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No.524 源流を掴んだ者が強い

▪️下記の本を読みました。

「僕がワイナリーをつくった理由 落 希一郎 ダイヤモンド社」

なぜ、いきなりワイナリーの本か。

先日ワイン会に参加したのですが、そのときにちょっと妄想が働いんたんですよね。

最近温暖化になってきて、寒冷な私が住んでいる地域でも、ぶどう栽培がそのうちできるのではないかと。

ワイナリーってなんなのかよく知らなかったので、調べるために2冊本を買って読んだうちの一冊です。

▪️一気に読んでしまったのが、その偶然から。

先日のワイン会で、新潟がぶどう栽培に適していて、そのなかで「カーブドッチ」という新潟のワイナリーがすごいという話を教えてもらいました。

そして、ラベルだけで買った本がたまたま「カーブドッチ」創設者の自伝でした。

家から車で4時間半の距離なので、日帰りで行ける距離だが、テイスティングはできないなと思いながらチェックはしていたので、本の内容が気になり一気に読んでしまいました。

身近に感じれると興味ってさらに湧くものですね。

多分事前の情報なしだと絶対に手に取らない本だと思います。

そういえば、ワイナリーは、以前住んでたアメリカのオレゴン州でも行ったことがあるし、今住んでいる山梨県も日本のワインとしては有名です。

意外とワインと地理的に近い場所に住んでいる経験が多いです。

そんなこともあって、興味のアンテナが伸びたのかもしれません。

▪️本を読んでみて、ワイナリー作りはかなりハードルが高いことがわかりました。

やはり、本質を掴んだ人が強いのは、どのビジネスでも同じです。

本の著者は、ワイナリーが作りたかったというより、本物のワインを日本で作りたくて、その延長線上にワイナリーができたようです。

ぶどう作りに徹底的にこだわり、量を追求せずに質を追求して、年間7万本(約1億5千万円)が、限界としてそれ以上は量産しないとのこと。

ワイナリーの本質は、源流に立ち返りぶどう作り、ということで理解しました。

そういえば、前に会った宝石商の人も、「源流を掴んだ者が強い」と言っていたのを思い出しました。

▪️興味を持ったものは当たるとも遠からずで、なにかしらそこに惹かれるものがあるからでしょう。

今回のは引いてみると、源流を抑えた強いビジネスであったり、田舎で成功している例であったり。

いろんな対象に触れることで、自分が惹かれたりする理由の共通項目が見えてきます。

いつかそれらのものがかけ合わさり、自分独自の何かを作り出し、何者かになると、決めています。

多種多様なものに触れて異形の進化を目指していきます。

今日のまとめ)
何かに興味を持った時に、なぜそこに興味をもったのか、一度引いてみると抽象化された共通項が見えてくる。

本日も素晴らしい1日になりますように!


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