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月刊駄文置き場 令和5年3月号 1

土っぽい写真。たぶん再掲。

100. 「アクセス数」考

 なんだか数学概念だか、物理量みたいな表題。
 なんのことはない、noteにおける自分の記事の週次アクセス数がダダ下がりして落ち込んでいる気分を振り払うため、ちょいと考えてみようか、という算段であるのことよ(どういう日本語だよ)。

 つまるところ「noteのトップページの掲載基準が変わった」だけってことらしい。
 逆に言えばこれまでのアクセス数はnoteのトップページに支えられ、助けられていたってことになるのだろう。うーんなんてこったい。ランバラルさんに「勝ったと思うなよ」って言われちゃう感じでしょうか。noteの性能のおかげだということを、みたいな?

 なので、作文に「読ませる力」をつけなきゃぁアカンってこっちゃね。
 駄文といえども。

(12023.03.24.金 追加)


099. 一物一価は一物一価か

 ってフったら当然、言いたいことは「一物一価は一物一価ではない」だ。反語表現。というか、出オチか。

 グローバルインターネット販売と頭に「グローバル」をつけたところで大半の人は母語でネットお買い物をする。輸送も国内送料でたぶん済むし。サービスしてくれる「店」もある。してくれないで実費請求してくる店もある。売値と送料と税金の合算で「おいくら」と底値比較はネットでは容易い。歩き回って実勢調査する手間を考えると「便利な、世の中だなぁー」という気がする。一方で検索に引っかからない店は最初から無いも同然。それとご近所の実店舗とのお値段比較をするのなら、やっぱり足で稼がないといけない。

 ネットでは、実店舗でもそうだけど、サービスをつけるとしてスタンプラリーやポイント付与とポイントによる売価値引きなどをする。導入当初は「差別化」名目。だけれどどこも似たようなことをしたら逆に条件の均一化でしかなくなる。

 一物一価の「一物」って、なんなんだろうね。
 工業生産、マス・プロダクツされるモノなら均一な品質を保つだろう。けど、アレとコレとか「同じモノ」とどうして言えるのだろう。
 ご近所のちょっとした付き合いもあるような、顔馴染みの実店舗の販売員(って言ってもレジ係とか品出し係とか)から買うモノと、通販で買うモノとは同じメーカーの品同じ商品だったとしても、価値が同じとどうして言えるのだろうか。
 美女、美男子の酌する酒は美味い……らしい。それもまた「サービス」という「商品」であり「一物一価」の対象だ、という考え方もあるのだろう。けれど、人間にいろいろあるように美女、美男子もいろいろだ。さらに言えば接客される側の好みもいろいろだろう、と考えると「サービス」に対する価値評価は一つに収斂しそうもない。

 労働力と括れば、個々人の労働者固有の特性は平されて埋没することだろう。
 テレビアニメーション『ガン×ソード』のエピソードで、メカがお得意のジョシュア君が甲板掃除をさせられる、というのがある。個人の特性と労働のミスマッチである(苦笑)。複数の爆発を同時にさせる起爆装置を即席でこしらえてみせて周囲を感心させる、といのがジョシュア君に関するオチとなっていた。臨時雇いの旅人だから雇用ミスマッチは事件解決をもって解消した。

 「マクロな経済」の視点では個人個人や個別のモノやサービスに目を向けることには限界がある。とはいえ、あまりにも要素をねぐり(切り捨て)過ぎると全体に影響する小さかった素要素を見落とすことになりはしないだろうか、と思う。実際、金融工学は過去これでもかと猛威を振るった。最新の技術はしばしば悪い結果をもたらしてきた。それは「全体に影響する要素」を見落としてばかりいたからではなかっただろうか。

 コスト・アンド・パフォーマンス、コスパを追求し過ぎることは不便や不都合を招く……こともあるだろう。必ず招く、とは言えない。ケース・バイ・ケース。
 でもま、あんまり一心に追求し過ぎると「生きづらく」なるんじゃないかと心配になる。余計なお世話(苦笑)。

 「一物」は必ずしも「一物」ではない。一見「一物」に見えても、どこにあるかによって価値は変化する。自分との関係において。

(12023.03.24.金 追加)


098. ゾンビ考

 ゾンビといえば、本来はブゥードゥー教の呪術者が肉体堅牢な奴を仮死状態にするクスリで「殺し」、家族が土葬したのを夜中に掘り返し、仮死状態により理性や知性、自我を失ったターゲットを荷物運びなんかに使役する、という術や奴隷化された人間のことを呼称していたらしい。
 国が変われば意味づけが変わる。
 映画で社会を批判する際に、都合よく「ゾンビ」という単語は活用され、今の日本に至る、という感じでしょう。
 本邦公開されたカラーの映画『ゾンビ』はUSAの原題を "Dawn of the Dead"、世界公開版の題を "Zomie" といった。「ドーン・オブ・ザ・デッド」に先立って、モノクロ版の、ショッピングモールではなく田舎の一戸建てが舞台の "Night of the Living Dead" という作品もある。白黒の方がサスペンス・ホラーは盛り上がるよね(個人の感想)。
 というわけで、ジョージ.A.ロメロ George A. Romero 映画作品概念としての「ゾンビ」は、日本ばかりでなくUSAばかりでなく、映画公開された西側諸国では通じるらしい。日本語の死体をくらう「亡者」とか「鬼」とか「罔両もうりょう」、「弗述ふつじゅつ」よりよほど通りがよいらしい。もっとも鬼はともかく他は「死体を食う」だけで死体を仲間にして食い扶持を減らすような事態にはならない。鬼だって生きてる人間を食ったら鬼になったりされたらこれまた食い物が減る。というわけでロメロ型ゾンビはそもそもが「いずれ滅び去る」定めにある存在といえる。永遠に「歩き回れる」としても生きてる人間はいずれ狩り尽くされてしまうだろうから。

 「ゾンビ企業」なんて言い方をすることがある。……よーく考えろ〜。ゾンビ企業に「齧られた」企業が「ゾンビ企業」になるのかー? と。ない、よね。

 ゾンビがゾンビを産むイメージの古いのは、「手繋ぎオニ」とか「泥棒と警官(ドロケイ、ケイドロなど)」とかに近い。いや子供の遊びとして定型化される以前の様子としては、「バイキン」とかそれ(その感染)を「切った」という意味合いらしい謎の呪文「えんがちょ」(縁がちょん切れる?)と謎の指の印がある。「バイキン」って昭和の敗戦後高度経済成長期以降では食中毒くらいしか深刻なものはない、といったら言い過ぎだろうけど、明治期の「ころり」、コレラの蔓延と被害だとか、もっとふるい時代には疱瘡が恐れられていた。祟り神だからと「疱瘡神」なんて祭ったり。大正昭和の小説文学だとサナトリウムという結核患者の転地療養、加療施設が美麗に差し出されたりする。結核はむかし、不治の病だった。「ふじ」と聞いて「富士?」と思うような子供であったわたしは「不治」が良くわからなかった。死に至らなくとも慢性病というものは当人や当人家族以外からはなかなか理解されないものだ。成長とともに理解できなかったものが理解できるようになる、さらに共感も出来たらなお良しって思う。世の中わかんないことは多いのだ。

 よく解ろうともせず、知りもせず、人は安易に「ラベルを貼る」ことをしてしまい勝ちだろう。
 「ゾンビ企業」なんて言うのはその企業の細部を理解せず、表面の類似だけから分類を試みてしまった、悪い例ではなかろうか。
 相手を「ゾンビ」と認定するのは、こちら側。たぶん「人間」を自認しているものの側からだけだろう。ゾンビと思った相手が本当にゾンビかどうかはわからない。人に噛み付きたくなる病気を発症しているだけかもしれない。狂犬病とかそういう傾向があるんだろうか。話としては聞くし、どうしう仕組みで神経を侵して挙動を狂わせるかも知識としてはある。けれど実際どういう振る舞いをするかは括れない。個別性がだいぶあるらしい。なまじ「ゾンビ」という娯楽作品上の概念が先にあるばっかりに、本当に「ゾンビ」様態の疾病が目の前にあったなら、人は「間違った判断」と行動をしてしまうのではないか。個人的にそれが怖い。考えすぎかもしれないけど、恐れている。

 だからといって「ゾンビ差別はいけない」と杓子定規に唱える気にもなれない。
 本当に、人間を齧り、齧った相手をゾンビに変えてしまうのなら自己防衛を発動するのは当然だ。差別はイケナイのだとしても相手が襲ってくるのならそれがゾンビだろうと暴漢だろうと山賊だろうとなんだろうと、「あらがう」のは個のわたしとしての権利だ。暴力と武力がわたし自身を守り切れるかどうかはまた別の問題だ。家族を守る、隣人知人を守るのも当然の態度だが、対抗して打ち勝てるかはまた別の問題だ。
 日本はUSAと違って個人武装に一定の制約がある。ゲーム『ペルソナ4』でも、高校生ながら警察のパトロールカーで主人公たちは拘束、護送されていた。「ほとんどが田舎」な過密した都市部分が面積全体の比として小さいUSAでは、とくに西部にあたる州では「自衛のための武装」は「合衆国市民としての権利」だ、という考え方があるらしい。全米ライフル協会の人々はそういう土地と人々に支えられているらしい。話としてしか知らない。でも、「自衛する権利」の点では同じだろう。「どこまで」個人の武装を認めるか、そこが国家としての相違なのだと思う。日本はなあー「太閤検地だ刀狩りだ」ってあたりから特殊な人間以外は "いちおう" "建前" 非武装中立、みたいな風土に今は至っているからなあ。そこは「どっちがいいのか」現状がいいのか、USAの西部地域式がいいのか、そのどちらでもあってどちらでもないようなのがいいのか、なんとも言い難い。
 ただ、ゾンビじゃない相手でも武器は行使できてしまう。むかし、日本人留学生がハロウィンで撃たれて死んだって件があった。撃たれた相手が死ぬと「とりかえしがつかない」。その点では、できるだけ武装は抑え込んでおいたほうが(安定した社会、危険の少ない社会においては)良いのかなー、という気はします。UK在住「めいろま」さんの地元の話をラジオで聞くと……日本における「治安」が世界の中で「異常」なほど、高く保たれているらしい、と感じます。安倍晋三 元首相暗殺なんて、起きそうもない事件が起きたのも用心が足らなかった、気の緩み、みたいなものが奈良県警の警備現場にあったんだろうな。残念。

 ゾンビが出たら、とりあえず刺股(サスマタ)で遠ざけながら動きを封じ、テープか何かでグルグル巻きにして、研究を進めるよりないかなー。
 クマとゾンビ、イノシシとゾンビ、シカとゾンビ、どっちがヤバい?
 ハブとかスズメバチ、カツオノエボシ、ウミヘビよりはまだ「御し易い」かも?

(12023.03.24.金 追加)


097. 尖閣沖合@23日

令和5年3月。23日までの状況。

・領海侵入の状況
15日 2隻
16日 4隻
17日 2隻

・接続水域入域の状況
1日 8隻(産経新聞/八重山日報では4隻)
2日から6日 5日間 4隻(6日,八重山日報では3隻)
7日 3隻
8日から10日 3日間 4隻(8日,9日,産経新聞/八重山日報では3隻。10日,八重山日報では4隻)
11日から13日 3日間 2隻
14日から18日 5日間 4隻(14日,18日,八重山日報/産経新聞では2隻)
19日から20日 2日間 2隻
21日から23日 3日間 4隻( 海警1102,海警1301,海警1401,機関砲らしき海警1305 八重山日報)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20531

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2014/html/tokushu/toku14_01-1.html

https://www.cas.go.jp/jp/ryodo/taiou/senkaku/senkaku01-01.html
> 1895年に日本が領土編入

・他
 転覆した "新長發88號漁船" 続報なし。

(12023.03.24.金 追加)

096. 換骨奪胎かんこつだったい

 元々は「漢詩をつくる」意味での言葉。
 換骨法と奪胎法のふたつが合体している。

 換骨法は、詩の言い回し、言葉、表現を変える意味。
 奪胎法は、そういう風に変えながら詩の意味合い、趣旨を変えず、自分の作品とすること。

https://www.minyu-net.com/serial/yoji-jyukugo/yoji0707.html
福島民友 漢文の世界 146 2006.07.07
「換骨奪胎(かんこつだったい)」

https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?LANG=default&BID=F1000000000000102653&ID=&NO=&TYPE=dljpeg&DL_TYPE=jpeg
国立公文書館 デジタルアーカイブ『冷斎夜話』ダウンロード(北宋時代の成立らしい。1.3ギガバイトもあるよ。とほほ)

 「趣旨を変えず」のところが忘れ去られてしまっている。
 たぶん、漢詩が忘れらてている関係もあるんでしょうね。
 定型詩の漢詩は、文字数制約や発音の決め事などがあって「詩の趣旨」のほうも固定化しやすい。というより少ない文字数で描くにはそうそう複雑な意味を表現できない。含みを持たせるってところがちょっと微妙、かも?

 最近の意味。
https://www.weblio.jp/content/換骨奪胎

 辞書によっては(『広辞苑』とか)、「俗に、『焼き直し』の意に誤用。」なんて書いてある。用いられ方は微妙。迂闊に使うと言いたいことが間違って伝わるかもしれません。

(12023.03.24.金 追加)


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q106903035
> 宋代の僧侶・恵洪(覚範慧洪1071-1128)が見聞したことを記した書物
(12023.03.24.金 追加)


095. "WALK THIS WAY"

https://www.youtube.com/watch?v=_iTIX5EfKes

https://www.youtube.com/watch?v=Q1jP067LTNo

 テレビアニメーション『EAT-MAN イートマン』(1997年 平成9年)のエンディングソング。昭和-平成の歌謡曲、ジャパニーズ・ポップス以前の大衆向けの歌唱曲の感じがよく出てる。
 オープニングソングの方は、筋肉少女帯の『小さな恋のメロディ』というバンド・ロック。ロックのジャンルが何に相当するのかよく知らない。大槻ケンジさんの歌声ですね。アルバム『キラキラと輝くもの』とかに収録されてますね。ソッチの紹介は今の気分じゃないので興味持たれたかたは探してみてください。

 そういえば1期と2期の1話だけ、YouTubeで無料公開されてるらしい。
 1期1話へのリンク。
https://www.youtube.com/watch?v=n8HpbRGYSfw
 奇声をあげるボルト・クランクさんが、わたしはけっこう好き。原作漫画ではもっと落ち着いてる感じらしいです。

(12023.03.23.木 追加)


094. 帝政ロシア時代のロシア国内マーケット

 ロシア国内の経済、市場は、隣国ドイツ(当時はまだ大ドイツじゃなかったと思う)の「資本家」に席巻されていた、という話をどこで読んだのだったか。
 外資による投資、あるいは輸入超過の貿易状況は、経済活性の勾配にそってアッチからコッチに流れ込んだり、逆に状況や情勢の変化からアッチへコッチから流れ込む方が優勢になり顕著、顕在化したりする。ざっくり描くなら、経済とは変化する、変化しづつける代物しろものだ、と乱暴にくくれる。そんな風に括ってもあんまり利用価値のある見立てではないけれど。
 「変化」の要因となるさまざまな要素は、数え上げればきりがない。しかも社会変化、時代の経過、技術の向上やモノの劣化や毀損は、なんだか「人間個人」そのものの在り方のように千々に乱れるかのようだ。ときに損得合理に走り、ときに情緒や不合理な愛着、粘着を繰り返す。おフランスやイタリアはオシャレで高級と思い込む(逆に「チャイナ産は基本ニセモノ、フェイクばかりだ」と思い込む……いや、それは正しいモノの見方な気はするが)。

 アダム・スミスさん存命時代くらいのイングランド・イギリスは、大陸対岸のオランダとか「金融先進国」からの影響が大きかった、なーんてことはイギリス人は殊更言わない。蒸気機関を発明して「技術で革命」したって「誇り、プライド」みたいなものがあるんでしょうね。フランスは流血で「革命」した、けどイギリスは違うんだよと言いたいのか、言わないまでも腹でそう思っているのか、わたしには「妄想」より先のことは分かり得ないでしょうね。イギリス人じゃないし。

 つまるところ、どこの国、どこの地域にしても「土着性」からは自由になれない。理性だ知性だ合理の選好だと語ったところで理性・知性・合理思考が見落とす性向、情緒、感情めいた「こだわり」からの経済効果、強い経済影響の力から離れて「公平な」マーケット形成なんて、ありはしない(「あり得ない」)と言えるかと思う。

 ま。素人経済研究者の「ある見立て」。

(12023.03.23.木 追加)

093. カリフォルニア人民共和国?

 南北戦争(シビル・ウォー)みたいに中央連邦政府が2個出来るってことはなさそう。カリフォルニア州単独で独立、みたいなネタっぽい話題。チャイニーズ移民が大勢いるからってのがネタ元らしい。チャイニーズ移民ったって「新・旧」があるだろうから一概に括れない気がするけどねー。

 独立するったって「共和国」だろ。
 PRC/CCPの「海外属州」みたいにゃぁなんねーだろ、って思う。思うけど、妄想を膨らましてSF小説めいた風に仕立てるんだったら、これくらいの「ちょっとした」大胆さがあったっていいでしょう。自分に甘い。

 ……カリフォルニアっておよそ百年前には大きな地震があったよねー(サンフランシス地震。大恐慌の遠因にもなった)。バハ・カリフォルニア半島(メキシコ合衆国)のアメリカ大陸からの「裂け加減」とか地形みただけでヤバい。

 USA、アメリカ合衆国の市民権を得るには、前提としてUSAへの忠誠を誓い、誠実に履行することが求められる。その上でUSA国民になった人々と元から住む人々が自ら「州」をどうするか、決めることはUSAの議会制民主主義の精神の実践だ。そこには「主体たる個人の自由」という最大級の価値が置かれている。
 そう考えると、まあ、「なるようになる」んだろうし「なるようにしかならない」のでしょう。
 ありきたりなオチ。

(12023.03.23.木 追加)

092. ユーザーアクセスとフィンガープリント

 従来、日本語の説明では「デジタルコンテンツを識別する」技術とされていたのがフィンガープリントでした。

https://japan.zdnet.com/glossary/exp/フィンガープリント/

> fingerprint
> ハッシュ関数で計算した結果として出力される

 ハッシュ関数を使う技術は、たとえば大きなバイナリーファイル(アプリケーションとか)がダウンロード中に変質していないか、そもそもダウンロードするファイルそのものが変造されていないかを確認する技術として、パソコン通信くらいの時代からあったかと思う。

 で。
 近年は「webへのアクセス」を「ユーザー個別認識」する技術として使われ始めているのだそうだ。

 『ギガジン』の記事。
https://gigazine.net/news/20230323-web-fingerprinting/

 Cookie技術の代替品。Cookieはユーザーの側(ローカル側)に格納される小さなファイルのことです。だからユーザー側のブラウザが「保存しません」ってなるとweb側(サーバー側)はどうしようもない。
 webの挙動として必須の場合もあるのでぜーんぶ「拒否」してしまうと、そもそもweb閲覧が出来なかったりする(苦笑)。その場合は「アクセスした時だけ許可、アクセス終わったら速攻削除!」って設定を選ぶことになる。

 web側で完結するフィンガープリント(アクセスしたユーザーの側を特徴づける要素から算出したハッシュ値)は、ユーザーに有無を言わせず「識別できる」有望な技術と言える。ユーザー側は嫌だ!って場合もあるだろうけどね。どうやって算出しているのか、そこがよくわからない。単純にIPアドレスからだと、「借り物IPアドレス」ならIPアドレスリース期間が尽きると変化してしまう可能性がある(同じアドレスが貸し出される場合もある)。ブラウザ名とかOS名とかでは「個別」識別にはならないだろうし……そこはもうちょっと(気が向いたら)調べたいと思います。

(12023.03.23.木 追加)

 ユーザーのwebアクセスの「何からハッシュ値を得るか」の説明を見つけた。

https://www.videor.co.jp/digestplus/market/2021/02/41277.html
 メディアまわりのサービスを提供する会社の、解説ページらしい。

> 大きく分けると3種類あります。
> ※方法により取得できる情報は異なりますので、代表例として記載します。
> ■そのデバイスで利用しているソフトウェアに関する情報
> 例:ユーザーエージェント(利用OS、ブラウザのバージョンなどが分かる情報群のこと)/ブラウザ設定言語など
> ■そのデバイスのスペックに関する情報
> 例:CPUの情報、スピーカーやマイクの数、スクリーンサイズなど
> ■ネットワークに関連する情報
> 例:IPアドレス、リファラー(直前に見ていたページのURL)など
>  これらひとつひとつは、どれも日本中、世界中を見渡せば同じ情報を持っているユーザーが何人も存在する情報です。ですが、これらを複数組み合わせて「情報Aも、情報Bも、情報Cも・・・・・一致しているかどうか」と確認していくとまったく同じ情報を持っているユーザーの数は限られてきます。 このように、多くの情報群を使うことでユーザーを"推定"するのがフィンガープリントの特徴になります。
>  なお、フィンガープリントという言葉はこの情報群そのものを指すことが多いですが、情報群を用いてユーザー推定を行う技術のことを指すこともあります。

 ちょっと長く引用したけど端折ると「具体像」が結べなさそうだったので、引用元さんご勘弁の程を。

 いろんな情報を合わせて「ユーザー個別識別」を目指すので、そのこと自体に弱みがある、と
> 【3】フィンガープリントの弱点
に指摘されています。
> 【4】フィンガープリントをめぐる世界の動き
にある通り、ユーザーの側のブラウザにも対応と対策の動きあるようです。
 とはいえこのページの最終更新は
> 2021年02月01日
なので、情報が古い可能性はあります。

(12023.03.23.木 追加)

091. 「共同親権」化が万能の処方箋ではないと思う

 離婚で家庭裁判所裁定になる例がどれほどあるのかわからない。
 でも「家庭内暴力」通報という事実一つで、「家庭内暴力」の事実認定をすることなく親権をどちらに持たせるかを裁定してしまう家庭裁判所の姿勢はいずれにしても正されれるべきだ。家庭裁判所の裁定は、つまるところ家庭裁判所というあり方自身が(法律の縛りはあるとしても)裁量に大きく負うもんだと思う。
 現行法の親権であろうと、共同親権制度となろうと、そこは直されるべきでしょう。

参考動画。
須田慎一郎さん。桜の会」平山雄一郎さん。
https://www.youtube.com/watch?v=SQveg7j9AuI

(12023.03.23.木 追加)

