろいものは面白い。

途中で意識はスターウォーズの世界に何度も持って行かれて、夢中で観ていました。

長く愛される作品はいつ観ても魅力があるものだと気づきがありました。

▪️今回の一番の発見が、自分が自分の英雄譚を生きていると、ワクワクして楽しい人生になるということ。

神話の構造は、国、年代を問わず、人間が惹かれてしまう基本構造です。

そういった物語を自分も歩んでいると感じれる生活を日々送っていると、機嫌良く生きられるように感じました。

「冒険への召命」が世の中には溢れている、という視点で世界を眺めることが、異世界への第一歩だと思います。

▪️今は、「千の顔を持つ英雄」を読み進めており、相変わらず難解な書ですが、前よりは読み進めれています。

自分の教養力アップのために、一通りは目を通してみます。

今日のまとめ)
惹かれる物語の型を自分の中にストックしていき、そのような物語を自分事で捉えた時に、いつでも次の冒険の旅が始まる。

本日も素晴らしい1日になりますように!

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