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NO.554 スターウォーズから人生の型を学ぶ

▪️「スターウォーズ エピソード4」を観ました。

前回の勉強会(年間プログラム)で紹介されたためです。

過去に観たことはあるのですが、改めてみることにしました。

いつ観たのか覚えていないので、だいぶ記憶がなくなっていて、新鮮でした。

▪️スターウォーズを作ったジョージ・ルーカスは、人生で影響を受けた人が3人いるといっていて、その1人が、ジョーゼフ・キャンベルだそうです。

ジョーゼフ・キャンベルは、「千の顔を持つ英雄」の著者です。

「千の顔を持つ英雄」では、神話の持つ基本構造である、「行きて帰りし物語」を抽出しています。

全て神話は、下記で成り立っているとのこと。

(1)出立(しゅつたつ):冒険への合図にどう気づくか
(2)イニシエーション:試練をどう乗り越えるか
(3)帰還:社会への還元

スターウォーズは、現代版の神話を作るという、「千顔を持つ英雄」を元に、壮大なスケールで制作されています。

▪️今回はそういった物語の構造を頭に入れながら、観ています。

まず、よくあるなと思ったのが、辺境の地で農地で働くルーク・スカイウォーカーが、オビワン・ケノービの誘いを断る場面です。

「いや、俺には農業の仕事があるから。」といって、一度召命されているにもかかわらず、召命を拒絶します。

これって、日常の生活の中でも頻繁によくあることで、うまいこと描いてあるなと、膝を打って納得しました。

▪️冒険の合図は曖昧で、その合図に気づかないことがあります。

そこを拾った人が、新たなる旅に出かけられるのでしょう。

旅の合図を見逃さないために、「ハイか、イエスか、喜んで。」の姿勢を、常日頃に身につけておきたいなと思います。

「行きて帰りし物語」は、人生の型だと考えています。

ルーク・スカイウォーカーの旅は、その方を具体的に印象付けさせてくれる優秀なストーリーだと感じました。

今日のまとめ)
映画をそのまま楽しむのも良いが、名作の背後にある構造を捉えながら観ると、人生の学びが隠れている。

本日も素晴らしい1日になりますように!

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