090. 尖閣沖合@22日

令和5年3月。22日までの状況。

・領海侵入の状況
15日 2隻
16日 4隻
17日 2隻

・接続水域入域の状況
1日 8隻 (産経新聞/八重山日報では4隻)
2日から6日 5日間 4隻 (6日,八重山日報では3隻)
7日 3隻
8日から10日 3日間 4隻 (8日,9日,産経新聞/八重山日報では3隻。10日,八重山日報では4隻)
11日から13日 3日間 2隻
14日から18日 5日間 4隻 (14日,18日,八重山日報/産経新聞では2隻)
19日から20日 2日間 2隻
21日から22日 2日間 4隻 (21日,22日 海警1102,海警1301,海警1401,機関砲らしき海警1305 八重山日報)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・他
 転覆した "新長發88號漁船" 続報なし。

(12023.03.23.木 追加)

089. 『ムーの白鯨』

 わたしは「しあわせな子供だった」と改めて実感する。
 水木一郎さんの『ムーへ飛べ』を26回も夕方6時ぴったりに繰り返し聞けたのだから。

 ……などと秋でもないのにセンチメンタルになってしまった。

 故・水木一郎さんといえば「シャウト」。雄叫び、叫びが一つの特徴だ。多くのシャウトを繰り返してきた。まじんがーーぜぇーーーーっと!!!! とか。本当にいろいろ。

 でもあの深い声音は『ムーへ飛べ』のような楽曲でこそ、聴いてるこちらに沁みてくる。ほんとうにしあわせだ。わたしはしあわせだ。そう思う。

 テレビアニメーション『ムーの白鯨』は26話。つまりツー・クール。季節二つ分。半年。1980年。昭和55年。東京ムービーの制作。現在の版権はトムスエンターテインメント。

 YouTubeを検索すれば、水木一郎さん歌唱の『ムーヘ飛べ』を耳にすることが出来る。是非、鑑賞していただきたい。

(12023.03.22.水 追加)

088. 尖閣沖合@21日

令和5年3月。21日までの状況。

・領海侵入の状況。
15日 2隻
16日 4隻
17日 2隻

・接続水域入域の状況。
1日 8隻(産経新聞/八重山日報では4隻)
2日から6日 5日間 4隻(6日,八重山日報では3隻)
7日 3隻
8日から10日 3日間 4隻(8日,9日,産経新聞/八重山日報では3隻。10日,八重山日報では4隻)
11日から13日 3日間 2隻
14日から18日 5日間 4隻(14日,18日,八重山日報/産経新聞では2隻)
19日から20日 2日間 2隻
21日 4隻(21日 海警1102,海警1301,海警1401,機関砲らしき海警1305 八重山日報22日報道)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
海上保安庁
尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・他
 転覆した "新長發88號漁船" 続報なし。

(12023.03.22.水 追加)

087. 浜矩子先生研究 〜コルディロックス相場

 1990年代の金融証券市場の状況を形容した単語に「『3ひきのくま』エコノミー(訳し方で「相場」になったり「経済」と広い意味合いになったりする)」というのがあったそうだ。イギリス(UK)に古くからあるらしい、格言めいた童話というか物語だそうだ。正確には「ゴルディロックス相場 Goldilocks economy」。

https://ja.wikipedia.org/wiki/3びきのくま
the Three Bears
Goldilocks and the Three Bears

 Goldilocksは主人公。というようりは話を駆動する主体。熊がスープを飲むってのも荒唐無稽だが、それを盗み飲むってのもひどい話だ。3匹いるのは、「熱い」「冷たい(ぬるい)」「ちょうどいい飲みごろ」の三態を端的に示すため。まあ、「ちょうどいい」をとるよねーってこと。
 Goldilocks は女性。こども向け童話では女の子。古い話には意地悪老婆(日本語風なら長谷川町子先生の「いじわるばあさん」か)であったりもするらしい。

 さて。

 状況の形容から始まった "Goldilocks economy" 元ネタの物語からして「ミクロ経済」には馴染みそうな用語だ。
 それをなんでか自称「エコノミスト」な浜矩子先生は引っ張り出してくる。「目指すべき、マクロ経済政策の目標」であるかのように。
 面白おかしい作文は読んでいて愉しい(愚かさこみで)けれど、マクロ経済とミクロ経済を混同している「エコノミスト」って存在意味があるのだろか、と哲学的な問いがわたしに突きつけられた気分になる。
p.55 「第3章 愛なき偽りの経済事例研究(1):無魂企業と偽物経済合理性の場合」の
p.73 「◆経済のバランスが崩れると何が起こるか」以降の記述は、一部に真実が含まれる。けれど結論はカール・マルクス君の遺稿をかき集めて思い入れたっぷりに自身の「創作」を交えた(もともと記事代筆もしてたし、親友だし、ヤツは怒んねえよな。経済生活も支えてやったんだし)フリードリヒ・エンゲルス君の編集成果物の『資本論」2巻以降ばりにヘンテコで不用心なところに結ばれている。……まあそこが「めでる」べき部分なんだが(苦笑)。

 「弱者救済」なんて書く。
 「富裕層」がますます儲かるための企業経営はケシカランという。
 でも弱者だって仕事して飯を食う。適温経済 Goldilocks economy を「マクロ経済政策の目指すべき目標」としてしまったらどういうオチになるか。ファンタジー作家の浜矩子先生が思い至らないハズがない。
 壮年は飯を食うための稼ぎを得る仕事を失い老人になるか、飢えて死ぬ。
 若者は飯を食うための仕事をする技能を自ら蓄える機会を失い、飢えて死ぬか単純労働を争って得て生きながらえるか。
 貪欲と外から見える富裕層の「カネに対する愛」は、しかし家族や一族郎党の安寧のための、必死の「水面下の足のジタバタ」でない、愛なんてないんだ、と、どうして結論できるのか。決めつける論拠はなんなのか。

 正直、「理屈のキレイごと」の作文を読むのは純粋に「娯楽」としてはたのしい。意地悪な意味でも(ニヤニヤ)。
 でもなー。
 テレビアニメーション『氷菓』(原作小説は「古典部シリーズ」とされているらしい)の中で古典部部長で「好奇心の塊」みたいな千反田えるさんは「七つの大罪」というキリスト教の訓戒に対する見解を披瀝する。強欲は罪だというが家族を養うための強欲は果たしてどうなのか、と(大意)。
 スコラ哲学はしばしば理論をヘンテコなオチに導いたりするけれど(そして科学大好き人間からしたらケプラーさんとかガリレオさんとか「香ばしい」事態に直面しながら、なお生きた人々の心根をつい想像してしまう)罪とは何か、神への愛としての信仰とは何かを研究した……らしい。詳しくは知らん。キリスト者じゃないからね。
 そういう議論を多少なりとも見聞している人間は、人間の実存を「一面」だけから「決めつける」ことが恐ろしくて出来なくなるものじゃなかろうか、とわたしは思う。愛とは、自分の中では「思い入れ」であって構わない。でも「思い入れ」を誰か他者に「押し付ける」ことでは決してない。自説に巻き込むってのは人間の営み、生活や生存の一部だけれど、それを相手が取るか取らないか、公平を保つ、誤解を招かぬように心がける。そういうところに正義はあるのではなかろうか。

 まあ、読むコッチに心の余裕がないときは、バカ言ってるバカは「ガン無視」して省エネルギー・省エネ、コストパフォーマンス向上、効率最大化を志向して構わないだろう。誰だっけ? 「愛は〜 自由だねぇ〜」と唄ったのは(オフコースの『さよなら』だったか。小田和正さん? 鈴木さんの歌声のが好きだな、わたしゃ)。

 この先余談。
 アニメーション・マニア(ただし最近作はほとんど知らない)としては「愛」は大事だ。
 なんせ幼少のミギリに『宇宙戦艦ヤマト』(旧作)をオンタイムで見ちゃった人間だから。古代クンの嘆き、森雪さんの涙を覚えている(ガミラス星の総攻撃、母星の総力戦を、たった1艦で壊滅させた後のシーン)。
 時代降って『さよなら絶望先生』の中のエピソードというかネタに、「愛」とか「夢」とかウソっぽいよねー、ウラがあるよねー、みたいな原作漫画の久米田康治先生の批判精神、公平な知性を見聞すると、物語としての『宇宙戦艦ヤマト』における古代クンのセリフに当時感じた唐突さに納得がいった。そして古代クンの「人間としての複雑さ」に思い至った。

 批判と愛とは関係がある。「ほうっておけない」ことから批判は多分始まる。「ほうっておけない」のは何故か。世間のためか。動機は何か。自分の心に潜り込めばそこには(いろんな要素があるとしても)「愛」としか言いようがない心の働きがあるようだ(自分のことなのに、言い方が曖昧だ)。

 アニメーション『サムライフラメンコ』の最終話は「愛」を直球で取り上げていた。登場人物の口を借りて例示してみせてくれる。けどシリーズ全部の中で既に「愛」は描かれていた。締めくくるにふさわしい最終回だった。

 愛は語るものでも「騙る」ものでもない。自分自身の中にしかない、ある意味で自分の分身だ。とか書いておけば文章が締まるかな?(おい)

(12023.03.22.水 追加)

086. 『The ビッグ・オー』

 なんか中途半端に終わったなーって印象しかない……って2期、あったの? 見たかなあ2期。覚えてない。

オープニングの歌。差し替え前の方。
https://www.youtube.com/watch?v=SNwAWNEq2ck
フル版らしい方。
https://www.youtube.com/watch?v=YNJO6gmMRrY

 テレビの尺(前者)の印象。

 再放送版以降の、いまも見られる方の動画コンテンツの、差し替えられたオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=CXb2LtYQBlg

 エンディング。
https://www.youtube.com/watch?v=SHNvj79I7Fg
 良い曲です。

 ヒロインは『クレヨンしんちゃん』でしんちゃんを長年演じた矢島晶子様でございます。……いや『新機動戦記ガンダムWウィング』のリリーナ・(ドーリアン・)ピースクラフト様だろ常考。ま、どっちでもよろしー。ドロシー様とかかりそうでかからない罠。

 2期のコッチも聞き覚えがある。ってことは後の2期も見てたのかなあ。
https://www.youtube.com/watch?v=gjI9O1GEfwk

 ってことでみ始めて4話目。26話は長い……。でも1年4クール53話よりは短いか……。数年にも及ぶ作品とか地獄だよ(笑)。地獄を見れば心が乾く(笑)。

 「ロボットもの」だし、ある意味で「セカイ系」だしで、いちおう広く「SFもの」扱いしてもらえそうな本作です。都市の地面を割って出るとか路面インフラは大丈夫なのか?と心配になるレベルだが、細けぇこたぁ気にすんなってことで全部オッケーっすか?うーむぅー。
 『トライガン』も『ナデシコ』も『タイラー』も見てる途中でさらに『最終兵器彼女』とか『ゲゲゲの鬼太郎』(白黒の最初期版)やらなにやら見るつもりだけれど……身が持たん。あー『ダグラム』に『ボトムズ』に『イデオン』に『モスピーダ』も見る気でいるんだが、無理だよねーいっぺんには。とりわけ初見な『最終兵器彼女』とかどうにもこうにも辛そうだ。なんでか1話冒頭とか最終回とか見たような気がするんで、なお辛い予感しかしない。鬱作品と言われるものは少なくないけれど、こういう鬱っぽさがさしてなさそうな方が辛いし堪える気がします。幼心に『さらば宇宙戦艦ヤマト』(劇場版)とか『イデオン』とか見ちゃってるんでグロとか精神にクるほうには耐性が(たぶんそれなりに)あると思ってるんだけど、『ひぐらし』からは逃げ出してるからなあ(苦笑)。「これ、アニメなのよね」とスレッガーさん風に気取ったところでスレッガーさんじゃないので覚悟がないわ(苦笑)。

 とりあえず、ショー、ターイム。言い間違えるとショタタイムっておいおい。

(12023.03.21.火 追加)

085. 浜矩子先生研究 〜貿易の国際ルール

 GATTOと後継のWTOを浜矩子先生は高く評価なさっておれるご様子を『愛の讃歌の経済』から読み取ることが「第4章 愛なき偽りの経済の事例研究(2):国内経済運営と通商・通貨政策の場合」から出来る。……うひょひょひょひょ。この章は自由民主党(と公明党)政権の、とりわけ故・安倍晋三元日本国総理大臣への「愛情も共感も感じられない」罵詈雑言再発な笑える冒頭(まあ、人によったら『大激怒』だろうなあ。でも罵倒するに足る根拠は一切示されない。まさか、浜先生、ツンデレのツン?)はてきとーにスルー。おやおや、現政権にも文句をつけてますな。さっぱり、綺麗な罵倒が出来なくて不満足そうです。ま、それも「どうでも」いいや。スルースルー。

 WTOの掲げる「お題目」は、無差別・無分別、そして互恵、自由。
 WTOに対してTPPやRCEP、NAFTAのような「地域内の自由貿易枠組み」が出てきた理由は、「WTOが現実にそぐわない」からである。その現実は浜先生の知覚の外にあるようです。WTOの原理原則しか認めません!はいはい、そうですか。WTOで不都合を被る人間への「愛」も「共感」も「思いやり」もないんですねー(ゲラゲラゲラ)。まあ、揚げ足取りめいたことは控えましょうか。
 たぶん、わたしの「妄想」では、浜矩子先生は目指す「世界全体を含む人類の社会のありかた」があるのでしょう。それは「国家」というものがない、世界全体がひとつになっている、そんな「あり方」なのでしょう。目の前の地肉を持った人間のあり方よりも、原理原則、ひょっとしたらローマカソリックが延々と維持した「神」の「千年王国」の地上の「今」の実現を祈願なさっておいでなのかも、しれません。深入りしません。軽く「指摘」だけさせていただきます。
 チャイナ(CCP/PRC)による「互恵詐欺」が明らかになっている2023年令和5年において、浜矩子先生の主張は「あまりに虚し」く耳に響きます。浜矩子先生の考える、WTOの「自由」理念とは一体なんなんでしょうね。バカで愚かで理解に乏しいわたしに、具体を「公平な態度で」提示なさっていただきたいものだなあ、と思います。エセ・エコノミストな「ファンタジー作家」には到底無理でしょうけどね(ケンカ売っちゃったよ 笑)。
 ……チャイナ(CCP/PRC)や北コリア、ロシアが日本領土を略奪に来ても、きっと浜矩子先生は非武装で略奪者をお迎えになさるのでしょうね。大阪とやらの橋下徹さんのお仲間なのでしょうね。武をもってでも大阪を守るのだ、なんて気骨のねえ野郎に大阪人は何を期待していたんでしょうか。上手な詐欺師様に引っかかっただけだと言うつもりなんでしょうか。「愛」を守るためには、口先の綺麗事や正論だけでは足りない。そこを「悟れ」とナザレのキリストも言うし、入滅なブッダも言う。位イスラームのムハンマドも言っていたかと思うよ。偽物はしばしば愛を「騙る」のだよ。気をつけなさい。
(愛を「騙る」存在は、真正の愛の方を「偽物だ」とレッテルを貼りラベル分類をして攻撃しろとけしかけてくる。用心めされよ)

 通貨戦争のウソにも言及しておこう。
 1930年。
 国際通貨は、「金塊」でした。金塊ってことは今と違って各国の通貨同士は「固定の為替」だったってことです。国内経済防衛として、浜矩子先生が描写した通貨戦争が起きました。それに先立ってUSAで経済恐慌が起きていました。つまり浜先生の描く通貨戦争とやらはそれぞれの国の「国内経済防衛」の営為だったってことです。それを「戦争」と扇動するところに「ファンタジー作家」性をわたしは読みとりゲラゲラゲラと面白がれます。まあ、騙される馬鹿の人生は本人が担うだけの話なんで、どーでもいーと思わないこともない、と婉曲に書いてみるテスト。
 とはいえ、「わたし以外の人類全員が『騙され馬鹿』」になるとそれはそれで困った事態になりそうなので、個人の自由は尊重しつつ、懸念はしないこともない(婉曲表現)。

 それにつけても、「安倍晋三政権罵倒芸」を悲しく眺めていると、なぜに浜矩子先生はかくも「日本国の政権」を非論理に、経済学の知見をかなぐり捨てて、つまり「経済学者」という肩書きさえも自らドブに捨てるかのようにして、感情で、扇情するように「罵倒」してみせるのか。道化としての『ネタ』芸って風にわたしは理解してゲラゲラ笑って眺めているのだけれど、浜矩子先生は「日本国」というものを、日本国に生きる人々のことを、どうお考えなのだろうか、と考え込んでしまう。「愛」はどこいった?と思ってしまう。第3章で企業経営に言及し、ブラック企業を憎んでいるかのようなポーズをとりながら、浜矩子先生がご著書で掲げた「愛」と、愛の名のもとで為される「やりがい詐欺」をどういう形で「ご自身の中で整理し、整合させているのか」。そのことこそをわたしは知りたい。
 日本国の、行政府の経済対策に「ケチ」だけつけて、改善する方策を示さず、ただただ罵倒する、難癖をつける、そんな「経済学者」は果たして経済学者を自称する資格があるのだろうか。……いやまあ「妄想作家」ならそういうアンビバレンツな立ち位置取りは許容される、とは思います(ニヤニヤ)。

 「国際」金融とか、2023年 令和5年時点では、けっこう「ホット」で経済学研究者としては「面白い」「興味深い」事実と数年来の研究材料が揃った、研究に打ち込む甲斐のある環境が整っている、とシロウト経済学研究者のわたしには見えるのです。だから是非、浜矩子先生には老骨鞭打っていただいて「見識」をお示しいただきたいものだなあと、思います。
 国際金融の、ある種の「理論」を浜矩子学説として後世に残していただきたい、って思います。時は今、ですよ。

 GATTOのツケが、2023年 令和5年の日本の、外国人「土地所有」問題として顕在化しています。自由・無差別・互恵が、国土「侵略」の道具立てとして日本国外勢に「愛なき合理」の餌食となっています。……「原野商法」という詐欺商売がこの国土侵略を防いでいる部分もあるらしい。なんだろう、この皮肉さ。でも、物事とは「一面」だけでは語れない、描けない。「愛」の有無なんて真偽なんて、表面のわかりやすい表層にはあらわれない。愛の「詐称」「詐欺」「犯罪」「騙し」なんてのは古典というより「古代」のあるあるネタだろう。
 その意味で、書名が「詐欺本」であると告白している。その意味で、ファンタジーだ。その意味で自己免疫を得るための「ワクチン」であり読むことは自らのうちに「ワクチンを投与する」ことに他ならない。

 さあ。みんな読もう、浜矩子先生本。

(12023.03.21.火 追加)

084. 『ウィザードリィ』

 大人になって、就労して社会人になってからわたしは「パーソナルコンピュータ」を手に入れた。
 子供の頃、書籍などでワンボードマイコンを見ては憧れ、高校ではパソコン部なる魅惑の部活があったものの部員希望者殺到で諦めた。大人になってようやくPCに触れることが叶ったのだ。
 けど、買ったのは、買えたのはNEC(日本電気)のPC-98シリーズではない。NEC PC-98のクローン(アーキテクチャーは同一だがCPUなどの構成の一部が異なる)エプソンのPC-286シリーズだった。名前が「286」なのにCPUはNECのV30互換であった。「286」の一個手前……。OSもMS-DOSなれどコンパイラもNECのBASICも付属していない代物だった。のちにPower-Cという開発環境を購入したもののプログラミング開発で作ったのは画面のグラフィック領域に「メモを貼り付ける」という代物程度だった。とほほ。

 仕方ないのでゲームだ、ゲーム(いやいやいや、アシストカルクとかアシスト系のパッケージを使ってたよ、うん。アシストワードとか)。
 『テトリス』、『イースII(ツー)』、『イース』……そして『ウィザードリィ』(mac向けを移植した最初のやつ)。
 なんとか、かんとか、祈れ! ってのは教会に蘇生をお願いしていったときに画面に表示される文言だった。「えいしょう、ささやき、いのれ!」だったかもしれない。
 ロールプレイングゲームという触れ込みだった。けど『イースII(ツー)』なんかとは違って、キャラクターを20人も作れるし、それぞれの属性、種族とか善と悪と中立とかパラメータの割り振りだとかが可能で、パーティは前衛3人後衛3人と6人パーティを組まさないとダンジョン探索にすら向かえない。時間経過で歳とってっちゃうし(これが一番驚いた)。プレイヤーは神の視点に近い上から20人なり6人なりを俯瞰しているような「つくり」戸惑ったことを覚えている。
 そして、「呪文」。これは英字打鍵で入力する必要があった。コレ、これは本当にありがたい。英字の綴りかたの「型」みたいなものをみっちり仕込まれる結果になったように思う。なにより「キーボド配置と指の運動」の訓練になった。
 ……仕事でメインフレーム(大型のコンピュータ)プログラミングをしていたので、双方あいまって、いまでも打鍵、タッチタイピングとかブラインドタッチとか言われるそれ、に苦労しない。たまにキーボードの方が物理で指に追いつかないっぽいところが困る。『機動戦士ガンダム』ばりに「マグネットコーティング」してくれんもんかなあと思うがわたしは別にアムロくんのような連邦のエースパイロットではないので自分で工夫するより他はない(苦笑)。

 まあ打鍵速度が「マシなほう」なのは、昔あった「チャット」文化のおかげって面もある。めっちゃ「打ち返して(つっこみなり、ちゃちゃをいれて混ぜ返すなりってこと)」たからなあ。馬鹿みたいに、やってたよ、あの頃(苦笑)。若気の至りというよりは「バカげなあほう」という感じか。アレはアレでたのしかったなあ。
 ネットのロールプレイングゲームとか対戦ゲームとかでチャットすればあれを再現できるか、といえばまあ無理なんでしょうね。「殺伐」感が半端ないものネトゲ。日常生活で時間をこさえてインして嫌な思いをするんだったらクローズで遊べるゲームを探した方が気持ちの上でも「まだまし」ってことになるのは必然よね。あの痛みを覚えているから lain も Twitter も わたしは「要らない」って切り捨てられるのだろうと思うよ。mixi疲れも軽く経験してるしさ。「粘着」するのもされるのも、ある種の「愛」がそこにある……気がする。愛は、つまり「厄介」ってことでもある。「厄介」は、だから、大目にみてやるこちらの度量がはかられている、とも言えるのかも知れません。

