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No.557 緊張とパフォーマンスの関係も富士山

▪️緊張状態を把握するツールに「ヤーキーズドットソンの法則」という曲線があると、先日の勉強会で教えてもらいました。

逆U字形(富士山の形)のグラフが描かれており、自分の緊張状態とパフォーマンスの関係を把握することができます。

縦軸がパフォーマンスで、横軸が覚醒(緊張の度合い)です。

緊張の度合いが低いとパフォーマンスは低く、徐々に緊張度合いを高めることでパフォーマンスは上昇してピークを迎え、さらに緊張の度合いを高めるとパフォーマンスは低下していく、という図になります。

富士山登山に例えると、登り始めは体が慣れておらずパフォーマンスは上がらないが、頂上に向かって徐々に緊張が高まりパフォーマンスが上がり、頂上で最高点を迎え、下りは景色が変わらず体も疲れていてパフォーマンスが上がらない、なんて感じかも。

また富士山ネタで恐縮です(笑)。

上記のパフォーマンスは、タスクが複雑な場合です。

一方で、やり慣れた単純なタスクの場合は、緊張を上げれば上げるほど、パフォーマンスを引き出すようです。

▪️このような、緊張に対するパフォーマンスを知っていると、今自分がどの状態にいるのか、把握できます。

一番いいのは、常にパフォーマンスがフロー状態である逆U字(富士山の頂上)の一番上に自分の状態を持っていくのが理想でしょう。

チャレンジしている時には、緊張が高くなるのでパフォーマンスが下がりがちです。

その緊張を避けるためにチャレンジをしない、という判断を無意識にとっていることもありそうです。

ストレスに対する自分の状態とマネジメント方法を客観的に判断できるこのような見取り図があれば、挑戦しやすくなるでしょう。

今日のまとめ)
自分の現在地を把握する見取り図を持っていると先が見えて新ことにチャレンジしやすくなる。

本日も素晴らしい1日になりますように!

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