No.190 面白きこともなき世をおもしろく
会社の仕事でインド担当になってから色々業務を引き取っています。
昨日は大きな塊の業務をもらいました。
この業務は確認作業です。
・作業手順書がない。
・やり方を知っている人から聞きながら進める。
・繰り返し作業が多い。
・やたらと時間がかかる。
・今後も同じ工程が何度も発生する。
▪️普通はイライラするような理不尽な内容かもしれません。
しかし、私にとっては宝を見つけたようなもの。
仕組み化する「仕事」を取り組みやすく、成果をうみやすい。
重要なのは、言われた業務を完了させるのではなく、その業務工率をいかに上げるか考えること。
出す成果物は、確認完了したシートではなく、仕組み化して短縮できた時間と、今後もその作業を永久的に無くした実績。
何を最終物とするか、そこが評価の分かれ目です。
▪️部署異動、就職、転職で新たな業務に着手することがあると思います。
その時は何もできないので焦ることもあるが、逆にそれがチャンス。
前からいる人は、暗黙知で業務をしていて体で覚えているので、何が非効率か見えないことが多いです。
専門性は重要ですが、組織としては基礎がある人は誰でもできる状態にするのが理想。
▪️私なりに何度か新しい業務に取り組んで、繰り返して見つけたのが下記の勝ちパターン。
1.作業しつつ一個一個分解しながら、作業時間を計測する。
2.誰でもできるようになるマニュアルを作成する(マニュアルには作成者である自分の名前を必ず入れる)。
3.マニュアルの中でパターンを見つけて仕組み化できることがないか、探す。
4.作業を永久的になくし、時短できたら、それが「仕事」。
5.上記を取り組んでいることを、小まめに上に横に言いふらす。(すると他の業務が入りにくくなり、集中できる。)
6.「仕事」をしたことをエレガントに報告する。
▪️こう考えると、色々と成果を出せる宝が会社の中にはたくさん埋まっています。
面倒なことほど、仕組み化の価値があり、成果を出しやすいのではないかと思います。
今日のまとめ)
面倒な業務が来たら「仕事」を行い、成果を出すチャンスである。
今日も素晴らしい1日になりますように!
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