 進歩とは複雑になるということだ。
 それは便利になるということである一方でますます「厄介」が増えるということです。
 呪文の打鍵は面倒です。でもその面倒さが面白い。20人もキャラクターを作ってその中で6人しかゲーム進行に使えない。「面倒」こそが愉しさ、愉しみ、ゲームがゲームであるそもそもの根幹ですよね。ルールのないゲームはゲームとは言えない。
 話をゲームから「社会」に拡大して眺めると、今の状況に「面倒」が方々あるのは、便利さに付随するルールと言える。
 なんというのか、「便利」と「厄介」はトレードオフというか、どっちが高まれば一方も高まる、そんな関係なんだと思えば、あえて不便を生きるのも選択肢ではないのかなって思えてくる。実際、最先端の便利をわたしは追い求める気にはなれない。「電子マネー」とやらも割とどうでもいいと思ってる。……Edyカードとか持ってるけどこれは楽天の建物内でのお仕事を承ったから苦労してゲットしただけのことだし。どこでも決済に使えるのは「日本銀行券」であり「日本国財務省造幣局鋳造硬貨」ですからね。これらの受け取りを拒否された体験はわたしにはない。一方でクレジットカードがダメだった経験はいくつかある(与信枠を越えちゃったとか、機材の不良とかで)。

 ワンフロアー10╳10のマス目の、地下10階に連なるダンジョン(ずいぶんと合理に即した作りだよなー。その理由はシリーズを続けてプレイすると判明するらしいけれどわたしは1作目しかプレイしていない)。真っ暗グラフィックは「不便」であるからこそ(当時は)愉しく面白かった。記憶の中にしかない過去。

(12023.03.21.火 追加)

083. 浜矩子先生研究 〜愛について

 どんだけ夢中だよ、わたし(苦笑)。
 他に読まなきゃいけない本が平積み、じゃなくて山積みなのに。マンキューをいい加減図書館に返さなくちゃいけない(延長に延長を重ねている。他に借りたい人がいなかくて幸い)。

 浜先生は愛を3個、提示している。
 ひとつはシャソンそんそん〜な恋愛ソング『愛の讃歌』の愛。浜先生はおフランス語が苦手らしい(イギリス英語は「第二の母語」らしい。シンクタンクの経済報告駐在員所長でいらしたからね)。ガンバって訳したよってのが本(『愛の讃歌としての経済』)に掲載されている。めっちゃ恣意の「思い入れ」が入りまくってて「傑作」だよ。いろんな邦訳があるんでそれをwebで探して味わってみるのも一興です。浜先生は越路吹雪さん歌唱版に言及しているけど、わたし個人の体験では加藤登紀子さん(おときさん)歌唱版が馴染み深い。といっても歌詞より歌唱っぷりしか記憶にない。それくらい「印象が薄い」し心を鷲掴みとはならなかった。どうも恋愛ソングにおいても写実なヘミングウェイ的な、ハードボイルド?な歌詞が好みらしいです、わたしは。自分の、いやなんというか、主観の「おもい」だけってのは吐き気は覚えないまでも、「それはあなたの感想ですよね?」な風になってしまう。それでも共感する、こちらの共感を喚起する「言葉の力」のある歌詞がないこともないんだけど、翻訳物はそれだけ不利って言えるかも。恋愛ものなら『萬葉集』でも読んだ方がマシ、というか「芯喰ったバッティング」かっきーん!って思いがします。
 ああ。「愛」の1個目だけで尺喰っちゃったよ(苦笑)。脇道大好き(おいおい)。

 2個目はアダム・スミスおじちゃん(当時は若かったハズだが)の最初の出版物『道徳情念論』(道徳感情論とも)を引用しての、端的に括れば「他者への共感」に基づく「道徳観」の提言を『国富論』(邦訳題としてわたしが適切だと思うのは『諸国民の富』の方。全般に論じるというより、現在目の前に当時あった「経済」の素描であり現実の経済に対して当時のイギリス政府が「どういう関わり合いを持つのが適切か」の政策提言の色彩が強い。「経済学」の祖先と考えるのは捉え方が浅すぎる、というのがわわたし個人の見解です。流石に全部を邦訳でさえも読み切れてませんけどね)との対比して、2番目の愛の例としている。
 3個目はペテロさん、ん?パウロさん?どっちだ。教会型キリスト教の始祖のおじさんがローマカソリック編纂の聖書(バイブル)の中に記述がある内容を「真に受けて」、至高の愛を取り上げている。……そんなに信仰に厚いんだったらローマカソリックだけで本を書けよ、と思わないこともない。わたしが不勉強ですでに上梓なさっておられるのかもしれない。

 それぞれをギリシャ語の「エロス」「フィリア」「アガペー」に対応させている……感じにしている。必ずしも対応してないようにわたしは感じる。なにより、3個に「愛」を分割する態度が(個人として)気に食わない。つまるところ、人間の分別、合理思考、知性?とやらが性質をとらまえて「分類」しているに過ぎない。一体だったり混ざり合ったり、逆に憎しみや恨みや怒り、暴力、犯罪、戦争ともごっちゃになりそうな「感情の渦」の構成要素となる、と思う。子供とか幼い存在とか守るべき!と保護欲にかられる対象には「無償の、見返りを求めない、自分を顧みない」愛情起因の行動には「我が生涯に一片の悔いなし!」(天に拳を突き上げるポーズ)は正当だろう、間違いではなかろう、誰も不幸にはしないであろう(多分。でも本当は「わからない」ことだ)。でもさー、無償の行動を「強制」される、愛だ愛だとやられることは多いんじゃない? わたしのこと愛してる? それだったら……、とか、俺の愛のために死んでくれ、みたいな「物語」は世間にざらに転がっているらしい。もちろんそれらが「つくり話」の娯楽や嘘話であって欲しいと願いつつ、他人の不幸は蜜の味、他人事の不幸はメシウマだったりもするらしい。……らしい……らしいってことにしたい(苦笑)。

 恋愛ソングで割と歌詞を覚えているのは、松崎しげるさんの『愛のメモリー』とか布施明さんの『君は薔薇より美しい』とかかなあ。杏里さん(現在はANRIさん名義で活動してるっぽい)の歌とか出してもピンとくる人はいないだろうから控える(苦笑)。

 浜先生が提示する以前から存在するギリシャ語の3個の単語……ゲーム『ウィザードリィ』の遺体を教会に持って行って大枚叩いて蘇生依頼をしたときの3個の掛け声を書いてボケようと思ったけど最後の「祈れ!」しか思い出せない……「エロス」「フィリア」「アガペー」とやらで分類すると恋愛ソング・ラブソングは「エロス」性、異性愛に相当するのかな? が主成分でなければならないらしい。はて? 人類愛ソングはラブソングではないのだろうか。というか「人類愛」って分類出来ない?アガペー扱いでおっけー? ……だいぶ「恣意」次第って気が改めてしてくる。

 ……あんまり浜矩子先生研究になってない。浜先生の「愛」の与太話……おっと失礼、上っ面だけの深入りしない分類主義をサカナに作文しました。つまるところ「自分語り」なんでしょうなあ。ってことでやっぱり「駄文」だわな(苦笑)。

 ちゃんちゃん。To Be コンビーフ。

(12023.03.21.火 追加)

082. "colabo"問題と離婚夫婦間ドメスティックバイオレンスと実子連れ去りや親権問題

 題が長い。

 『上泉雄一のええなぁ!』(ラジオ番組のYouTubeチャンネル)「オジキの裏ネタ」コーナー動画。
https://www.youtube.com/watch?v=H1KqikVkR-E
3月16日
須田慎一郎さん

 "colabo"と東京都との随意契約が東京都の内部の手続きに違反しているのだそうだ。

 DVと親権問題の「一方的な解決」スキームが若年女性保護に使われているとやら、ってのも興味深い。

 題に「実子連れ去り」って入れちゃったけど動画では扱ってません。延長線上、ってことで。

 家庭庁って、なんだか「ろくでもない」ことになりそうな予感しかしない。

(12023.03.20.月 追加)

081. 総需要の罠

 トラップというまでもなく、単純に物理の制約だね。
 供給(提供)を需要(要求)が上回ると、品不足・サービス不足・財不足から「お値段があがりまーす」と説明を受ける。品不足ならそうだろう。けどさ欠品しちゃったらそもそも商いが成立しない。つまり「お値段〇円(通貨単位は各国各地域それぞれに読み替えてね)」。

 値上がり〜からの〜値段ナシ!

 経済学の「需要と供給とその均衡」モデルでは「値付かず」をうまく解き明かしてくれない。株取引みたいな場面ばかりじゃないよね。玉子(鶏卵)が買えなーいなんてことはあるあるでしょ? 玉子に限らず、スーパーの特売品も売り切れちゃうよね。夕方遅くとか夜に行ったら目当てのものがない。なのでそもそも広告チラシを最初から無視するの策(なんの話だよ)。どっちみち広告されると殺到してレジが長蛇とか、嫌すぎる(笑)。

 輸入するにしてもなんにしても以下の制約があるよねー。

 総需要 ≦ 総供給

 言葉の定義で「総供給は、国内生産だけですぅー」とか言われちゃいそうだけど。まあいいや。
 で、「お値段が上がる」局面は
 総需要 > 総供給
の時だけよって言われる。うーん、欠品しまくらないとインフレーションしないの? ……そんなハズ、ないよね。本当に「足らない」ってなったら食い物だったら飢餓が生じるかもしれない。そもそも「均衡」どころじゃない。
 価格決定の「それなりの説明する能力」があるモデルであったとしても、利用するための「前提条件」というのか「制約」がある。そこはもっとマジメに、あらかじめ提示するのが誠実さというものではなかろうか。……まさか、これが「情報の非対称性」?(笑 こういう局面で使う経済学用語じゃぁない 笑)

(12023.03.20.月 追加)

080. 浜矩子著『愛の讃歌としての経済』

 かもがわ出版。2022年 令和4年。

 うっかり女子が浜矩子教の信者となるにはうってつけ、てきとーな名著。クリーム色のカバーにお花もあしらってあって、某お笑いのネタのように「かわいいねー」って言ってあげてください。

 「現実に一切目を向けない」で掲げる原理原則を丸ごと飲み込める、度量の広い人か、現実にそもそも興味がない方にお勧めのファンタジー作品です。こういう性質のまま死んでいけたらそれはそれでしあわせに違いない。そういう意味では愛のシンガー(らしいよ、知らんけど)エディット・ピアフさん(40代で早逝)の『愛の讃歌』が歌い上げるように、恋愛に生き恋愛に死ねたならそれはそれでしあわせに違いない。カソリック教の使徒パウロさんのように神への愛に生きて死ぬならそれもまたしあわせに違いない。目を閉じたまま、安倍晋三氏の経済政策と国防政策と外交政策に罵詈雑言を投げつけて溜飲を下げておればしあわせに違いない。悪口書けば買って読んでくれる読者という筆者と出版社にとっての「お財布」さんが大勢いるなら三方にとってしあわせに違いない。……何を踏みつけにし、何を犠牲にしているのか、目を閉じていれば気づかないですむものね。

 アジモフのロボット三原則をもじってなにやら三原則という、浜矩子先生が大好きな「掲げる原理」が小ネタとして出てくる。人工の創作物たる「ロボット」を天然由来な「人間生活の結果である経済」の「原理」だとおっしゃる。
 貿易の「原理」をWTOの掲げる「目標」そのまま流用する。
 現実を「原理」でどうにかできると思うところが実に「ファンタジー」だ。褒めてるよ。うんうん。

 意外だなあーと思ったのはSDGsやESG、D&I(ダイバーシティとインクルージョン)を厳しく糾弾してみせてること。あれ? 「そういうところ」は「身内」じゃなかったの? 新しい「原理、原則」は断固拒絶ってことらしい。まあわたしも「グリーンウォッシュ」とか詐欺っぽいなあとは思ってたから、はいはいそーですかーって思う。
 そういえば浜矩子先生はその昔、「EUは頓挫する」ってハードカバーのご著書を上梓なさっておられた(図書館閉架から引っ張り出してきてもらって読んだ)。「グローバリズム」万歳って能天気な人間でもないらしい。でも一方で「現実はみない、受け付けない」って文学姿勢なので、そこら辺の人間としての理論上の矛盾性が作文の「面白み」だなあった、わたしは思っています。

p.90
<エコノミストである著者にとって>

 自己認識が間違ってますよ、浜先生。
 アナタは年老いても「文学少女」で「ファンタジー作家」です。勘違いしちゃいけません。っていうか、自覚の上で「エコノミスト」と偽ってらっしゃるのか。ネタばれしちゃった?

(12023.03.20.月 追加)

 「3」に拘ってるところに、キリスト者としての、アクエリオンちっくな、ゲッターロボっぽい「3でひとつ」って気持ちが滲んでるようです。……ネタ?「3でナントカになる」ってアレの方だった?

(12023.03.20.月 追加)

 『愛』の名の下に、「無分別」な「互恵」詐欺の支配を受け入れ「奴隷」になりなさい、とはあからさまには書かれていない。話の持って行き方にファンタジー作家の技巧が冴えるのです。
 愛って言ってる割は、国際交易の3原則を掲げて「共感」とか言ってる割には、安倍晋三さん、菅義偉さん、岸田文雄さん、そして自由民主党は「蔑視」する「原則」は曲げません。国家防衛に対しても「軍国主義ガー」とかめっちゃアレルギー反応を呈していて、めっちゃ面白い。

 『愛』についてはあれもこれもとエビデンスを参照して引用してくるし、「物語」は「3びきのクマ」やらミュージカル「アニーよ、銃を取れ」だのシェークスピアの喜劇ラブコメ『十二夜』なんかを持ってくる割には、経済学の引用は控えめ。証拠出しにならない程度にしか示さない。さすが創作作家です。決して「権威」に頼らないのです。むしろ権威に逆らうのです。ん? 逆らってる? 表向きは、ね(苦笑)。1930年代通貨戦争とやらは出してきてもその原因や背景は一切語らない。なんておしとやかなんでしょう。

 AIとか「ロボット」とか付け焼き刃で語ってる道化ぶりはシェークスピア劇に倣った滑稽技術なのでしょう。たぶん。シェークスピア、読まないけどね。面倒だから。

 岸田文雄が安倍晋三さんほどには明確な軸がない、なので浜矩子先生の「罵倒」芸も湿気てる。勢い、今どき流行りのSDGsなんかも無理くり入れて、尺(ページ数)を埋めた、そんな「とっちらかった」感じの1冊になってしまってる、って点は「おしい」。

 ま。お年もお年なので、あまりご無理はなさらずにご自愛いただいて、これからも「愉しい」作文を元気に綴っていただければ、と思います。

(12023.03.20.月 追加)

079. 尖閣沖合@19日

令和5年3月。19日までの状況。

・領海侵入の状況。
15日 2隻
16日 4隻
17日 2隻

・接続水域入域の状況。
1日 8隻(産経新聞/八重山日報では4隻)
2日から6日 5日間 4隻(6日,八重山日報では3隻)
7日 3隻
8日から10日 3日間 4隻(8日,9日,産経新聞/八重山日報では3隻。10日,八重山日報では4隻)
11日から13日 3日間 2隻
14日から18日 5日間 4隻(14日,18日,八重山日報/産経新聞では2隻)
19日 2隻

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・他
 転覆した "新長發88號漁船" 続報なし。

(12023.03.20.月 追加)
 訂正。
 20日付19日分の八重山日報報道がなかったんで(19日付18日分の報道をみてた)記述を削除しました。
(12023.03.20.月 追加)

078. ゴリラ!ゴリラ!ゴリラ!スラングー!

 ロボットアニメ『亜空大作戦スラングル』。「ル」印象が薄いのは前期オープニングのせいね。

 あんまり力いれて見てなかったなあ。歌の印象とビーグルってロボット風乗り物の印象が強い。
 最終話だけみた。なんだろう1年53話の52話が最終回。53話は総集編。なんとも牧歌的。時代を感じる。

https://dic.pixiv.net/a/亜空大作戦スラングル

https://ja.wikipedia.org/wiki/亜空大作戦スラングル

 1983年。昭和でいえばうーん58年か。平成が始まる6年ほど前。
 最終話はなんとも「押し込め」すぎ。総集編をやめて2回に分けたらよかったのにね。シリーズ中には前編後編の2話構成が2回ある(1話と2話。8話と9話)。たぶん子供向けアニメーションで2話構成のウケがよくなかったんだろうね。わたしも飛び飛びにしか見てない。それどころか1話とかたぶん見てないし。

 「紙装甲」で名高い『装甲騎兵ボトムズ』(1983年 昭和58年。くしくも同じ年)のアーマードトルーパーATどころかビーグルは乗ってる人剥き出しだからね。まあボトムズは戦争もの、スラングルはいちおう対犯罪組織ものなんで装甲を比較しても意味はないか。

> 『スパイ大作戦』や『特攻野郎Aチーム』を参考に製作されたスペースオペラで、作中ではトロンやレンズマンの翻案も活用されていた、時代に早過ぎた感じもある作品。

 とピクシブの説明文にある。リーダーは「ナイト2000」の声のひとだし……時代に早過ぎたというよりは、『特攻野郎Aチーム』のが断然おもしろかったってことだと思う。ちなみにUSAのSF小説『レンズマン』もテレビアニメーションに仕立てられて放映されていた。原作ファンの友人は大いに怒ってたけどね改変改悪がひどいとかなんとか。原作は巻数が結構あるんでわたしはひとつも読んでない。宇宙パトロールもの。なんだか手の甲か何かに「レンズ」がついてるとかなんとか、そんな程度にしか知らない。

 犯罪組織「クライム」ってのと、設定としての「亜空」ってのが子供には馴染まなかったのか。いやいやまてまて犯罪者相手でヘンテコ宇宙空間なら『銀河旋風ブライガー』(1981年 昭和56年 全39話)ってのが先にある。1話を見返してもさして「悪い」ってこともない。
 たぶん一番の問題は「ロボットが明確に出てこない」ってあたりかもしれませんね。いちおうスラングル、スーパースラングルってロボがあるんだけど……毎回必ず出ていた訳じゃない気がします。そこら辺だよな、たぶん。
 ロボを出さない!ってほうに吹っ切れていたらまた違ったんだろうけど……きっと時代がそれを許さなかったのでそう。大人向けアニメなんてのも今も定着したとは思えないものね。少子化進んでるのに若年層向け、せいぜい大学か若い社会人向けの、「少年漫画」雑誌?「青年向け」雑誌からのアニメ化って感じだものね(とか書いていながら『峰不二子という女』とかわたしも観てないからなあ。弁解すると『妖奇士あやかしあやし』(25話)は全部観たよ当時に)。とかく「アニメ」は難しい。「ライトノベル」界隈で大人向けをこさえるインセンティブが生じないくらいに難しい。けど、ニッチなところにこそ市場はある、という気がしないこともない(てきとー)。テレビが「おわる」と共に「アニメ」も終わるのか、それとも媒体を映画からテレビ、テレビから別の何かに移して存続するのか、まあわたしが死んだ後のハナシって気がします、それが判明するのは、ね。

 dアニメストアは、とりあえず良いですね。打ち切りバンザイ!な『宇宙戦士バルディオス』もタイトルにありますし。残念ながら『ぴゅんぴゅん丸』とか白黒時代の『オバケのQ太郎』とかはないっぽいけど。

(12023.03.19.日 追加)

077. 『ガンスリンガーガール』

 1期。
 わたし個人は(前にも書いた気がするが)歌を取って2期が好き。というか2期から入った。多田葵さん(『カウボーイビバップ』の。歌もいいよねーって思ったら後にソングライター業に進んだ)いいよね。

 音素、というのか、音楽性からすれば1期はとっても優れている。「当たらなかった」らしいけど。あの「静謐な」作品全体に流れる「雰囲気」は、他にない、かけがえのない、ひとつの「至高」だ。地味なだけにそこが伝われなかったんだろうな。当たる、ヒットするためには下品に媚びて吹聴しなければいけないのだとしたら、それがイヤって人の気持ちはわたしはよくわかる、気がする。一方で下品にオーバーなやり過ぎな売り文句でヒットを目指す人の気持ちもわからないではない。けど、わたしはそれを「侮蔑」するんだろうなって気がする。この定義からすればわたしは多田葵さんが歌を担う2期を侮蔑しなければいけないハズなんだ。でも、嫌いにはなれない。お目目パッチリな作画に違和感を覚えても、物語全体の、悲劇的なオチを、嫌いにはなれない。

 2期に比べて、1期は「至高」だ。

 これは紛れもない。間違いない。
 でもわたしにとっては「2期」から始まったのだ、と。

 実は夜中に放送されていた1期を、一度か数度か、オンタイムで見ていた……気がする。でも作品の価値を理解し評価するには刹那のチャンネル変更では不可能だったのだと思う。眠かっただろうし。
 「価値」を正当に公平に評価するにはコチラに余裕がゆとりが不可欠なのだろう。眠くないとか。繰り返し視聴し確認出来るとか。

 ま。「耳が先」なわたしが、1期のエンディングソングを当時は「耳にしなかった」ってことが看過の原因だったと思うよ。あとづけの理由づけでしかないけどね。

(12023.03.19.日 追加)

076. 『モスピーダ』

 『機甲創世記モスピーダ』がわたしに与えたインパクトは、変形するオートバイ(モビルアーマーちっくなバックパック)のメカさよりも、エンディングのブルースっぽい感じだった気がします。いい歌だよね。
 1話で「進化せよ」と言っている。出オチだ。そこに気づけるほどの賢しい子供でもなかったわけで(しかも「フリ逃げ上等」な打ち切りってのは結構ザラだったしさ。気にしなーい気にしない)。
 でもさ、子供作品(しかも、確か日曜午前だったよなーこれの放映って)で、ジャズだブルースだってのは挑戦だよね。
 1話で、ラブコメ感がいきなりフッ飛ぶところが衝撃っちゃー衝撃か。バーナードさん以外は、全滅だものなあ。

 「モスピーダ」の先進性は、1画面を分割して見せたりするところにもある、かもね。「Z(ゼータ)」で画面分割やってたけど、あれよりも早いよね。ま、セル彩色だった時代なら何でも「型」にとらわれず表現を野放図に試せたって面もあったかもしれませんね。コンピュータ作画の良し悪し、生産効率を思えば有利だけど、表現の幅を最新鋭の技術が狭めてしまう面もあるのかも、しれません。……あと20年50年過ぎたら「馴染む」んでしょうけどね。

 東映動画、タツノコプロ、滅び去った虫プロに新鋭日本サンライズ(現在のサンライズ)で育ったわたしという人間なので(他にもいろいろあるけどさ)、CG以前の作画って「なごむ」わー。ほんと。

 ……『撲殺天使ドクロちゃん』とか。

 あ。ちなみにオープングの主題歌は、歌詞のつくりが杜撰。以上。って感じです。単語の重複は避けなきゃね。せっかく格好つけても台無しだよ。ほんと。
 売野さん(作詞のひと)調べたら当年御歳72とのこと。昭和では売れっ子作詞家だったっけ。今も書いてらっしゃるのかな。

(12023.03.19.日 追加)

075. 国会議員の除名処分

 端的に言って仕舞えば「弾圧して『独裁体制』を敷く、道具ともなるよねー」って懸念でしょう。
 それが「ない」、「起きない」とは言えない。だからこそ、1院体制ではなく、衆議院と参議院を置いて担保している、という面もあるんじゃないんですかね。

 一人を除名できるからって、少数をたくさん一挙に除名できるか、といえば……議員の90%くらいが単独の政治結社所属の議員で、しかも個々人の結束がめっちゃ固くて少数の政治結社議員や無所属議員をビシバシ除名!ってやれるか、とえいば疑問符が付く。
 たとえば社会民主党の福島瑞穂議員を「弾劾だ!」ってやって「除名だ!」ってするには、どれほどの手間がかかるか。そして、たぶん、ざっくり考え推移を想像しても「完全に無理筋」だとしか思えない。国会議員としての最低限の義務は完全に果たしている、そんな議員をいきなり除名には「しようがない」。
 だから、今回の、えーっと、何て名前だっけ?ひがし……ナントカさんは、健康面で問題がある訳でもなく、国会出席という(いまのところ)最低限は国会議員資格を持つ人間が果たすべき義務を果たさなかったのだから(これまでの、許容してきた時間を踏まえても)妥当としか言いようがないでしょう。
 「除名」事実をもって極端な使用を想像、いや、妄想?するのは、どうなんでしょうか。
 心配なら、「枷」をはめる議論をなさってみては?

 国会を「リモート会議」方式で開催するようにしてはいかがか? というお話もある。COVID-19の状況からそういう検討も国会の中でなされたそうだ。

・参考動画。
https://www.youtube.com/watch?v=2vlHnoHx35E
渡瀬裕哉さん、内藤陽介さん動画。

 ”OA”、"IT"、そして"DX"(D=ダメな、X=クソ)と、「誰かのメシの種」の掛け声倒れは繰り返された。
 「明治維新」くらいのノリと意気込みと「やっつけ仕事」感がないと、仕組みも体制も状況も、変えられないのかもしれないですね。

(12023.03.19.日 追加)

074. 流動性トラップ

 技名みたいでカッコイイ! ……って「つぶやく」に書いたっけか。

 説明を読んだけど要するに「流動性」を際限なく提供し続けたらインフレーション誘導の効果が飽和してほとんどなくなるよねーってことらしい。
 流動性トラップ、イコール、経済活性ストップ、みたいな?
 ただし、「働きが思ったほどない」ってだけで長期間かければジワジワと効くらしい。

 流動性を供給するってことは投資を通じて供給サイドに働くと共に、需要サイドの「買うための金」も増やす……んだけど「待ってた方が良いしなが売りに出る」って思えば「いまは時期が悪い」ってハナシになるんじゃないのかね。モヤシやレタスなら買っても買わなくてもいいけど、マンションとか一戸建てとか「いいもの」が買えるんだったら「待つ」よね。なんだか最近は個人所有乗用車とか納品が「だいぶ先」になるんだってさ。すぐ使いたい人だったら新車購入の余力がある人だって中古でいいかー、すでにモノがあるし、ってなったりするんじゃないかな。そうあんると新車購入者は減るんだろうね。自動車に興味ないからどうでもいいっちゃいいんだけど。自転車(ロード)は好きだけど、ぽんぽんホイホイ買い替えるもんでもない。フレーム(車体)の耐久年数は10年くらいだろうか。どのみち部品は壊れたらチマチマ交換するのが普通だからなあ自転車の場合は。

 流動性ストリップとか言い間違えると椎名林檎さんのふるーいアルバムの名前みたいになるね(どーでもええわ)。
 流動性ストラップとか流動性ストライプとか流動性ストーブとか……あとは、えーっとえーっと……流動性ストップマイラ〜ぁブって尾崎亜美さんかよ。流動性ノンストップ(笑)。まあ、景気の様子見合いで流動性供給はするんで。調整加減のつまみの捻り加減のコツの話ってことなんでしょうね。

 ちなみに日本語の一般名称は「流動性の罠」。
 「の」って挟むところがどうにもなあ。
 英語だと liquidity trap。
 厳密な言い回しの定義はウィキペディアでも参照のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/流動性の罠

https://www.smd-am.co.jp/glossary/YST3504/

(12023.03.18.土 追加)

073. 『トライガン』

 古い方。1998年、平成10年版。
 新し方(2023年、令和5年)は冒頭から苦手。なんだろうこのネタバレ感(笑)。砂ボコリっぽいところから始まらないとトライガンじゃない(笑)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/鶴ひろみ

 亡くなってるんだね。たぶん当時、『ドラゴンボール』のブルマ役ってことの報道がメインだったんだろうな。
 『トライガン』では保険屋さんの調査員みたいな役柄の先輩の方。後輩はこの人。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ゆきのさつき

 古い作品なので昔の名前で出ています、な「雪野五月」さん。『犬夜叉』(2000年、平成12年)で『ガン×ソード』(2005年、平成17年)で『フルメタル・パニック?ふもっふ』(2003年、平成15年。なんで「ふもほっふ」なんだよ。「フルメタル・パニック!」シリーズ(2002年、平成14年〜)でいいだろ)な売れっ子ですな。『トライガン』『ガン×ソード』での演じ方が地味でヨイ。

 観たことがなかった劇場版(2010年、平成22年)も見た。長かった。けど本編というかテレビの話から道立したひとつのエピソードって格好だったので面白いは面白かった。
 なんといっても、カタキ役の声に聞き覚えが……調べたら『ブラック・ラグーン』のダッチさんではありませんか!

https://ja.wikipedia.org/wiki/磯部勉

 『ヨルムンガンド』(2012年、平成24年)のふとっちょ、ブックマンさんでもあるのですね。
 アニメ声優さんというより俳優さん。洋画吹き替えの方が仕事としては多いっぽい。

 ……公開年、いちいち調べるの、めんどー。でもまあ、ググれば見つかるっての便利で助かるよねー。公開年も合わせて眺めると、それはそれで時系列も感じられて面白味が出るやもしれませんし……うーん。

(12023.03.18.土 追加)

072. 『タイラー』その2

 たったのツー・クール26話。なのに連チャンで観るのはツラい。これが『トライガン』だとへーきらしい。この違いは何か。

 ……結局、オープニングとエンディングの歌に愛着が抱けなかったし今も抱けないってことなんだと思う。
 悪くないよ。悪くないんだけど……くちずさみたくなるほどの魅力はない。そして「次回もアレを聴きたい!」って思わせられていないわたしにとっては、苦痛で苦行になってしまうらしい。オンデマンドだと物語の頭出しの勘所が掴めてないから「オープングを飛ばす」とか出来ない。これはわたしの技能能力不足だ。作品のせいではない。思えば元々視聴した時だってビデオで録画しておいて「歌部分」は飛ばしてたような気もする。魅力がない。歌に。たぶん歌をテレビサイズに縮めた編集に原因があると思う。「音と映像に」と毎回最後に書くくらいなら「テレビの尺に合わせた別録りアレンジにこだわっとけや、ぼけぇい!」と思わないこともない。

 タイラー艦長ばりに「やわらかい」感じのバッシュさんの方は、無論『無責任艦長タイラー』より後年の作品だから、先輩がたの果実を得た上でそれを土台に成り立ってる面があるのだから、むしろ優れているのは当たり前の話ではあるのだが、やっぱ『トライガン』の歌は、いいわー。BGMもいいわー。オープニングも、エンディングも、毎回聴きたくなるもの。繰り返し発表される「連続もの」としての作品の「繰り返し、固定部分」の大事さをあらためて感じる次第です。『ヤッターマン』シリーズの(違うぞ。それを言うなら『タイムボカーン』シリーズだ)「ワンパターン」は癖になる。観てる方の「待ってました」の期待がかなう。期待って大事よね。商売でもリピーターって大事じゃん? それって、「期待」じゃん?

 『すぐに稼げる文章術』著:日垣隆 幻冬舎 幻冬舎新書 14 2006年 平成18年 を図書館から、なんと!、初版を借りて読んでいた。
 日垣隆さんってどういうひとなのかなーってググったら、『すぐに稼げる文章術』は剽窃案件で再版以降は剽窃部分が改められているのだそうだ。おお。確認したら「割とどーでもいい」部分でなんだか拍子抜けした。まあ文章の根幹だったら「絶版、回収」コースだったか……盗み、ダメ、絶対!
 日垣隆さんファンにはこの本の評判は芳しくない。名前すら知らなかったわたしの妄想だけれど、この本の企画自体が出版社主導で、出版社が手数を補うから「名前だけ借りた」くらいの勢いで出版社と著者とスタッフが「共作」したんだろうなーって。だから全体としては「とっちらかって」いて日垣隆さんファンからしたら「日垣隆っぽさがない」って印象になるんだと思いますよ。
 まとまりがない、読者を誰に想定しているのかさっぱりな、「つぎはぎ」本ではあるとしても、ところどころの断片には、価値があるとわたしは読んで思いました。……ってもだいぶ「無理を強いる」理想なところが相当数ある(苦笑)。それが実践できてたらそらぁ「食える」文が書けるわ!と、ツッコミ入れたい気分になれる、そんな好著です(ほめてるの?けなしてるの? エンゲルスみたいになってきたな、ってそれは田中秀臣先生の動画の中の発言のパクリ)。

 これを引いたのは、「それで、それで!」って読み手、あるいは映像作品、音楽作品であれば視聴者や聴衆が、個人の主体の側から関心を寄せてくれるような質や方法、ありかたを提示してみせるってことはあらゆる表現、商売、端的に「経済活動」や「人が生きていくこと」の一番根っこの部分……って思ったよ、ってことです。

 『無責任艦長タイラー』の、物語としての内容は、わたしは好きです。だって、テレビ放映当時、欠かさず観てたもの。ただ、テレビ版程度の尺の歌、エンディングもオープニングも、の方は「なんだか中途半端」って今改めてみても思います。そしてそれは連チャンでの視聴では「苦痛苦行荒行修験道、インド人もビックリ」ってな感じです。えも言われぬ「みたくなさ」です。本編は観たいのに。

 それだけ「つかみ」は大事だよねーって、改めて思った次第です。

(12023.03.18.土 追加)

071. 原子力爆弾

 種ともこさんがむかし、『ゲンキ(元気)力爆弾』とかいう歌をだしてたねー。

 原子力爆弾は「生鮮食品」みたいな面がある。
 イザってときに爆発するように、機能を担保するための維持コストは嵩む。鉄砲の弾丸なら「替え」が大量にあるし、不良品が多少まざってても(陸軍歩兵からしたら「ざけんな!」な話だが)2発目3発目が炸薬炸裂するならまあだいたいオーケーだ(オーケー、じゃねーよ!)。
 鮮度がが大事。そして鮮度を保つためにかけるお金がいっぱい必要。

 作るのもタイヘンなのはIAEAが厳しい監視の目を向けているばかりでなく、技術面でタイヘンだ。高度な技術を運用して「火薬」に相当する「核分裂物質」を重さを頼りに寄りわけたり、集めすぎていきなりドカーン!ってならないように分けて置いたり、核分裂物質を一挙に「1箇所に集める」ようにぐるりと爆薬めぐらしズレないように同期させてドン!とやる仕組みづくりも面倒だ。

 せっかく作った虎の子が誰かに盗まれないようにしまっておくのにもコストがかかる。カネカネカネである。

 そんな次第で、そんじょそこらのテロリストやパルチザン、ゲリラが「手にする」ことは難しい(できなくはないとは思うが)。国家運営規模のカネがいる。たぶん。

 パワー・オブ・バランス、『力』の均衡って意味ではハンムラビ法典ばりに、等価の軍事兵器、軍事装備は対抗手段として必要だ、ともいえる。けどこの概念としての「力の均衡」理論は、理屈としてはその通りだろうとは思うものの、国家規模や国内資源(物質・鉱物のみならず、人材に経済情勢などなどなど)にそれぞれの国ごとの「個性」がある。となれば「力の均衡」はこと軍事力だけで言うことは間違っている、といえると思う。国家としての総合力……これもだいぶ曖昧な概念だ、計量できそうもない、いろんな「ものさし」をあてて測るよりない感じだが……外交力や貿易を通じた経済「支配」力、国家としての抗堪能力、国家耐久力なども絡まってくる。

 「使えない兵器」。核爆弾を失敗した兵器と考えてみても、見立てとしはそう間違いではないのかもしれない。
 そういえば「火薬」って、原材料の品が尽きるってことはいまのところ起きてませんね。今後も火薬の材料やミサイル燃料の原材料は地球に豊富にあるんでしょうかね。

(12023.03.18.土 追加)

070. 物価高、物価安

 経済学曰く、通貨価値が下がる・物価が上がるんだったら「溜め込まずに使う」、通貨価値が上がって物価が下がるようなら「買うのを先送りする」らしい。

 一応そこには道理がある。理屈は通っている。気はする。

 でもさ。
 耐久財とか高額品とかならそれもわかる。
 わかるけど、買いだめの効かない食べ物とか物価高の見通しだからってじゃかすか買わないよね。逆に先々安くなりそうだからって今買わないってことはない。確かに夕方とか夜とかのスーパーには値引き品、見切り品、あるいはおつとめ品なんてラベルが貼られて廉売されるとつい買ってしまうこともあるけど。

 理屈は理屈でわからなくはないけれど、なんでもかんでも理論通りにはいかない。長期とか高額だとか耐久財とかなら、たぶん、筋が通る。理論通りになるんだろうなって思う。けど、耐久財って別に買い替えなきゃならん必要性は低い。壊れたとか使えなくなったとかならわかるけど。衣服や靴とかめっちゃお洒落さんなら年に一度使うか使わないかしれないものもストックして「タンスのこやし」とやらにする道もあるんだろう……けどなあ。

 結局のところ、暮らしていく、飢えたりしないで生きていくためには「やりくり」するよりない。収入不足が問題なら転職や副職を増やす手立ても必要となるだろうし、出費をどうにかしたりするよりない。
 人の一生の期間が「マクロ経済」の時間スケールなのかどうかよくわからない。10年単位なら十分に一生の時間スケールに収まるだろう。50年とか100年とか、中途半端に60年とかだと微妙だろうか。マクロ経済学が100年や1000年の経済変化を対象にしているかどうかは、歴史を扱う経済研究以外では存在しそうにない。地域性(土着性)も重要で重大な要素だろう……けど結構そこら辺は「暗黙の前提」だったり極端な「抽象化」して地域固有は「無い」こととして扱ったりしてるらしい。

 食品消費税込み150円程度だったMSサイズ鶏卵が食品消費税込み250円くらいになったとしても、底値を探し回る手間と時間と神経を消耗するよりも、他をケチって、あるいは使用頻度を下げて、当面は対処する。マクロ経済学における「短期の経済状況」の一断面、ごく小さい一つの例。短期だろうとマクロ経済学は「全体」「総量」ある地域の中の「マス」を扱うので、食事の材料だろうと高額商品、耐久財だろうと「全部まとめて」扱わざるを得ない。

 なんというのか、実際からの理論の乖離の芽は、そういうとこらへんにある。そんな気がしてなりません。……ってまだ山形浩生さんの本が読みかけなので(クルーグマンの書き物の翻訳と紹介のあたりに差し掛かっている)自分の中で "何か" が未消化のままグルグルしてるような気がします。気がするばっかりだな(苦笑)。
 ついでに書くと、まだ『マンキュー経済学マクロ編』も途中。ちょうど「短期経済現象は、古典派経済学がモデルとして描く長期経済現象との『乖離(ズレ)』である」みたいな「与太話」を我慢しつつ読んで付き合っている。ああ、めんどうくさい。

 とりあえずおしまい。

(12023.03.17.金 追加)

069. 箪笥預金

 この語はあまり漢字で表記しないね。「タンス預金」。
 タンス「貯金」と言わないところがミソか? 貯金は「貯金箱」って立派な?単語が既にある。
 預金というけれど実態は、江戸時代のような「カメに詰めたぜに」に近い。普通預金のように利息はつかない。当座預金のように取引に即使えるわけでもない。名ばかりの「預金」だね。

 銀行に預け入れても利息はつかない。むしろ銀行倒産したら、ある一定の額までは保険が保障してくるとしても引き出しに手間がかかるおそれはある。各種引き落としに使うのでなければ「現金は手元に置こう」ってなるのは自然のなりゆきな気はします。

 これが、「国営」の「郵便貯金」が健在であれば、まあ、とりあえず、町の、村の、郵便屋さんに預けとくかーって戦前、戦中、戦後の庶民の気分が働いていたかもしれません。その意味で、小泉政権は「手元に置かずに預け入れておく」ことを止めさせる「トドメ」だった、という見方もできるかもしれませんね。金融自由化はつまり投資自由化であり投機自由化だった。野放図で「ルール無用」な、証券会社、投資会社、銀行といった「情報強者」、立場の強い側が個々人の「情報弱者」投資家、投機家を「食い物(手数料とかふんだくるって意味ね。詐欺じゃないらしいよ)」にした。それは土地価格上昇時代に土地を担保に「無理やり貸し付ける」銀行産業の残した残照のようなもの、と考えるとある一定の納得が行く、かもしれない。

 ナントカと言って、投資をやたらと行政府は誘致する。でもそんなのするくらいなら、国が個人に向けてダイレクトに金融商品「国庫債券」をインターネットで販売したらいい。中間搾取の銀行等が手数料を「掠め取る」ことすら腹立たしい人間が政府の口車に乗ると思ったらとんだ甘ちゃんだ。そう思う。

 預けず投資や運用もせず、新規事業の資金にでもタンス預金は使えばいいか。「自分への投資」だ。そう思えばタンス預金だって十分に意味がある。外見上だけから悪いことのように言われる筋合いはひとつもない。

(12023.03.17.金 追加)


 おまけ。
 「タンス預金」といえば、個人の、つまりは経済用語「家計」のものだと思われがちだ。
 でもさ。企業だって「タンス預金」してるよね?
 日本(公共)放送協会はたんまり受信料「タンス預金」を蓄えて、一大企業城下町を形成しているじゃない?
 額面の大きさ、経済全体にたいする影響を思えば、よっぽどソッチのが問題だ。そうわたしは思うよ。
(12023.03.17.金 追加)

068. 『ゆるめいつ』

 あれ? いつの間にやら『ゆるめいつ』を視聴している。一番最初のOVAのやつ。
 「3でぃ」の方は2期ともみてたんだけど、OVA版はみたことがなかった。
 彩色が淡くて、こんな風でも目ぱち口ぱち微妙なカメラワークとかなり良い。
 音も良い。
 松来さんの演技っぷりが良い。

 続けて「は?」の方を見る。こっちは「ふつー」。ありきたりな作画だなあ。あるあるな作画。定型な表現で……うーん。「3でぃ」のエピソードか。冒頭でしっかりもの妹来るし。

 松来さんの絶叫!とか。ほんとうに惜しい方を……貴重な魔法の棒っきれ(おいおい)。

 ……そしてうっかり『ルパン三世』第1シーズンを数話みる。リンダの手前まできた。どれも面白いんだよなーファースト・ルパン。

 なんかいくつか劇場版とかOVAとかも見られる(作品名は面倒だから列挙しない)。連続ものを連続で見るの、もうなんか集中力が続かない、そんな歳になったんだなあーとしみじみ思うのである(そもそもテレビでアニメ観てた頃だってご家庭用ビデオデッキを占有した以降は「流し見」してた気はするが)。

 ……こんな書きっぷりでオチてるんだろうか。こころもとない。

(12023.03.17.金 追加)

067. 元気を貰ったあの食事

 日々、元気を貰ってるわい! なんだよ「あの食事」って! ……目につくものみな、傷付けた〜あ〜あ〜わかってくれとは言わないが〜(懐メロかよ)。

 ……落ち着け落ち着け。はぁーはぁーはぁーはぁー。

 食事って、それ自体が「元気」の源じゃん? ご飯が食えればなんでも出来る。行けばわかるさ! いーち!にー!さーん!だぁーっ! ……馬場の図体に比べて小柄なお兄ちゃんからしたら(馬場さんはピッチャーだったしね。猪木さんって生い立ちからして「雑草魂」の塊だよね)「元気」くらいしか、やる気、元気、あとは言わない、そんなのしか財産というか資質というか、なかったんだろうなってことを思うと(わたしはジャイアント馬場選手ともアントニオ猪木選手とも、一切のプロレス選手に対しても「距離を置いて」る。ジャンボ鶴田さんか小橋建(健)太さんは割と好きかもだけれど、対象としては客観であろうと思うよ。うん)猪木さんは死ぬまで一生涯、「虚勢を張って、張り続けて」いたような気がします。
 それを思うと日々「飯が食える」ありがたみを感じます。

 元気をもらえないような食事は、そもそも食事たる資格なし。

 食事の充足感とともに摂食した材料は、地肉となり活力となる。ただそれだけの現象だ。

 食事の人に語り聞かせられる「ちょっといい話」を募集するのであれば、まあなんというか、工夫する努力が足りて、なくなくなーい? って思ったよ、というお話でした。あれぇそうだったっけ? そうなの! おしまい。

(12023.03.17.金 追加)

066. 尖閣沖合@16日

令和5年3月。16日までの状況。

・領海侵入の状況。
15日 2隻
16日 4隻

海警1102
海警1305 with 機関砲らしきもの
海警1301
海警1401
16日(17日八重山日報報道)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20478


・接続水域入域の状況。
1日 8隻(産経新聞/八重山日報では4隻)
2日から6日 5日間 4隻(6日,八重山日報では3隻)
7日 3隻
8日から10日 3日間 4隻(8日,9日,産経新聞/八重山日報では3隻。10日,八重山日報では4隻)
11日から13日 3日間 2隻
14日から16日 3日間 4隻(14日,八重山日報報道では2隻)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・他
 転覆した "新長發88號漁船" の続報なし。インドネシア国内報道の探し方が思いつかん。

(12023.03.17.金 追加)

065. 尖閣沖合@15日

令和5年3月。15日までの状況。

・領海侵入の状況。
15日 2隻 (海警1301,海警1401)

・接続水域入域の状況。
1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
2日から6日 5日間 4隻(八重山日報では6日は3隻)
7日 3隻
8日から10日 3日間 4隻(産経新聞、八重山日報では8日、9日は3隻。10日は八重山日報では4隻)
11日から13日 3日間 2隻
14日から15日 2日間 4隻(八重山日報報道では14日は2隻)
(海警1102, 機関砲らしき海警1305,海警1301,海警1401)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・報道
15日(八重山日報16日報道)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20475
 ヨットの話が興味深い。
 領海侵入船舶。
海警1301
海警1401

 接続水域航行船舶。
海警1102
海警1305 with 機関砲らしきもの
海警1301
海警1401

・他
 転覆した"新長發88號漁船" の続報はないようです。
 不明6名と船舶回収が気になります。

(12023.03.16.木 追加)

064. 観客と視聴者

 映画作品に対して視聴、視聴者と言われたり書かれたりすることに違和感を覚える。

 わたしの中でたぶん「映画」という表現媒体、メディアが特別の場所を心の中で占めているからなのだろう、と思う。

 それはおそらくビデオテープやDVDやブルーレイが一般化する以前に、ご家庭にビデオデッキが「普通にはない」時代を生きた経験がこういう言葉の価値観や意味づけを根幹に置かせているのだろう。

 イマドキなら、ブルーレイどころかオンデマンド(最近この言い方も廃れたらしいが)でグローバルインターネットごしにパーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレットでの視聴が容易になったから「映画」のタイトルでも鑑賞や劇場における「観客」のような言い回しを発想し得ないのだろう。
 だから「視聴」や「視聴者」の方がフラットで「色の付かない」率直な物言いだ、と言えるかと思う。

 それでも違和感がどうしてもわたしのなかで押しのけられない。

 わたしだって、テレビを「視聴」してアニメーション作品やドキュメンタリ番組を見てきた。クイズやバラエティ、演芸は「参加する」って感じかな。視聴でも鑑賞でもないな。もはや古い思い出の領域だけど(テレビは、うちの場合は物理的に「死んだ」し)。

 劇場という暗い場所、限られた時間に自ら「閉じ篭りに行く」態度が「観客」にはある。……子供時代を含む若い頃は試写会なるものに盛んに郵便ハガキを送りつけ応募に勤しんだものだった。比較的都会に近く試写会場に行きやすかった事情もある。たまーに劇場招待券が当たることもあった。でも試写会でみた作品の方が印象深く覚えているような気がする。……箸にも棒にもかからないのも……けっこうあったけど……多分忘れ去って題名も思い出せない気がする。
 暗い箱(劇場、試写会場)から解き放たれて、今は垣根がない。こういう状況だと『機動戦士ガンダム』がなぜ劇場版として再編成、作画描画の手直し、そして映画となったのか、その文脈がいまの時代では「ちょい分かんない」ってことになりそうな気がする。テレビからすれば映画ってあり方そのものが特別で「一段上」のある種の憧れ、みたいな要素があった……テレビが台頭する以前は映画って「週末の娯楽」か「盆と暮れの娯楽」みたいなものだったらしい。大正とか昭和の冒頭期とか。明治末に生まれたばーちゃんから聞いた程度の見聞だけれど。

 わたしは入ってないがアマゾンプライムだとかなんだとかは、ついに映画も作っているらしいと聞く。そういえば『デビルマン クライベイビー』はそういうオンデマンド動画配信業者の作だったはず。いまやアニメーションも主軸はオンデマンドか。わたしもバンダイチャンネルとかdアニメストアとか利用してるしなあ。あれほど苦労して手に入れた、『勇者王ガオガイガー』の見逃し回の1話の入った2話1巻のVHSビデオテープ、わざわざ秋葉原の実店舗まで赴いて見逃し数年後に「脳内補完」した、あれは今となっては良い「苦労の思い出」とでもラベルを貼っておかないとわたしが報われないわ(笑)。

 なんやかんや書いたけど、もっぱら自分語りな訳だけど、結局のところ「言葉は、それを使う人間に従う」のだから、この個人の中の懊悩は、わたし個人がひとり担うべきわたし自身の性質、気質ってだけのことだ。それを告白しておくことは、まあ、似たようなもやもやを抱える人に何かしらの参考や役立ちになるのかもしれない、という期待を込めて(という言い訳を最後にして)書き終えたいと思いますです。

 ちゃんちゃん。

(12023.03.16.木 追加)

063. ギャグアニメの系譜

 『無責任艦長タイラー』をちまちま見ている。……当時、たしかに欠かさず観てたけど……きっついなー。超スキーってことでもなかったから。そもそもアニソン好きのわたしがオープニングもエンディングも「誦じ」られない程度の、わたしにとっての虚無な「空気」感、それが『タイラー』だったなあ、と改めて痛感している。
 「戦艦」ものなら、『ナデシコ』の歌のが記憶に残ってる……いや『ヤマト』ならOP/EDどころか沢田研二れるよ?(おいおい)

 タイラーを見直して思うのは、これは高橋留美子先生式のギャグだってこと。
 『うる星やつら』『めぞん一刻』型の、作画デフォルメが形式化して伝承しているって、観てて思う。
 まあ、そんな「御託」を並べたらギャグはすべて「少女漫画の緩急が元祖」とかって論じないといけなくなりそうなんで深入りは回避します。ふっるーい少女漫画ってのも少年漫画同様に味わい深いんよね。少年もので言えば『いなかっぺ大将』とかマジとギャグとの塩梅が絶妙でいいよね。いま、みれんのかな。古い作品で『もーれつア太郎』なんてのもいい。わたしが中学前後に流行ってた『エースを狙え』ってのも、古い方をいまどきみたいよね。ギャグから外れてるぞ(苦笑)。『エースを狙え』のモブの描き方が当時の雰囲気を色濃く香らせているかとわたしは思うよ。歌とか好きだし。『新・エースを狙え』のほうの歌も好き。いいよねー、あれはリリンが生み出した文化の極みだよぉ〜とか言いたい(笑)。

 戻すと、タイラーに発見するギャグ表現は、テレビアニメーションの『うる星やつら』に見付けられるあれやこれやだと指摘することが出来るかと思う。……そもそもタイラーの登場人物は、それぞれ全員「エッジの効いた」キャラ立ちした造形が先にあるように思うし、それらは「タイラー以前」の諸作品の分析と研究の(無自覚の)成果だ、と言い切って差し支えないと思う。……屁理屈を捏ねれば、駆逐艦に海兵隊と航空隊が同居する艦隊運営は「ありえない」って思う。たとえ宇宙空間の艦隊編成であったとしても。
 思い出していただきたいのは『宇宙戦艦ヤマト』だ。
 加藤以下の航空隊が所属しているのは大和がヤマトとして宇宙にあるからだ。「戦艦」というカテゴリは大砲を打ってなんぼな存在でしかない。『さらば(以下略)』で騎兵を養うことになったのは救出して艦内においたからに過ぎない。戦艦は「作戦行動」のためにそもそも船が設計され建造され、「機能」のために運用される。それを思えば、タイラーの「そよかぜ」はバラエティのために用意された舞台であったとしか言いようがない。「茶番」のための舞台・道具立てってことだ。……娯楽として面白いんだけどね、そこが。

 とりあえず、オープニングの主題歌が終わったあたりで「いってみよー!」って掛け声が、本作の、『無責任艦長タイラー』テレビ版の「すべて」を表現している、と思う。ほんとうに「よいシナリオ・台本」だってわたしは思います。とにかく1話1話破綻なく無理なく、おさまるところにおさめるように描き切っているもの。この感じ、『ど根性ガエル』っぽさをわたしは感じます。前半後半15分でお話がオチてたんだよね、あれ。『うる星やつら』の初期と同じ形態・様式。でも『うる星やつら』と違って最後まで15分(およそ)1話完結を徹底していたってところに価値と意味を覚えます。お話作りって大事。

 ま。ともかく。
 『無責任艦長タイラー』の「生まれた文脈」と「当時の社会における意味」とは、文芸評論めいた学術の対象として申し分ないんことでしょう。……実際に「学問領域」に取り上げられるのはまだまだ「先」でしょうけどね。静止的な文献と違って時系列に沿って追体験を時間共有でせざるを得ない動画あるいは音声コンテンツは部分の引用摘示など不便も一方で存在する(どう考えても「たいした問題じゃない」って思うが。作文としてはけっこう難儀だし、非実在的な障壁って言えるかと思う。「みえない」壁は、打ち砕くになかなかに難儀であるらしい)。

 ……セル作画時代に用意だったデフォルメ表現は、こんにちのコンピュータ作画ではどこまでやれるのか。
 「今」が問われているかのように、古い作品を鑑賞してジワっと感じる「問題点」らしきものを娯楽の裏面にみたりしてね。

 オチがとくにないなあ。まあいいか。

(12023.03.15.水 追加)

062. 「布教」

 オタク気分でうっかり一般社会、たとえば職場で、ウケを狙って言ってしまって、ガチでマジな宗教勧誘と受け止められてドン引き……ってことは、オタクあるあるだよね……だよ……ね?…………あたしだけ?……………………あたしだけか…………。

 ま、それはともかく(切り替え早っ)。

 漫画や小説、DVD・ブルーレイ古くはビデオ媒体を「三つ、買う」ってネタを鉄板だ、って思い込むのもオタクの癖でしょうか。保存用、観賞用、布教用……布教ったって親しい間柄のアイツらに貸したり借りたりって、そんな程度の意味合いじゃん……ガチでマジの、宗教布教をするなら布教用1点じゃぜんぜん足んないじゃん!……嗚呼、言葉って、難しい。

 「おたく」分野で、誰かと「好き(スキ)」を共有する、なんてことがそもそも、カソリックにおける「奇跡」以上の奇跡だよね。なーかなか親しい間柄同士でも「好き(スキ)」はそうそう共感までには至らない。互いに「なんとなく」な「手探り」感が永遠に付き纏うものなのよ(悲鳴)、ま、仕方ないよね、「俺はオマエじゃないからな」だし「オマエは俺じゃないからな」だもの、みつを。
 なんだか異性愛における恋愛を語ってる気分になってきた。好きだから一緒にいる、けど彼の「スキ」と彼女の「スキ」は質も方向性も一切が違う、それはもう岸田文雄首相の発言の言語表現と内実の無さどころではない乖離だ。絶望的相違だ。でも恋愛は成り立つ。不整合で理屈が破綻した場所で恋愛感情は満たされ恋愛関係は成就する……セックスしただけじゃん?いやいやそんな単純で明瞭なお話ではない。厄介を厄介のまま真っ向から受け止めて厄介を増やすか、厄介は厄介だなあと思いつつ厄介をそれとなくいなして「たいしたこじゃない」と矮小に押しとどめ「日常」を「てきとー」に回復するか。……ひとそれぞれの生き方なんで正解なんてない。どの道をいっても失敗だし、どの道をとろうとも大成功!って本人が思うなら別にそれはそれだ。「人間万事塞翁が馬」とやら。

 オタクの「布教」という単語の用法は、だから、相当程度のメタファー、暗喩といいうのか「雑な意味づけ」がそこにある。……極端に言えば、名状し難いものを名状して、なーんかその場で分かり合えた「ふり」をするための合言葉、みたいなもんです。
 仏教における「折伏」する気がないくせに、自分のスキを相手に「仄めかす」程度のことを、ことさら「布教」なんて言っちゃところにオタクの、オタクたる文化風土の様相が垣間見える、そんな気がします。
 「布教」がちっとも通用しない友人知人、お知り合いを「布教」活動に熱心らしいオタク様方は、どうお考えなのだろうか。それでも「明日はある」と「布教」に貪欲に挑まれるのであろうか。淡いことを主意とする「わたし」という、オタクだかなんだか自己を規定することを拒む存在からしたら、……「わけがわからないよ」と言いかけてしまう。そうは言えないのは、なんだかほんのり分かる気もするからだろうって思う。人間、生きる上で何かに「こだわる」ってことは、よく見かける風景だから。

 だいぶ時は過ぎ、「オタク」「おたく」って単語の鮮度も落ちた。
 それは戦争前の共産主義思想に自己存在を重ねて委ねた人々や、敗戦後に組織だって共産思想に「五体投地」を誘引したりそこにドップリ浸かったりした方々の、当時における「当世風」な生き方・あり方に、やや通じるところもあろうかと思える。
 昭和後期・末期の「アイドル」に身も心も集中させる態度を平成・令和にもう一度、と思われているらしいお若い方々を遠くからウワサ程度に知るにつけ、『ムーミン』(アニメーション旧作)のジャコウネズミさんみたいに「むだじゃ、むだじゃ」と言いそうになる、なるけど言わない。人生なんて、人が生きる一切のあり方なんて「無駄」しかないんだから。ある視点のある価値評価からは。万物皆苦より万物一切無駄むだむだぁーっ!でも、無駄でも無価値無意味でも、「ある」なら「ある」ってことを存分に「示す」ように振る舞ってから「無駄死に」したいじゃん? そう、それでいいってわたしは思う。ヒトは、生物は、「野垂れ死こそ本望」と生を受けるのである、くらいに思っておいたらあとは足し算じゃん?

 よって「布教は頓挫する」ことは最初から決まってた。でも「布教」って「ネタ」で誰かと「関われる」ってこと、そのものが、そのことにこそに、狙いと価値とがある……でもま、「一般社会生活」では「布教」なんてジョークは言わない方が身のためです、間違いない(苦笑。まじ苦いわ)。

 おしまい。

(12023.03.15.水 追加)

061. イガイの意外な行動

 ……日本語で作文するなら、敗戦後日本の伝統、NHK流ダジャレの技を披瀝せずに名折れであろうよ(なんのこっちゃ)。

https://nazology.net/archives/123372

 論文はUK。UKは、やっぱり淡水の貝も人間も「変なヤツ」の王国だ。実際、ユナイテッドなキングダムだもの、みつを。

 こういう生物の不思議な(人間が連想でガッテンできない)挙動は興味深い。

 晴れた春の日。
 密に生えた桜並木の細い道を歩いていたらかすかに降る水分を感じた。そんな経験がある。
 怪奇現象、ではなく、よくよく観察すれば若葉に取り憑いた無数の薄緑色したアブラムシがびっしり居て、それらが盛んに汁を吸っては尻から余分を排泄しているらしい。な・る・ほ・どー。なるほど、ね……って、おい! 人の顔にションベンかけてんじゃねーよ! と怒ったところで多勢に無勢。しかも手の届かない高所にアブラムシたちは居るのであった。とほほ。泣き寝入り。ハンケチで頭と顔とを拭きながらスゴスゴと細い道を早足で退散したのでありました。負け戦である。っつーかイクサじゃねーし。

 アブラムシの排泄物(液状)は、でも、ちょっと甘いような香りを含んでいた。吸い取った栄養を十分に濾しきれずに養分も出ちゃってたんでしょうかねえ。

 せっかく引用した件のイガイさんですが、幼い頃はお魚に寄生する、みたいなライフサイクルを持っている生き物なんだそうですよ?
 うーん。
 寄生先のお魚から排泄されちゃうからことなきを得ているけど、とどまったら映画『エイリアン』か映画『物体からの遊星X』かってな展開になりかねませんね。
 生物の、この「闇雲」な感じは、いかにもな「生物らしさ」を醸し出す。

(12023.03.15.水 追加)

 「醸す」って時点で『もやしもん』じゃん?
 人間は見聞する物理現象、生物現象など一切を表現したり、表現を借りてきて表現したりする道具としての言語を操っているので、こんなことも起きるのさ、って自己弁護をしておこう(苦笑)。


 余分というか余計だけど、「SF者」な思考は、「人間に寄生するウイルスだって最終的には『なんかの生き物(親形態)』になるんじゃん?」とか、粘菌は貧栄養環境では個体が合体して巨大な(っていっても人間からしたら遥かにちっこいが)うねりになって胞子を遠方に飛ばそうと試みるように、微細な生物単体の群れも何かの条件何かの拍子に合体して巨大な生物形態に変化するんじゃない?」と夢想してしまう。合体!巨大大腸菌ロボ!……ロボじゃねーし。人型ウイルス群体とか巨人型ウイルス群体とか……SF小説のネタ出しかよ!とつっこんでとりあえず終える。


060. 尖閣沖合@14日

令和5年3月。14日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻(八重山日報では6日は3隻)
 7日 3隻
 8日から10日 3日間 4隻(産経新聞、八重山日報では8日、9日は3隻。10日は八重山日報では4隻)
 11日から13日 3日間 2隻
 14日 4隻(産経新聞、八重山日報報道では2隻)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
海上保安庁
尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・報道
14日(八重山日報15日報道)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20468
海警1301
海警1401
 ただし、海上保安庁の公式資料は『4隻』となっています。
 年度の切り替えでも関係しているのか、情報流通がちぐはぐになっている印象を受けますね。

・他
 転覆した漁船関連の続報はないようです。
 曳航回収したのかなあ。
 船長が台湾国の方だったんで台湾国内向け報道としてのニュースバリュー見合いで報じてないのかなあ。

(12023.03.15.水 追加)産経報道情報を足しました。

 産経報道では本日15日に領海侵入があったそうです。
https://www.sankei.com/article/20230315-LE4AZB3TYBP35KJMMRZGQXQ6YM/

(12023.03.15.水 追加)

059. 『タイラー』

 『無責任艦長タイラー』OVA『TYLOR THE IRRESPONSIBLE CAPTAIN「地上ここより永遠とわに」(前編・後編)』を視聴しては泣くのであった。わっはっはっはー。

 いいよねータイラー。
 すっかり忘れ気味だったけど、この感じ、世紀末っぽいモヒカンキャラやら愛らしい双子ちゃんキャラと当時のテレビアニメーションのあっちこっちの要素を「全部乗せ」状態な上に艦長は無責任(たまたま就職したんじゃなかったっけかな)。原作はライトノベル。けど雛形は昭和後期の「ハナ肇とクレイジーキャッツ」の植木等さんを主人公に据えた、ヒットした映画シリーズ『無責任男』だ。ま、名前と性質だけで粗筋はの類似はない。映画の方は当時の高度経済成長とサラリーマンにとっての「出世」が軸だったハズ。タイラーさんはしょっぱなから艦長だしね。駆逐艦とはいえ(確か1話で、すぐ艦長だった気がする)。

 宇宙戦艦もののSFテレビアニメーションは『宇宙戦艦ヤマト』に始まり、『機動戦士ガンダム』もいちおうホワイトベース(連邦の木馬)で「すぺいすらんなうぇい」な『伝説巨神イデオン』ソロシップ風に作戦行動なのか逃げ回ってんのかって感じに続いたけど、本作や『機動戦艦ナデシコ』(コレの劇場版は、見るのが辛い)や『それいけ!宇宙戦艦ヤマト・ヨーコ』(一人乗りの宇宙戦艦なんて……まあ面白かったし別に良いけど)へと連なっていたかと思う。まあ、系譜を語る気はない。「そんなのも、あったよねー」って感じ。
 でも、それらには『SF』が息づいてたよねーって、ロボけでもサイバネティックだけでも、ないよねー、SFは、って思う。「異能」を昭和の古い言い回しの「超能力・ESP」の発展形態と思えばソッチもSFだものね(と、SFは「節操がない」のだ! たぶん「語り口」そのものにSF感がついてまわってるだけ、って思っといたら間違いない)。

 2話をみて、敬礼して「そよかぜ」を見送って(やっぱ、戦艦もののラストはこういう演出が大事だよね。ヤマトも『さらば』と『ラスト』でララバイしてるもんね)、泣いてなんだかスッキリしたよ。
 そして、気のいい男(というかおとこ)連中に、懐かしいクラスメートにでも会ったかのような気持ちになったよ。『天元突破グレンラガン』のバリンボーさんとジョウガンさんみたいに、がはははと笑って生きて死にたいよね。産まれたからは、って思ったりして。笑顔は大事だわ。

(12023.03.14.火 追加)

 OVA版の6本を見る前にTV版26本を見始めた。

 艦長就任は3話目だったのね。
 あと「旧日本領埼玉県越谷市」出身だったとは!(3話目の履歴、経歴書より)
 「銀河産業大学経済学部産業流通科」卒業して一年後の入隊。1話の印象と違う!
 ハナー元提督救出劇は3月14日となっているので大学卒業後、およそ一年未満で就労しているのね)

(12023.03.14.火 追加)

058. 「えるゴミ」

 「えるゴミ」?

 ……増えるゴミ…………?。

 「燃えるゴミ」じゃなくって、「燃やせるゴミ」か「燃やしても差し支えがございませんのよ、おほほほほほ、なゴミ」だと思う。
 自発的に「燃え」るようなゴミは、危険すぎる……。

 「萌える」んだったら、それはもはやゴミではない、はず。「萌えない」のはゴミかもしれない。

 「食えるゴミ」も、たぶんゴミじゃない。いや食うなよ。むかしは家畜が町の近郊の豚飼育場に居たっけなあ。残飯とかが餌として供給されていたとかなんとか。
 もちろん「食えない」のはゴミに違いない。

 「消えない」だと掌の血痕……とか? 怖っ。爪のスキマに証拠は残る、ってのは『猫物語』の羽川さんのセリフか。

 「買えるゴミ」だと、きっと資源に出来る不用物のことになるのだろう。「買えないゴミ」は引き取り拒否の古物か。

 「唱えるゴミ」。
 「……ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ…………」
 いやむしろゴミが詠唱するのかな? 僧侶・魔法使い型モンスターっぽい。

 「讃えるゴミ」。ゴミを讃えよ。
 「耐えるゴミ」。守備力が高いのか?

 ……オチを用意してなかった。終わらせ方がわからない。わたしは「考えないゴミ」だった?(がーん!) 「笑えないゴミ」……ゴミなんかい!

(12023.03.14.火 追加)

057. 尖閣沖合@13日

令和5年3月。13日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻(八重山日報では6日は3隻)
 7日 3隻
 8日から10日 3日間 4隻(産経新聞、八重山日報では8日、9日は3隻。10日は八重山日報では4隻)
 11日から13日 3日間 2隻

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・報道
13日(八重山日報14日報道)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20462
海警1301
海警1401

 転覆した漁船報道は遺体1名回収以後の報道はないようです。
https://www.cna.com.tw/search/hysearchws.aspx?q=漁船
最新の報道は「新長發88號漁船釣魚台海域翻覆 海委會證實台籍船長罹難」のようです。

(12023.03.14.火 追加)

056. 放射能とは何か

 「放射する能力」のこと。その物体の「中」で何が起きていようか知ったことか! 出るんだよ、何かしらの放射が。

 ……という視点がひとつある。
 少なくとも計測って意味ではこれで十分。
 放射能を計測するには放射線の量(強度)を知れば事足りる。それも時間での変化や時間単位の量を積算すれば、とりあえず「放射する能力」は測れる……はず。

 「中」のことを言えば、核「分裂」なり核「融合」なりが起きてる。たぶん。

 放射能コワイ病の人は、太陽・おてんとうさんのことはどう思っているんだろう。あれほど強烈な「放射性物体」はない。さいわい地球さんの磁場と纏っている気体のお陰で人間はあんまり困らないで済んではいる。サンキュー!地球!

 核「分裂」する場合に出てくる「放射」はα(アルファー)線とかβ(ベータ)線とか電磁波(γ・ガンマ線)とか。原子物理学の古い時代には観察のために『霧箱』ってのを使っていて、少量の放射性物質を水蒸気を満たした箱に突っ込んで観察してたらしい。実際に使って実験したことがないので伝聞というか教科書知見程度のことしか知らない。α線β線γ線はそれぞれ独特の「軌跡」を描いた、飛行機雲みたいなものが観察出来るそうな。
 α線は、陽子2個中性子2個のヘリウム原子核。重い。重いので飛んでく距離が短い。その代わり運動量が重い分、デカい。
 β線は電子。電子だったら電気(動電気)として電線(銅線とか金線、銀線などの金属の導体)の中を「ところてん」式に押し出されて全体としては「流れ」たり、水溶液の中をイオン化した物質の移動をイオン化傾向の金属片などによって起電して電線を流れたりする。静電気だと擦ることで電子を与えたり奪ったりして「帯電」って現象が起こしたりする。
 γ線は、X線とか雑にいえば「電波」。とりあえず「電磁波」って言っとけばいいか。振動数が高い電磁波なので可視光よりも通常のラジオとかに使う電波よりも周波数が高い。量子物理学っぽく言えば「光子」が飛び出してるハズだけれど光子そのものは観測しようがない。変換された格好でしか人間には観測する術がない。電磁波の説明だと「電界と磁界の変化」が古典っぽい説明でしょうか。「波」って性質を描くにはコレになる。一方で「粒」だったりもする。その辺りの説明は量子物理学の範疇になる。両方の性質が電磁波にはある。どちらの性質が顕著に現れるかは状況による。奇々怪々。

 放射能といえばお馴染みなのはガイガーカウンター。日本語だと「放射線測定器」って言うらしい。測定しているのは(測定出来ているのは)「放射線」。単位時間あたりの「放射線」から放射能を推測している、って意味では「放射能を測っている」と言えないこともない。けど、測定している対象は「放射線」、放射しているもののうちガス中の電離を勘定している。要は「霧箱」のちっちゃい版が計測器の中にあるよ、って感じでしょうか。

 放射性物質をやたらと怖がる方もあるらしい。
 けど、ウランのうち放射性同位体ってのは放射性でないウランと一緒に存在していて量は「めっちゃ希少」。それを選り分けて核分裂する放射性同位体を「濃く」して利用している。ま、自然の環境に普通に放射能のある物体はある。ただし、微小だったり少量だったりして気に掛けることはない。
 天然ではない放射性物質は副産物として生じる。それだって「めっちゃ薄めれ」ば気に留めるほどの害はない。
 問題は「人体に留まる」性質の物質の場合でしょう。長く留まる、だんだん溜め込んでしまう、そんな放射性物質はやっぱり人体には害になる。だからそういう物質は取り込まないに越したことはない。取り込んでも除去する手立てを打った方が良いでしょう。

 ま、無関心は良くない。けど、気にしすぎも良くない。
 心配なら「ちゃんと理解する」努力を払ってみても良いのではないでしょうか。

 ……とてきとーな知識をもって、一通りの説明を試みてみました。詳細は、お調べあれ。間違ったこと書いてるかも知れないし(おいおい。いちおうは一通りチェックはしてるよ、わたしなりには)。おしまい。

(12023.03.13.月 追加)

055. 『マクロス』

 『超時空要塞マクロス』と言えば何か。

 人型に変形する戦闘機よりも、巨大な宇宙戦艦が人型に変形し敵艦をブン殴る「ダイダロスアタック」のインパクトが私の中では一番大きい。

 無料で1話を視聴し、最終を有料で視聴した。全36話。都合34話を吹っ飛ばしている……やるなぁーわたし(苦笑)。まあ、「愛」は忘れても物語のアウトラインは概ね覚えてる。……主題歌の通り主人公は男の子、「愛する人をかばいつつ」なのである。
 カムジンさんの反乱って最終回だったのか。ストーリーの途中でも反乱してたよな、たしか。カムジンさんの死ぬも印象が強いな。

 アコースティックなBGM、だったんだな。主題歌とエンディングソングにばかり耳が行ってたな。再発見だわ。

 思い返すと、出てくる人間のほとんどが駄目人間だった気がする。記憶の中を弄ると、艦長は最初、優柔不断で気取りや風だったし。優柔不断って言えば輝(ひかる)くんもそうだった。まともなのはブリッジ女子軍団くらいのものだったんじゃなかろか。そうでもないか。町内会の人とか結構好き(笑)。
 ……ウィキペディアを読むと、グローバル艦長/総司令は1話の印象と違って割と優秀らしい。すんません。艦長。思えば副官の提案を柔軟に受け入れたからこそのダイダロス・アタックであったっけか。

 モニュメントと化した戦艦マクロス直立姿勢モードが鉄クズじゃなくて(鉄製だったかどうか知らんが)よもや稼働可能で保存されていようとは! って意外さのある最終回であった。

(12023.03.13.月 追加)

054. USAのトウモロコシの供給量予測ネタ

https://www.jacom.or.jp/column/2023/03/230310-65269.php

 ひとつのコトを見て、いろんなコトを妄想してみるテスツ(おいおい)。

 ブラジル猛追。
 そしてブラジルは近年、共産主義者っぽい(リベラルとか言われがち)。経済逆転して落ちこぼれ?っぽくなっているアルゼンチンを巻き込んで、チャイナとかとの関係とか、反米とまでは言わないにしても非米っぽい立ち位置にあるかと思う。
 穀物としてのコーンがイランとかに輸出される、とは考えにくいとしても、非米反米の(コーンに限った)穀物拠点となったら、それはそれで世界情勢に「刺激的」な印象は持つ。

 ……アレとコレとを結びつけた「妄想」なので(と言い抜けておこう、とりあえず)。

(12023.03.13.月 追加)

053. バチカンとニカラグア

 ニカラグアでバチカン市国関係者の訴追や追放が相次いだ結果、「断交寸前」まで二国間の関係が悪化してしまったらしい。

https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2023-02/angelus-appello-nicaragua-20230212.html

https://www.reuters.com/world/americas/nicaragua-closes-vatican-embassy-managua-nicaraguan-embassy-vatican-source-2023-03-12/

 時事通信はAFPの報道を翻訳転載していたっぽいけど、記事そのものを取り下げてたらしい。ノット・ファウンドですね。書き直してるんだかなんだか。

(12023.03.13.月 追加)

052. 「賢い主婦」の誤謬

 この場合の賢い主婦は家計簿やりくり上手。もっと端的に言い切って仕舞えば日々のお買い物を「底値」で行うようにする人のことです。
 いいじゃん。安く買えるんだったら。手持ちの(家計の)お金が減らないだしさー。
 言い方変えれば「コスパ(コストのパフォーマンスを最大化する態度)」万歳!

 お買い物における「価値」には、確かに「販売価格」の側面がある。けれど、それだけじゃないよねー。
 お金の損得だけから、そうそうポイントカード制度もあるよね、会員登録すると割引価格で買えたりするよね。いやいや言いたいことはそこじゃない。
 値段やお金関係のサービスのために、遠方の店、ある特定の店でお買い物をする。家計簿上は「正解」だ。
 けど、その店まで行く手間を考える。時間のこと。荷物運びのこと。ご近所のお店は高いかもしれない。ポイント制度もないかもしれない。けど「近い」ってことはそれだけで(個々の主婦の側から見て)価値がある。チョイ足らないものを買って来られる、それだけで価値が生じている。

 「誤謬」って掲げたので、誤謬たる物語(ナラティブ)を語ろう(騙り、かもよ。ニヤニヤ)。
 なんのことはない、底値主義、コスパを徹底すればするほど、ご近所の地理上便利な店は「淘汰」され「消滅」してしまう。
 商店街は消え去る定めにあるのである。それは経済の価格競争に破れるばかりではなく、高齢化ってのもある。代替わりして継続してくれる店は少ない。そして「不便」は増す。気が向いて釣りにでも行こうかと思っても川沿いにいくらもあった釣具屋さんは今はない。主婦が釣りをすることはないだろう。けど、お魚屋さん(鮮魚屋さん)はうちの近所では「ほぼ、壊滅」した。春先にはドジョウでも買ってきてゴボウの薄切りと一緒に調理したくともドジョウはスーパーではまずみかけない。それどころかアサリやシジミだってうちの近所のスーパーでは取り扱いがない。なんだかなあ。

 なので「底値」っていう名称の中に、遠くまで行きたくないとか、重いものを長距離運ぶの嫌とか、時間がもったいないとか、そういう個々人の都合も混ぜ込むべきだと思います。賢さってのはそういうところにこそあるんじゃないでしょうか。

 ……と、とりあえず、前に書いたようなことを蒸し直して書いて、それっぽくサゲの文を添えました。おしまい。

(12023.03.13.月 追加)

051. 尖閣沖合@12日

令和5年3月。12日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻 (産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻 (八重山日報では6日は3隻)
 7日 3隻
 8日から10日 3日間 4隻
 (8日、9日は産経新聞、八重山日報では3隻。
  10日は八重山日報では4隻)
 11日から12日 2日間 2隻

10日(八重山日報11日報道)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20448

11日(八重山日報12日報道)
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20455
海警1301
海警1401

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

 転覆した漁船報道は遺体1名回収以後の報道はないようです。
https://www.cna.com.tw/search/hysearchws.aspx?q=漁船
最新の報道は「新長發88號漁船釣魚台海域翻覆 海委會證實台籍船長罹難」のようです。行方不明の船員が早く見つかることを祈ります。あと、転覆漁船を曳航する、しないの話題も気になります。

フィピン記者が不法占拠されているフィリピン領のスプラトリー諸島近くを飛行していたら無線で警告を受けた、という記事があった。
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202303100320.aspx

(12023.03.13.月 追加)

050. 物価

 物価があがっているらしい。
 確かに鶏卵・玉子はざっくり2倍(2倍〜!)って感じっぽい。……玉子がないなら納豆をご飯に掛ければいいじゃない……どこの「フランス貴族夫人」だよ(あれって、沖雅也風のフランス人が書いた書籍ではそうらしいよ。池田理代子先生の漫画『ベルサイユのばら』(漢字じゃないのね)が劇的な演出に用いただけとかなんとか)……ちなみに、田中秀臣・大先生によるとフランス革命は、貧乏・大臣・大大臣!……じゃぁなくって、自由・"迫害"・平等、らしいです。出典は以下にリンク(苦笑)。田中先生の「悪ふざけ」めいた言説なんでおおめに見てあげてチョンマゲ!(結えない!)

https://www.youtube.com/watch?v=FEcs8_KPeR8
「サン・シモン」
 再生数が千未満って、おかしくない?
 わたしがこれだけ再生してるのに(オマエひとりだけしかみてないんじゃねーの? な、なんだって〜!)

 ま。

 わたしの悪ふざけはこの辺で切り上げます。ちっとも先に進まないし。

 タンパク質つながりで言えば、切り身のお魚とか、牛・豚・鶏の各種の生肉とか、玉子ほどには値上がり感はない。
 サラダオイル関係が「値上がりした」って報道もあるようだけれど、数%か数十%程度じゃん? むしろこの10年20年、値上げせずに(味噌みたいに中身を減らす姑息な策に訴えたりしながら)売価維持ないしは「値下げ」していたことを思えば、「2倍じゃない!」ってだけでも売る側は「誠実」なんじゃないかな。わたし個人は、製造元を含めて誠意を感じるよ。

 野菜は、わたし個人は、「キャベツ」のお値段が一番の関心事。そして、春めいてきたからなのか、旧来の "お値段"程度に収まってきたことを歓迎している……でも、無理はしないで欲しい。1玉、百円ちょぼちょぼ(消費税分で100円超過するのが憎々しいが)で買えることは率直に「ありがたい」と思っています。肥料とか燃料とか(輸送も、育成も)考えると、「大丈夫?そのお値段で売って?」ってむしろ心配です。けど、それで売るっていうなら買うさ。ありがたやありがたや。

 珈琲、レギュラーコーヒーって言って「ローストした珈琲豆を挽いた商品」を買ってペーパードリップして飲んでいる。
 珈琲豆の世界市場が昨年だか一昨年だか、高騰傾向を示して、なじみだった生産メーカーからの商品供給が途絶えていた(あそこ、潰れたんだろうか。何十年も馴染みだったのに……)。イオン系列の別系統から比較的廉価な商品を昨年などは用いていたんだが、珈琲豆の世界市場は落ち着きを取り戻しつつあるのか、こちら(わたし)の予測範疇内に収まる売価であっちもこっちも売るようになってきたように思います。

 米については「ななふしぎ」じゃなくて「ななつぼし」ばっかり食べています。北海道米の弁当向け品種がスキなんだけど……ななつぼしでも、まあ、いいかー。
 昨年は「内容量割増」商品を買って食ってた。そろそろ残りが危ういので先般10キロ入りを購入した。お、重い。売価は、まあ、妥当。……次回もこの売価で買えるのかどうか。そこが気がかり。
 ま、こちらの「希望価格」を上回るようなら別銘柄米を買うよりないだろう。北海道米にこだわるというより、米販売企業への品質への信頼から買い続けている「だけ」に過ぎないのだから。割れた米、白化米の少なさを信頼している。逆に言えば、ただそれだけ、なのかもしれない。「安い米」、特売の米は、買い損のクズことが往々にしてある……手痛い経験から学んだことのひとつである……って大仰に語るほどの話でもないか(苦笑)。

 ま。
 生きるための、「食い物」は、つまるところ「食えるものを、食う」より他はない。
 どこにどう「バランス」をとるか、状況踏まえて選好するより他はない。

 オチがないなあ。まあ、いいか。

(12023.03.12.日 追加)

049. 戦争を知らない子供たちの戦争

https://www.youtube.com/watch?v=uY43S56vNAc
ジローズ『戦争を知らない子供たち』

 わたしの生まれる前の歌。
 なのでこの歌の価値は、1 当時の世相を知る資料、2 戦争を「知らない」という無知の告白と知る努力を放棄した愚かさの表現、3 内実を伴わない空疎な「平和の歌」の無意味さと虚しさ ……にこそあると思う。まあ、「皮肉な歌」とか「ダメな若者(当時)」の自虐って思っています。
 でも、ダメな若者が、マジメに真剣に(内実の一切ない)「平和の歌」と思って「口ずさんで」いたかもしれないな、ヒットしたらしい当時は、と想像しないこともない。

 平和とはGHQが「上から授けた」ものではない。そんなことは、日本敗戦後の朝鮮戦争の勃発で歴史記述上は、既に存分に、示されていた。「平和」は、軍事という血に濡れた手を含む様々な努力の上にしか成り立たない。そして、維持することも出来ない。平和とは「危うい均衡」(荒れた海で、漁船の「板一枚下」は漁獲という実りを与える『楽園』である一方、自分がそこに落ちれば溺死の待つ『地獄』である、そんな様子に似ているのかもしれません)の上に成り立つ、努力と工夫と覚悟と踏ん張りの「たまたまの成功例」でしかない。そして、平和は、戦争と戦争、紛争と紛争、争いと争いの間の短い「幕間」のようなものなのでしょう。「平和」という状態が必死の足掻きの代償であることを忘れ「当たり前だ」と思うように慣れば容易く崩れ去る……。

 「当たり前」に思うようになってしまった「戦争を知らない」人々が、厳しい現実を突きつけられる時がやってきました。
 まだ、「妄想」に首突っ込んでケツ丸出しに生きますか?

(12023.03.12.日 追加)

048. 武田邦彦さんの動画

 いきなり、シリーズ3回目。
https://www.youtube.com/watch?v=1p6AqxH4zYc
YouTubeチャンネル『別冊!ニューソク通信』
題名:【続:虎ノ門サイエンス】日本は「資源大国」!!石油枯渇のウソを暴きます!!これからの日本に必要な人材は…?

 語り、説明: 武田邦彦さん
 聞き手: 須田慎一郎さん

 雑なオチ。
 日本の最大の資源は「技術者」です。
 先へ先へと発想する技術者は、「英語が出来てはイケナイ」、「オタクたれ」、「愚直な男性がよい(女性は賢すぎて愚直に慣れない性質があるから、とわたしは然りげ無く補足する。えらいぞ!わたし!)」。

 あと駄文やら感想やらを書く。
 ぶっちゃけ武田先生のお話を聞く方がわかり良いと思います。

 ……。

 説明が大雑把に過ぎる。まあ、わかりよいのだけれど。

生物=炭素(C)ってのは、雑(苦笑)。
 でもタンパク質もそれを組み立てるアミノ酸も「酸素化合物」です。そして細菌だろうと大型の鯨やら人間でも、果ては生物かどうかと議論され続けるウイルスでさえも、生物現象は「骨組み分子としての炭素」抜きには成り立ちません。
 ……SF小説なら『アンドロメダ病原体』みたいなのも(創作として)あったりしますが。アレはウイルスではない。けど自己複製を自前で行うから広い定義でいけば「生物」の条件の一部を満たしていた……人間さえ殺さなければねぇ……。作品そのものは面白いので(時代性はあるけど)映画でも小説でも良いのでご覧いただきたい!とお薦めしたいです。話が逸れてる。

 大気組成中の地表面近くの二酸化炭素 CO₂ を解体して炭素を「固定化」する営みを「生物現象」と看破なさっておられる。その通り。そして「超危険物」の酸素 O₂ を野に放つのである。なんてこったい。『蟲師』に出てくる、封じれた蟲のようだ。エピソード「筆の海」に出てきますね。でも生物、少なくとも葉緑素なる環境改変「兵器」が出てきた時点で酸素で死滅する嫌気性微生物は地球の隅っこだけに残されることになった。

 大気中の二酸化炭素消費が「生物現象」だけとするのには疑問がある。
 でも、たぶん、火山活動など「非人間活動」で供給される二酸化炭素 CO₂ の量も勘案しての計算なのでしょう。
 ちなみに「酸素レス」でも「二酸化炭素レス」でも、生物現象そのものは「たぶん」強かなので、滅びないだろう、とわたしは見ています。人類・ヒト程度が全滅してもぜんぜん問題じゃ無いでしょう。だって「葉緑素」兵器が生まれる前にも生物はいたし。硫黄 S を基礎とした生物現象も見つかってますから。何度滅びようとも生物現象(人類の存続を一切担保してないよ)は、終わる時まで続くでしょう。

 面白かったのは「未来は予測できない」って点ですね。
 特に、ヨーロッパの思考はローマカソリック系統のキリスト教訓話概念が枠を嵌めているって指摘は面白かった。「絶対の」キリスト教系(ユダヤ、キリスト、イスラーム)の『神』以外に未来や将来は見通せない。非創造物たる「人間」如き不完全の下郎(下郎とは言わないか、「しもべ」だな)が未来を語ればそれすなわち「偽預言者(神の御使いたる俗称「天使」を通じて「預け」られる言葉。タナハやバイブルだと神様が直接「預け」る場合もある)とされかねない。『神』さん、おっかないよぉーん。人を塩の柱にしたり、洪水起こしたり……更年期障害?(とか書いたら信者の方々およびローマ教皇とかに怒られそう。すんませんすんません)
 兎に角、人の「未熟」というより「永遠の不完全さ」をヨーロッパ方面の思考は弁えている。……そういうのが無い日本人は暫定の予測を真に受けすぎてる。そらぁ五島勉さんと愉快な営利主義出版社たちに乗せられちゃいますよね。ケラケラケラ。五島先生の本も、初期のシリーズはそれなりに世界政治を鋭利に斬ってみせていたんだけど、中期以降は創作物語性ばかりを強めるようになって初期2冊くらいまでにあった鋭さが無くなってしまったよねー。……ってけっこう買って読んでたんだけどね、ライトノベルの魁みたいに「落ちぶれた」後も。割と。ノンブックスってレーベルにはそういうライトノベルの魁めいた、擬似ドキュメンタリ「娯楽」は大いに愉しませてもらいましたよ、わたしは。(小説は別途のレーベルがあった、はず)

 後半の「資源採掘技術」とセットで「資源」を見る視点は、採算って意味で当然でしょう。だから、「資源」そのものと、それを採掘採取する「技術」とをセットで捉えるなら、日本は「資源皆無」ではない、という主張にもわたしは頷きます。……だいたい石炭はいまも埋蔵してるし。採算が取れないってだけ。技術進展があれば「シエル」のように風向きが変わることは十二分に推測可能でしょう……まハードボイルドに「明日のことはわからない」んですけどね(苦笑)。ハードボイルドというか、若い頃の椎名林檎さんの歌詞の一節だったか?

 武田邦彦さんの(先生と書いたり、「さん」と書いたり、忙しい。とくに書き分けしてるつもりもない)動画は『ニューソク』に以前2回分、あります。
 他にYouTubeチャンネル『ヒバリクラブ』として折々、気の向くままに、語りをお聞きすることができます。こちらは題名の内容を主題にしてコンパクトにまとまっているかと思いますので、琴線に触れたら聞いてみる、って感じで「参考に」してみるのも良いかもしれません。……全部を全部、肯定する必然もないですし(けっこう、「それ、違うよ」ってのがある方が「おもしろい」って思えたらいいんじゃないかな)。

https://www.youtube.com/@user-hc7yd3kp9h/videos

 おしまい。

(12023.03.12.日 追加)

047. 見出し・リードの割には話題が豊富で面白かった

https://www.youtube.com/watch?v=F2MkftdFSr8
デイリーWiLL
小西ひろゆき議員の話題、その他。

別の動画で再生数が伸びない!と嘆いていたので(長いからじゃね? って思うけど)そっちもリンクしときます。っていうか、YouTubeチャンネル『デイリーWiLL』の一覧を張っとくか。

https://www.youtube.com/@Daily_WiLL/videos

北海道ネタシリーズ
https://www.youtube.com/watch?v=HxAlnqUwFlQ
https://www.youtube.com/watch?v=oAX8g4n1kMY
https://www.youtube.com/watch?v=cMJK7qgpJAA
https://www.youtube.com/watch?v=GEd12MwpcvQ
https://www.youtube.com/watch?v=yY73h7g43ME
 言えるのは鈴木直道は「クソ野郎」、ニトリは「支那ポチ売国奴」って、個人の感想です。内心の自由(オイオイ)。
 鈴木バカみちは、せめて行政サービス対象の「北海道住民」と対話し理解を求める態度が首長としての「最低限の責務」です。
 ニトリは利権のエサに釣られて「日本を売る」態度を改めない限り、企業として「日本国民」から排斥されて自分で自分を倒産させるだけなんで、好きにしたらいいのか。

(12023.03.12.日 追加)

046. 尖閣沖合@11日 by 八重山日報

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20455

> 11日
> 接続水域
> 2隻
> 海警1301
> 海警1401

(12023.03.12.日 追加)

045. 紙に纏わるあれやこれ

 小学生の頃、なんか社会科っぽい課題を課せられて、劣等な転校生のわたしは立ち往生したような気がする中で、「紙」の話題をとりあえず「でっちあげた」ような記憶があります。でっちあげって。おいおい。……エジプトのパピルスがどうの、こうのと騙ったんじゃないかな。当時の文献(苦笑)が手元に一切残ってないので(提出課題だし)我が事ながら詳細不明。

 「こうぞ」って植物のこととかも盛り込んだような気がします。

 「折り紙」って文化が日本にはあります。これって不思議じゃない? だって、紙って、めっちゃ「高級品」なんだよ?

 紙は、建築物の素材とかそういう用途ではなく、粘土板、石への手彫り、羊皮紙へのインク記述を代替する「お便利グッズ」として登場したんです。日本でも木の細長い板っ切れ(木簡、イマ時風だと墓場の卒塔婆を手元のメモ書きに使ってたって思ってもらうとイメージが付く、かも?)ではない、正式な記録として紙は重宝で、貴重だった。暇人(肥満児ではないと信じたい)女房(高貴な女性のあれこれを整える役目の女性)・紫式部さんが「妄想炸裂!」な恋愛風の物語を書いて、見せて、見せられた方が書き取って、書き取った複製・劣化コピーを見せては見せられた方がまた書き取って……と、女房さんたちの営みが成り立つ程度には女房さんたちの経済事情は「割と、良かった」んだろうなって、今度はこっちが空想(妄想、想像)します。
 紙は、木を細長く平べったく加工するより手間がかかるのです。水が必要だし、「漉く(すく)」って手間も掛かるんで。
 「こうぞ」の繊維をエジプト・パピルス風に縦横縦横と安易に重ねて済ます、ってならないところが繊細(そして脆弱)な「日本風」って印象も持ちますね。

 「折り紙」は、ググると1700年くらい、元禄の茶壷……なんでもない、元禄くらいから始まったらしいです。
 都市・江戸にあった再生紙産業の「浅草紙」(浅草海苔のサイズがあんななのは、この浅草紙という再生紙を漉く寸法と一致しているっぽいですよ。『海苔』って商品の本家は関西にも四国や瀬戸内海界隈にもあるんで、めんどーだから好きにしろ!って思うから深入りしないけど)が「都市生活の必需品」めいた需要を賄ったことを思うと、「折り紙」用の紙は、よほど高貴なお子様の需要のためにこしらえられた、超高級品だったんでしょうかねえ。

・浅草紙
https://kotobank.jp/word/浅草紙-424040

・折り紙
 ココは「平安」って言うけど。わたしは疑いの目を向けてます。証拠出せ!って思うだが。
http://iroha-japan.net/iroha/B04_play/09_origami.html

 江戸元禄って持ち出すあたりが「もっともらしさ」を醸している。でもこれも疑ってますよわたしは。
http://www.kidstoyo.co.jp/tips/

 わたしの「折り紙」用の紙って、明治の終わり、大正が始まるかどうかの、「洋紙生産」の大量生産の文脈で「はじまった」んじゃないのかな、って思います。
 説得できる証拠の提示は皆無。すまん。

 でもどうなん?

 和紙で作った「紙風船」の方が説得力が高めじゃない? 和紙で「折り紙」って印象、薄くない? って、わたしは思うんよねー。

 平安時代とか、「紙で物を包んだ」なんて、物的証拠があるんだろうか……わたしは見聞した覚えがないんだが……。

私的な折りたたんだ手紙、あるいは公的な巻物は、こんにちにも伝承している。けど、「折り紙」された作品が今のここにあるのかどうか、わたしは知らない。……紫式部さんや、富裕層・鴨長明さん、吉田兼好さんが折った「折り紙」作品が今に残っていたら、まあ「折り紙が昔からあった説」を、一定の保留を付けたままとりあえずは認めるに吝かではないんだけど。ない、ですよね、そんなの。そんな証拠は。一切。

 ……むかし、小学校に上がる前に、祖父が新聞紙で学芸会っぽい芝居の衣装をこさえてくれたことを思い出す。新聞紙で舞台衣装……いかにも「貧乏くさい」、けど当日わたしはそれを着て立派……かどうか客観評価を聞いた覚えがないんだが(わたしは超ちっちゃかったしね当時)やり遂げた。なんでそんな芝居をやる羽目になったのか、皆目覚えていない。家族みんなの顕示欲を満たすために振る舞ったのか、こども当時のわたしの顕示欲を満たすためのものだったのか、今となっては何もわからない。存命親族に尋ねたところでわたしの記憶曖昧さとさしたる違いはないだろう。うーん。
 でも祖父の「新聞紙衣装」の技は、わたしの中で「誇り」の類であるらしい。
 人の些細な営み、所作、営為とやらは、曖昧なまま誰かの生の支えになることがあるのかも知れません。めっちゃ、曖昧〜。

 ま。
 牛乳やらなにやらの紙パック、再生したって出来上がったトイレットペーパーは「割高」です。
 経済合理って非情よね。
 でも『未来少年コナン』(テレビアニメーション)みたいに物流が極端に制約されたら、石油合成品からパンを生産して腹を満たすって「バカげた」現実に生きる必然を受け入れるよりないかも知れません、ぐぬぬ。

 「紙」は、「記録媒体」か「素材」か。
 紙の元の「木材」は、日本では建築材であったりしますね、そういえば。

 連載打ち切りだったらしい萩尾望都先生の漫画『スターレッド』では、超能力を持つ「火星人」が族長の杖に歴史を「超能力的な手段」で記録し続けていました。
 記録と、記録を記す素材とは分離している。
 「電磁記録」ってことならもはや「紙媒体」なんて用済み、お役御免でしょう。ここのこれを読んでる時点で「電磁記録の表現」を目にしている訳ですからね。

 とはいえ……紙出版物の「活字」体裁や「組版」の在り方を「電磁記録」は、味わいとして模倣し切れていないんですよね。そこが大いに(読書人間の立場で)不満・不満足、でしょう。紙の印刷書籍で「朦朧体」とページの配置から味わいを受け取った読書印象と、やっつけ仕事っぽい平坦なフォントに下手くそが過ぎる単位文字配置の電子書籍の読後感では、極端な差がある。言いたいことは「電子書籍技術、頑張れ」、ただそれだけです。便利さは否めないんで、より良くなって(より良くなれるんだったら、だけど。いまのところ「ダメさ」しか示されていない、というのがわたし個人の評価です。ゴミクソ!って思う時もある。極めて「厳しく」評価するよりない)欲しいと願っています。……わたしが人生を終える前に「マシになる」見込みは皆無でしょうけどね。とほほ。

 素材としての「紙」を「折る」技は、なんで日本固有っぽいのか、そこが「人類・ヒト」の大いなる謎って気がします。……羊皮紙は「折り畳めそう」にない、気がするけど(日本で「羊皮紙」って、無いんだよなあ。なんでだろう)。

(12023.03.11.土 追加)

044. 尖閣沖合@10日 by 八重山日報

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20448

> 接続水域
> 10日
> 中国海警局の艦船4隻

> 海警1102
> 海警1401
> 海警1301
> 海警1305
> 機関砲らしきものを搭載

 うううう。全角数字キラい(苦笑)。

(12023.03.11.土 追加)

043. ロシアの戦闘力

 NATO+ウクライナ軍とロシア(+武器弾薬補給のPRC/CCP、イラン、その他)軍のどちらが優位か劣位かは知らん。情勢判断は専門家マターだ。知ったこっちゃない。

 ロシア軍の武器弾薬の備蓄は「豊富だ」という見解がひとつ、あるらしい。ふぅーん。
 でも、どう考えてもロシア軍は兵隊が足らない。少なくとも兵員は国内調達しかできないだろう。囚人や地方の少数民族、あるいは旧ソビエト連邦時代に影響下にあった現在の独立国から融通してもらうよりない。今のところ、都会の人々からの徴用はされていないらしい。モスクワ市民あたりから徴用せざるを得ないほどの不足、損耗に至ると内省が「めんどー」なことになる。
 その辺りに「リミッター」があるんじゃない?てきとー。

 それにつけてもNATOは、最大の敵であった『ソビエト連邦』を失った以降、ひたすら「弱くなった」らしい。少なくとも短日、短期間で終わる戦闘しか念頭なかった気がします。武器弾薬の備蓄っぷりからすると。まあそもそもNATO加盟国のそれぞれの軍隊を連携させるのがNATOの実態なので、つまるところNATO加盟国の軍備に割けるカネはNATO加盟国行政府の「財布勘定」次第な訳で……。
 武器弾薬の生産と運搬体制は平時想定だったでしょうから、この1年で支援名目で費やした量を補うには「しばらく」かかりそうな気がします。気がするだけ。
 ……大東亜戦争の頃、月産軍艦!みたいなノリだったUSA。いまは「あの勢い」は翳りをみせているやに聞きますね。クリントン政権そしてオバマ政権(平和平和言ってたオバマの頃だってUSAは戦争……軍事介入はしてたんだよね)でトドメを刺された感じ?

 NATOの方は、とりあえず兵隊不足には陥らない気がします。ウクライナ自身からの供給はないとしてもNATO加盟国からあるいは義勇兵募集で「なんとか賄える」んじゃないかな? てきとー。

(12023.03.11.土 追加)

 まあ「国」って単位で軍事力(軍隊による政治交渉に影響を及ぼす総合力)をみていては捉えきれない。だから「陣営」って概念も出てくるんだけど、物流・兵站が世界規模のネットワーク(連携)が強く要素として顕在している今日においては、どこまでを「陣営」と見立てるかはなかなか難しそうに思います。「サプライチェーン」の分断事案は、世界規模流行感染症COVID-19によって「暴きたてれた」格好で示されています。国内でミサイルだ弾丸だと生産するにしても原材料を国内調達で賄えるかどうかとえば……多くの国で「無理」でしょう。軍事装備品の「追跡」(トレーサビリティ)で元を辿って行ったら……そういう追求にも価値と意味が今は高まった気がします。

(12023.03.11.土 追加)

042. 「ぬこぬこネットワーク」

 「ねこねこネットワーク」とも。
 略称、NNN。某地上波電波利権のテレビ局群の報道連携の呼称ではない。

https://nekoneko-kyokai.jp/nnn/

 おそろしい。なんておそろしいんだー。

 ……って猫好きには嬉しい悲鳴、なんだろうか?
 野犬は人を噛むから(あるいは狂犬病を媒介するから? 猫だってありうると思うだが……)狩られてしまうが、野猫や野鳩は割と放置。カラス、雀に至っては野生生物扱いであるらしい。
 まあ、猫でも居つかれるとその場所の人が困るって場合は「対処」されてるっぽい。
 祖父(母方)が猫を飼っていたことがあった。父方の祖母は若い頃から「猫嫌い」であった……らしい。ゲンコツの中指の関節を出っぱらせて猫のおでこを「このやろ!」と小突いては追っ払ったのだという。おばあちゃん……。
 ゲームの『ペルソナ4』では(古いゲームだから書いても問題ないだろう。攻略サイトには書かれていたと思うし)、主人公は猫に餌をやり続けると寄宿しているおじさんの家が猫だらけになるという、猫好き熱狂な展開が用意されている。うーん。主人公、おじさんと姪っ子に謝れよ!お前、都会に帰っちゃうんだろ、次の春には。

(12023.03.11.土 追加)

041. 心拍で計時してる

 へー。
https://karapaia.com/archives/52320860.html
 カラパイアの記事。

(12023.03.11.土 追加)

040. 目先の欲にとらわれるな、と言うけれど

 欲って「みること」認識するところから始まる。エサを取るにしてもセックスするにしても。って下世話か。YouTubeチャンネルの『最低野郎のSF世界』のアルファ君みたいに『装甲騎兵ボトムズ』シリーズが好きになるのもベールゼンファイルか何かをたまたま観たからだ。YouTube動画アップ主(うp主、と伝統的ねらー用語では言うアップ主の打ち間違えから始まった略語。にちゃんねる界隈の系譜をひく言語習慣ではとにかく省略、そして字面の画像効果を利用した表現へと変化していく。そのうち学問系譜として古典視点の系統樹とか描かれるんだろう。けど、たぶんわたしらが死んだあとの時代だろうな。掲示板のログが将来へ長く多く残れば学問は捗る可能性を高めるだろうけど、たぶん現時点でもあんまり残ってないかもしれません……)の好きの始まりは認識、ということになる。無論そこで好きにはならない可能性もあった訳だから個人の嗜好や傾向を「ボトムズ」が「引き出した」とも言える。……あとアルファ氏で言えば「それって『オマSF』だろ」っていうSF宗教論争が始まりかねない問題提起である。「SF」という単語は兎角「めんどうくさい」の古典である。なにをもって「SF」とするかはSF好きそれぞれの「魂の中に」のみ真実があるのである。えっへん(なに書いてんだよ)。

 話が逸れた。わざとだよ。清水幾太郎先生やおフランスな感じの文書指導本を書いてる先生(名前を失念した)なら「本題から逸れるんじゃない。削れ削れ」とおっしゃりそうだ。たしかに「わかりやすさ」で言えばおっしゃる通りに違いない。
 でもこちとら好きで作文してるんじゃい。書き手の事情をグリグリ押し付けるためにこそ作文をしている(おいおい)。賛同を得たいとか、ひとりよがりに偉ぶることでマウント取ったと自己満したい訳で……たぶん、ない。「歩くこと」が「生きること」みたいに(谷山浩子さんの歌の歌詞にそんなのがあったか。『遺跡散歩』だったか?)、と書くことが、書いて内面を吐き出すことが、わたしの生きることの一部だ。ってまた話が逸れてるし。

 見ることが欲の発端。見なければ欲も生じない、たぶん。ってことで古来から宗教の修行はヨーロッパ中世の修道院にせよ、日本の山寺や修験にしても、なんだか人里離れているか人々との交遊を制限する方向が観察できる。ふむふむ。
 まあ、「見せられる」ままに欲望を発動させるなら、いわゆる「買い物依存」さんのようなことになる。スーパーなど小売店は「売るため」に「陳列」している。陳列の工夫もある。売れ線はもっと売れるように目立たせている。売れない商品に費やす棚どない(儲からないからね)。

 だから、まあ、自分の欲望、「好き」をコントロールする技を会得しておかにゃぁ厳しい現代社会を生き残れない。ましてやグローバルなインターネット界隈おや(古典の強調表現)。
 つーことで、やっぱり試される「スルー力(りょく)」。精神修養って単語で示すことが出来るんでしょうけど、「好き」、欲望も「ほどほど」に、ってことですね。

 で、どうしたらいい? と、ノウハウ、やり方、方法を「売りつける」つもりはない。この流れ、とっておきの「商材」が出ると話が締まってカッコイーんだが、そんな詐欺はわたしには出来ない。手持ちの嘘がないからね(苦笑)。
 ひとつ、ヒントらしきことに触れるなら「落ち着け」かな。田中秀臣先生のYouTube動画チャンネルのタイトルにもとられている。ゲームそしてアニメーションの『ペルソナ4』にも出てくる。ただし、ダイレクトに欲望というよりはなんだろう、悪口への脊髄反射とか決定的な行動を促す集団心理への個人対処って文脈でそれぞれ使ってるんだけど、悪口も集団に流される怠惰も広い意味では人間の性質のうち「欲」に関わる動機付け、インセンティブでしょう。まあ、雑に「似たようなもんだ」(おいおい)ってことで括っても(この局面では)問題ないでしょう。
 たぶん「内省」という、近年では多くの人があんまり鍛えてなさそうな個人の姿勢ってことになるんでしょう。わたしの若けぇころは「日記をつけろ」だ「お小遣い帳をつけろ」だ言われたもんじゃ(お年寄りかよ)。内省の訓練、鍛え方は千差万別人それぞれ、言って仕舞えば「生き方」つまり人生の装いそのものだ。だから万能の処方箋、万人向けの魔法の品などない。嘘ついて具体を示して誘導して儲ける、あるいは感謝されるって姑息な手を使ったところでヘタクソな鍍金(めっき)は直ぐ禿げる、あ、違った、直ぐ剥げる。武道の所作みたいなもんで、耳学問で聞いただけでは役には立たない。実践してこその「内省」ですからね。体得できるかどうかはそれぞれの個人次第です。言われなくても実践出来る人もあれば一生を通じて内省と無縁っぽい人もいる(内心は外からは分からないから分からないが)。

 手っ取り早いのは「認識しない」って対処療法というか、手段になりますか。
 本棚から誘惑する漫画本やらスマートフォンのゲームやらを箱に詰めて封印するなり潔くアプリ削除するなり……見えなくするだけなら「隠しておく、覆っておく」だけでも良さそうですね。やったことないけど、わたしは(苦笑)。この点で電子書籍って一覧が表示されるので「試験前には漫画は箱に詰めて見えなくしておく」みたいな技が使えず、逆に不便になってる(おいおい)。まあ電子書籍技術は進歩の途上ですからね、難点の洗い出しをあと100年くらい続けた後でないと安定しない気がします。活版印刷とか社会に広く受け入れられたのって100年じゃないでしょ? たぶん。

 まとめっぽい文を置いた方がいいかな。
 欲望が無くして人間の「生きる状態」の維持もなし。ご飯食べないと死んじゃうしね、たぶん。

(12023.03.11.土 追加)

039. ジョージアの暴動

 話を客観として聞く限り、「ジョージア国内企業への資本融通による外国勢力の支配のチェック」にどういう問題があるのかさっぱりわからない。
 国内統制というのか、ジョージア国内の一般国民弾圧の道具になる、と懸念しているのだろうか。

 ……ざっくり眺めて抱くのは、日本国内で過去あった「日米安全保障の更新」、「存続危機事態対処法政」に対する誤解と騒動が重なっているように思われる、ある種の類似ですね。USAのワシントン・コロンビア特別区の連邦議会占拠騒動なんかも似通って感じる。

 「左翼」・サヨクとか、共産主義者・コミニスト、あるいはグローバリズムの世界統一国家主義者と安易に括るのはたぶん早計なのだろう。
 最低、定義づけが可能なのは、それぞれの国家の「国益に反する暴挙」あるいは極端な場合は「暴力」と称することも出来る、一連の騒動「劇」は、茶番とも言えるし、娯楽だとも言える。憂さ晴らし? 誰かにとっての?

 誤解と無理解とを解けばこんな騒動にはならなかったんじゃないか、という気はする。けれど、騒動をあおりたてる煽動者・アジテーターが暗躍して(暗躍じゃなくて、あからさまに行動してたりする。日本の共産党の青年部とか)一定の集団行動が成り立っている、という面もあるのだろう。それぞれの国の「警備」を担う行政部署はことさら明言しないとしても認識し留意し、対策は当然講じている、ハズでしょう。想定の外の射角から、日本国総理大臣経験者だった安倍晋三さんはぶっ殺されちゃいましたけどね。話が逸れ気味。ちょい我慢しよう(苦笑)。

 「見立て」として「敵」を想定する余地は、常に残しておくべきだと思う。だから『コレ!』って名指しは留保しておく方が「その後」を推察、予測し対処する上では大切な態度かなーって思う。どっちつかずの「コウモリ野郎!」って謗られちゃうかもしれないんだけども、慎重さは必要でしょ? テレビ版の『攻殻機動隊スタンドアローンコップレックス』の公安活動の断面を信じるなら、捜査および攻性の「警備」において「敵」を見立てて想定するのは少人数組織ともなれば必然でしょう。でもさ、普通の人は公安警察ではない。常に「広く」とっておくスタンスは個人としての思考を踏み外さないために大事なことかなーって、思います。……まあ、しばしば「妄想」っぽいし、おふざけなところも有ったりするわけだけど。個人の気安さから。駄文を書いたとて『銭』は発生しないしさ(苦笑)。社会の木鐸を叩いて警鐘を鳴らしているつもりが、悪い奴らに悪用されるリスクのがデカいかもしれん(苦笑)……そこまでの知名度も影響力もないからそれは杞憂というものよ(自嘲)。

 ま。ジョージアも「心配よねー」と近所のおばちゃん井戸端会議風にオトして作文の矛を収めます。

(12023.03.10.金 追加)


 REUTERSの説明を読んでもなおわからん。EUとUSAは当然自分達の立場からの見解を述べる訳だから嘘じゃないとしても本当でもないだろう。
https://www.reuters.com/world/us/why-is-georgia-turmoil-over-foreign-agents-law-2023-03-09/

 EUもUSAも、ジョージア与党をロシア寄りとみてる、ということだけは理解できる記事ですね。
 まあ与党が、いったん保留にして話し合いをするって言ってるらしいので、外野の我々は「様子見」するよりないでしょう。

(12023.03.10.金 追加)

038. HPのプリンタ

 「ヒット・ポイント」ではなく「ヒューレットパッカード」。

https://gigazine.net/news/20230310-hp-printer-firmware-update-third-party-ink/

 ふぅーん、こんな姑息をしてるんだー。

 まあ、「インクジェットのヘッド丸ごと交換」がHPプリンタの『良さ』なので、あたしゃ関係ございやせんなあ。

 ビシバシ印刷される方ならインクだけ詰め替えて運用する方が効率、とくに「お金」の面で有利なんだろうなって思う。けどまあ、メーカー(ヒューレットパッカード社)も大概というかやり過ぎって気はします。……少ともこういう態度を嫌ったユーザーはおそらく二度と戻ってこないでしょう。モノを売る、サービスとして売る企業としては、商売上手とは言えなさそう。
 手持ちの株を売っぱらうか、あるいは株を買い占めて経営方針を改めさせて企業価値を高めるか……まあそんな資金力があったら、と妄想はすれど、そこ止まりですね(苦笑)。

(12023.03.10.金 追加)

037. 尖閣沖合@9日

令和5年3月。9日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻(八重山日報では6日は3隻)
 7日 3隻
 8日から9日 2日間 4隻(産経新聞、八重山日報では8日9日ともに3隻)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
海上保安庁
尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・報道
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20439
9日
海警1102
海警1401
海警1305(機関砲らしきもの)

 転覆した漁船報道は遺体1名回収以後の報道はないようです。
https://www.cna.com.tw/search/hysearchws.aspx?q=漁船
「新長發88號漁船釣魚台海域翻覆 海委會證實台籍船長罹難」が最新っぽい。

(12023.03.10.金 追加)

036. 動画『未だ解明されていない神秘に満ちた世界の謎5選』

https://www.youtube.com/watch?v=zvxmgKK-gkE
> 23:43
> 【ゆっくり解説】未だ解明されていない神秘に満ちた世界の謎5選
YouTubeチャンネル『世界の未解明ミステリー【ゆっくり解説】』

1 レインボーな樹皮のユーカリ
rainbow gum / rainbow eucalyptus
https://ja.wikipedia.org/wiki/レインボーユーカリ
https://unique-green.com/eucalyptus-deglupta/

2 コロンビア・シパキラ 塩採掘廃坑道の「塩の教会」
Colombia Zipaquirá
塩の大聖堂 Catedral de sal
https://search-ethnic.com/zipaquira

3 オニナラタケ=でっかい生き物
Armillaria ostoyae
 ……菌類の「おおきさ」の定義って……

4 アオミノウミウシ
Blue glaucus
 これは割と有名、かな。
 カツオノエボシ(4身一体で有名。あと毒の強さも)

5 ベンタブラック
Vantablack
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベンタブラック
 丸じゃなくて濁点。めっちゃ黒い物質。カーボンナノチューブの物性。

 面白かった。けどまあネタ切れ感がジワってきたなあ……いや面白いから別に良いんだけど。
 あとチャプターがあると見る方は助かる気はする。

(12023.03.10.金 追加)

035. 『ブギーポップは笑わない boogiepop phantom』

 当時、スキ!で欠かさず見てた。
 オープニング・エンディングからスガシカオさんと杏子さんの歌声と音楽に親しんだ。いいよねー。

https://www.b-ch.com/titles/6381/001

 サウンドトラック、サントラが出てるのかどうか知らない。
 ピクチャーCDを買ったらサントラじゃなくてイメージアルバムで作中の楽曲は「ひとつも」入ってない2枚組。……でも、コッチもヨイ。むしろこのCDアルバムを紹介したい!ってくらい繰り返し聴いて人生を過ごしてきた。おいおい。人生は大きく振りかぶりすぎだろ。

 『ブギーポップは笑わない』は、本当のブギーポップが出てくる新しい方のがたぶん正当なアニメーション化なんだろうなって思う。でも、コッチのが断然いい。耳に。

(12023.03.09.木 追加)
 この「内省的な」語り具合が、本当に良い。そう思う。

034. まーたEmotetかー

 妹てーっと……違う。え萌えってーと……無理がある。

https://www.security-next.com/144322

 電子メールの添付ファイルを「でっかく」すれば検知を回避出来る、って企みであるらしい。……そもそも「テキストしか受け付けません!」ってやっとくべきだよね。htmlメールなんぞ撲滅じゃー(おいおい)。
 テキスト(文字だけ)ベースに見せかけて詐欺犯罪誘導型メール(バイナリー部分が丸見えじゃい!)が捨てアド(捨てて構わない電子メールアドレスのメールボックス)に届くのをチェックするのも飽きたので捨てアド自体を捨てた。つーか、捨てアドなのに延々と何年も後生大事に維持したわたしの方がどうかしている。さらばヤフメ(YAHOO JAPANメールだったんかい!)っていうか、たぶんチャット時代、メッセンジャー時代と使ってた「捨てアド」だったなー。思い出深い。まあ思い出はオツムの中にあればそれでいいや。どっちみちチャットにもメッセにも戻れないんだから。「不可逆の変化」だねキリツグさん!

 Zip形式ファイルはともかく(広くOSが機能提供している圧縮展開形式だから)、アーカイブの中身がdoc形式って……いまどき……Microsoft社だって近年は「データ」部分と「機能・コード記述」部分とはファイルを分離する方向じゃん? 悪さするコードなんて完全排斥されるべきです。……授受が面倒で運用の管理も面倒かもしれんけど。安全(セキュリティ)を高める、少なくとも「わざと低めて犯罪者を誘致する」態度は戒められるべきでございます。「日頃のこころがけ」なんつってもセキリュティ無理解さんには通じない。まずは「仕組みをわかってもらう」ところから地道にやるより途が、方法が、手立てがない。……せっかちさんはそこが我慢ならんかったりするっぽいんだが……人間、一生勉強です。言い方変えると一生修行です。修行って言い方が嫌なら、一生とは一生のこと、死なない営みのことそのものですよ、と身も蓋もない言い回しに落着する。まあ、言って通じず理解されないとなれば一切は空虚(おいおい)。
 便利さだけに目が眩むタイプはギャンブルで身を持ち崩す人たちとなんら違いがない、って思います。欲望はほどほどに。たまに立ち止まって冷静に「森羅万象」を眺め理解に努めるが吉なり。

(12023.03.09.木 追加)

033. 尖閣沖合@8日

令和5年3月。8日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻(八重山日報では6日は3隻)
 7日 3隻
 8日 4隻(八重山日報では3隻)
(従来通りに、尖閣周辺の日本のEEZ、接続水域を4隻で運用してるっぽい。)

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20434
8日
海警1102
海警1401
海警1305(機関砲らしきもの)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
海上保安庁
尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

 「機関砲らしき」海警1305 はEEZに引いてただけらしい。戻ってきたぞー。戻ってくんな!

 転覆した漁船報道は遺体1名回収以後の報道はないようです。
 捜索は、台湾報道によると日本と台湾の共同で行われているそうです。日本語日本報道ではこの点は示された記事がなかったような気がします。

6日付報道。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202303060001

 日本語日本報道の「マインドセット」というか、型にはまった「作文作法」の悪癖が垣間見えるように思われますが……。

(12023.03.09.木 追加)

032. ジェイ・ホワイト選手

 正月恒例大会で敗北したものの、若さと狡猾さのジェイ選手、昨年は海外にいることが多かったからプロモーター業っぽいことをしてたのかなーって思ってたら国内1試合、海外1試合をもってどうやら新日本プロレスリングを退団となってるらしい。
 新日本プロレスリングからの正式な発表はない。
 けど、「2月」は新日の契約更改シーズンなんで……。

https://news.yahoo.co.jp/articles/24ece1e1ae0e32320aecace1606a35d37b0b069b

https://aozora-band.com/wpwn/archives/57865

 ヒールは損な役回りだ。人気があってアイテム販売で会社を儲けさせることも難しい。ヒロム選手や矢野通選手のように愛嬌があればまだしも。
 なまじ実力があるだけに「試合の質」興行としての完成度を求めすぎた、という気はする。会場を煽る態度とか、ほぼ完璧なヒールだ。

 個人的にはケニーオメガ選手のシングル、リベンジマッチを期待していたんだけど、新日本マットでは実現しそうにない。
(あの打たれ強いケニー選手をマットに沈めている。あれも2月だったんじゃないかな?)
 残念。

 それにしてもバレットクラブのトップは、鈴木軍と違ってコロコロ変わる。最初はアポロ55(ゴーゴー)の田口選手の相方だった。ベビーフェイスからのヒール・ターン。たしか1年くらいヒールになろうと頑張ってたけど……。

 新日本の道場で修行したジェイ選手にしてもオスプレイ選手にしても元はヒールじゃなかった……育てて使い捨て、とは思いたくないけど、なかなか新日本も企業としての人的資源の運用で悩んでるんだろうか。

 どこのマットでも良いけど、ジェイ選手の試合はネット越しにでも見たいものだなあって思います。

 あー、別にファンじゃないですよ。
 どっちかっつーと飯伏選手の去就が気になるし、オカことグレートオーカン選手の成長も見守りたい。あっせんなよな内藤軍(そんな名前じゃない!笑)も心配なら、卒業鈴木軍の面々も気になる。ケニー選手が持ってっちゃったUSヘビーのベルトのマッチメイク期待とかいろいろあるんで。か、哀しくなんか、ないやい(笑)。

(12023.03.09.木 追加)
 内藤選手をうっかり田口選手と書き間違えてたんで直したよ。キャラは違うけど立ち位置がわたしの中で似通ってるって印象なのかなあ。

 追放イベントがなかったことを思えば、正体不明のマスクマンとして出戻る可能性は皆無ではない……おいおい、技で即バレするわー(苦笑)。
(12023.03.09.木 追加)

031. 日本の国防関連の覚え書き

 『国防ニュース最前線』はもうやらないの?
 な『陸海空軍人から見た』シリーズ。1名アサインから3名アサイン(プラス桜林さん@進行係)で生産コスト増、だけれど書籍販売も始めた(らしい)「チャンネルくらら」(with 救国シンクタンク at 倉山塾)なので、制作経費はどうにかやりくりしてるんでしょう……ありがたやありがたや。

https://www.youtube.com/watch?v=gSzFQSl_jdE

 「ロシアによるウクライナ侵略とウクライナによる奪回」戦争の、推移は気になるとしても軍略・戦術視点の個別指摘にはほぼほぼ興味がない。篠原常一郎さんの話の方がタシになる、程度に思ってる。
 3OBに期待するのは、「日本の国防の今後」や「日本の国防が現時点で抱える問題」や「日本の国防における『用語』説明」だ。その文脈でならウクライナ情勢を語ることにも意義が見い出せる、かもしれない。

 「ブッシュ・ドクトリン」はU.N.でも国際法上も「否定」されている、というお話が興味深い。

 「統合」の話も面白い。

 昨年令和4年末のいわゆる国防三文書にも軽く触れていた。

 ……何度か視聴してメモを書き足すかも。

(12023.03.09.木 追加)

030. モンティ・ホール問題

 モンキーパンチ問題とかモンティーパイソン問題とかのが好きかも(そんな問題は実在しない)。

https://tashlouise.info/%E6%95%B0%E5%AD%A6/6663.html

これを見れば万事解決!(おいおい)

 汲むべき教訓は、「条件(クイズ問題の設定)」はしっかり把握せよ、ってことになるのでしょう。

(12023.03.08.水 追加)

 なんか、編集時のプレ・ビューが変更になってて、慣れない。「見出し」設定した項目の一覧が、編集時にも出てきてビックリ。編集モードにしてないのかと焦ったわ。
 これとは別に褒めたいのは「オン書き」してもさほどストレスにならない程度に改善してる! えらい! ただし、ブラウザのショートカットを横取りしてるんで、そこだけ「オマ環」のわたし個人として困ってる(苦笑)。ショートカットでキックして↓下の丸括弧の内容をクリップボードに放り込むシェルスクリプトを動かしてるんで、それがねー、動かないのよねー。とほほ。
 でも、レスポンス向上、お疲れ様。そしてあんがとよ(誰の真似だっけ?)。
(12023.03.08.水 追加)

 あーそうそう。
 最初の選択を変えた方が当選確率が1/3から2/3にあがる! そうだとしても、開けてみて「当たる」のがどっちかは開けて見なければわからない。そして確率が低かろうとも、最初の選択は1/3だろうと当たる時は当たる(2/3の確率でハズレるわけだが)。
 「確率」は「結果を保証しない」。
(12023.03.08.水 追加)

029. ジョージア暴動

 宮崎正弘さんのメールマガジンで取り扱ってた話題。REUTERSの記事をリンクしときます。

https://www.reuters.com/world/europe/parliament-georgia-gives-initial-approval-foreign-agents-law-2023-03-07/

 数千人規模の暴動。

> 与党ジョージアン・ドリーム党が支持するこの法律は、海外から資金の20%以上を受け取っている組織に「外国代理人」として登録することを義務付け、さもなければ多額の罰金を科すことになる。
> The law, backed by the ruling Georgian Dream party, would require any organisations receiving more than 20% of their funding from overseas to register as "foreign agents", or face substantial fines.

 なんで反対なのかイマイチわからない。
 ……っていうか「ジョージアン・ドリーム党 the ruling Georgian Dream party」って名前が……ワタシ気になります!(苦笑)

 ゴリゴリ法律を通そうとしてるから反対してるっぽいんだけど……

(12023.03.08.水 追加)

028. RPG-7とジャベリン

https://www.youtube.com/watch?v=OwFfSfHBSjI

https://www.youtube.com/watch?v=7xny8W1ZEj0
「春日部つむぎのちょこっと軍事解説」

 対戦車戦。
 っていうか、タンクって「上からドーン(……航空支援なり、ドローンなり)」でやられちゃうイメージだったんでちょっと意外。まあ、つらつら説明されると確かにそうだなあ、とは思った。

 陸はとりあえず「地面掘ってなんぼ」らしい。

 それぞれ運用面でいろいろと制約があったのね。

 陸戦シミュレーショーン・ゲームってぜんぜん知らないから、驚きの連続だった。

(12023.03.08.水 追加)

027. 尖閣沖合@7日

令和5年3月。7日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻(八重山日報では6日は3隻)
 7日 3隻

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20425
7日
海警1102
海警1301
海警1401

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

 「機関砲らしき」海警1305 は母港帰投?
 二度と来んな!

 さて。
 転覆した漁船報道は遺体1名回収以後の報道はないようです。
 台湾報道の邦訳らしき記事。
https://news.livedoor.com/article/detail/23829660/

> はえ縄漁船「新長発88」
> 遺体は台湾人船長と確認された

> 8日には新長発の船主が派遣した潜水士による海中捜索が行われる見通し

(12023.03.08.水 追加)
(12023.03.09.木 追加)6日の丸括弧内の記述を明瞭になるよう直しました。

026. タップオノス ガラス質の城壁

 Tap o' Noth。オー!ノー(ス)!

https://shigurechan.com/history/tap-onoth-was-a-giant-pictish-fort
https://en.wikipedia.org/wiki/Tap_o'_Noth

57.3514°N 2.8586°W
UK・スコットランドのアバディーンシャー Aberdeenshire (地域名。港町、アバディーンを含まない)
https://ja.wikipedia.org/wiki/アバディーン

 砦の城壁の一部がガラス質。
https://en.wikipedia.org/wiki/Vitrified_fort
 接着剤に使った? でも加熱してガラス質を形成したら積んだ岩石そのものが脆くなるらしい……。謎。キラキラさせて攻めてくる連中の目を眩ますため?

 「規模の大きさ」の方が謎かもしれません。「ガラスの城塞」って方が字面のインパクトが大きいからソッチのが(「世界の謎」的な意味で)キャッチーらしい。

 住居跡からの推察で4000人ほど住んでいただろう、とされているらしい。丘の上に4000人……。飯はどうしたのか、薪は? 水は?と気になる。そもそも城壁の岩(石?)をどこから調達したのか。……全般的に謎。

・ピクト人
https://ja.wikipedia.org/wiki/ピクト人
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_kings_of_the_Picts
 「ピクト」はローマ帝国側の呼称。
> 彼らは古代ローマ人が命名したピクト (Pictiはラテン語で、体を彩色していた人々か刺青をしていた人々を指していた) 部族と推測される。

(12023.03.08.水 追加)

 ガラス質の作り方が日本語訳で説明されている。
https://seesaawiki.jp/atomicage/d/%A5%B9%A5%B3%A5%C3%A5%C8%A5%E9%A5%F3%A5%C9%A4%CE%A5%AC%A5%E9%A5%B9%B2%BD%BA%D6
(12023.03.08.水 追加)

025. グロゼル アーティファクト

 グロゼル(グローゼル)は地名。
https://hmn.wiki/ja/Glozel

 カラパイアなどでも取り上げられている「グローゼルの石板」を含むアーティファクト(遺物)。贋造品の類も含んでるっぽい。

 場所は上記リンク先に明記されている。
> Glozel
> グロゼル
> 北緯 46 度 02 分 東経 3 度36 分
> 北緯 46.033度 東経 3.600 度
> フランス中部 のヴィシーから約 17 kmのアリエ県にある> フェリエール シュル シションのコミューンの一部

 牛に鋤(スキ)を牽かせて畑を耕してたら、牛のあんよがボコンと地面を踏み抜いた。はて? 穴の下には地下室が!
 人骨があったところをみると墓だったのかしらね(他に二つの墓が見つかった、とあるので計3個の墓所ってことになるのかな)。

 墓そのものは中世くらいのもの。そこの埋蔵品に鉄器時代に遡れる、いわば埋設時の骨董品も含まれてるっぽい。文字の刻まれた粘土板?石板?は……偽造品?

https://karapaia.com/archives/52162625.html
6個目のネタ(10から降番が振られているので見出しとしては「5.」)。

https://www.youtube.com/watch?v=chyD8hLKrVI
 6個目のネタ。

 まあ、畑の下に壮大な遺跡が眠ってるって例もあるんで何が出ても不思議はない……気はします。昭和新山だって元は畑……って造山活動と遺跡、遺構、遺物をごっちゃにしちゃぁいけないか。

(12023.03.07.火 追加)

024. 内閣官房長官記者会見と青山繁晴参議院議員ブログ

・内閣官房長官記者会見(定例なのは当たり前だから省いてる?)
6日 月曜日 午前
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202303/6_a.html
 日韓首脳会談の予定は「ない」。

6日 月曜日 午後
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/202303/6_p.html
 日韓外交日程は「決まっていない」。https://www.meti.go.jp/press/2022/03/20230306007/20230306007.html
 「WTO提訴を中断した」から日本の経済産業省は交渉する、のだそうです。

7日 午前午後ともコリア共和国関連の質問答弁なし。

・青山繁晴参議院議員のブログ
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=4751

 外務省からも経済産業省からも自由民主党外交部会は「誓約」を取り付けた。
 ……血判状でも取っといた方がよくない?
 国会議員なんて年限で変わるし……ってバ官僚は企んでいそうだし。

 当然ながら、この経産省にしても、外務省にしても、今日の答弁ぶりを実行できるかどうかが、カギになります。
 そのため、今日の午後3時から、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 )の拡大執行部会を開き、こうした歯止めを岸田総理にも確認するための提言案を拡大執行部でまとめ、護る会の総会に諮ることを決めました。

 ぐにゃぐにゃで「軸」も「意気地」もない、岸田文雄内閣に省庁の我が儘好き勝手の手綱を握って操れるんでしょうかねえ。そこが一番の国難。

(12023.03.07.火 追加)

023. 『臓器収奪』

https://www.youtube.com/watch?v=T43a2TkOeXU
「長尾たかし」YouTubeチャンネル

 動画の中で紹介されている本。

『臓器収奪――消える人々 - 中国の生体臓器ビジネスと大量殺人、その漆黒の闇 -』
著: イーサン・ガットマン
訳: 鶴田ゆかり
ワニブックス 2022年 令和4年 2750円
https://www.wani.co.jp/event.php?id=7258

 月刊雑誌『正論』やウイグル界隈の文脈でジャーナリスト大高未貴さんの取材などから、ちらほら、と見聞していた話。具体や事例が盛り込まれているなら読んでみても良いかもしれません。

 チャイナに限らず、日本国外への臓器移植・医療ツアーなんてのも、うっすら、聞くし。

 長尾たかしさんは「NPO商売」の文脈で捉えているらしい。まあ、多面的で医療機器の納品メーカーの「人権侵害・人命侵害」に対する無自覚と無責任さに対する憤りめいたものもある様子ですね。
 まあ、切り口はいくらもある、か。

(12023.03.07.火 追加)

022. 尖閣沖合@6日

令和5年3月。6日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻
(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から6日 5日間 4隻
(八重山日報では6日は3隻)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

海警1102
海警1301
海警1401
海警1305(機関砲らしきものを搭載)
 既報の八重山日報記事からの推測。

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20421
6日
海警1102 海警1301 海警1401
……機関砲らしきものがトレードマークの海警1305は、台湾漁船の救難・捜索にでも参加したんでしょうか。わかりません。

 台湾船籍漁船転覆の続報は「遺体1名回収」以降の進展はないようです。台湾に「出稼ぎ」に来て死んじゃった人たちの人生とたぶん地元インドネシアに残してきた家族の内心を想像すると、涙が滲む。思い入れすぎ(苦笑)。見つかって遺族や家族(生存の可能性は遺体回収まで永遠にあり続ける……ううう)に報告がなされることを願う。
 次点として、なんで転覆したのか、漁業活動計画に不備や難点があったのではないか、という検証も大事。死んじゃう出稼ぎ漁民を量産したところで経済合理が、単純に「儲け」が期待出来ない。失敗は次に活かされるべきだ。……お花畑っぽい「固陋な」日本では「反省なんて、ない、ない、なーい」な「喉元過ぎれば熱さを忘れる」くせに「あつものにこりてなますを吹く」んで近年日本人は本当に「困った」もんだと思う。老害全員死亡退出しても老害が継承されているから「今」の「このザマ」がある。なんともはや。……なんか話が逸れてるな。まあいいや。

 早く「6名」が発見されることを願う。

(12023.03.07.火 追加)←日付間違ってた。直した。
(12023.03.09.木 追加)6日の丸括弧内の記述を明瞭になるよう直しました。

021. トンネル効果が起きない不思議

 むしろトンネル効果が(少なくとも人間が観察出来るサイズの世界において)しょっちゅう起きず、稀な現象だって方がわたしには不思議です。ひねくれて言ってる訳でも「意外っ!」を狙ってる訳でもない。

https://nazology.net/archives/122815
https://nazology.net/archives/122815/2

 直接観察じゃないけど、計量としてシミュレーション・モデルが現実を説明することが確かめられた。
 「ゼロ点エネルギー」は、原子固有の振動数、中性子でも陽子でも電子でもいいけど、に由来する、絶対零度の状況におかれても物質がもつ「エネルギー」と説明がある。……物質が「波動性」を獲得したのも不思議なら、空間に「物質が存在」しそこから「影響する力」が生じることも不思議でならない。
 分子でも原子でも、空間を占める「ものっぽい部分」は極めて小さい。原子核とその周りに存在する(回っているのかどうかも確かめることが出来ない)電子との「距離」は意外と思えるほど「遠い」。すかすかのスポンジどころではない。しかも電磁気力(電荷の引き合う力)だけで原子ができ、原子同士が電磁気力でひっつくことで分子が形成される。どうかしてる。物・モノが形を成すことも不思議。目の前のコーヒーカップを掴んでコーヒーが飲めることも不思議である。……だいたい自分自身が死んだ状態ではなく生きた状態をかれこれ半世紀?も続けられることも不思議ですね。生物の奇妙さ。

 わたし個人の妄想的発想からすると、物質なんてのは空間の影じゃろ、って決めつけてます。プラトンさんのイデア論っぽい。でも光を照射してくるのは「空間」というありかたそのものです。空間から素粒子が生まれて、凝り固まって物質になり生物になりって随分とまあ珍妙な話ですよ。

 宇宙の話題を提供してくれる「ゆっくりビッグバン」(ビッグバンがゆっくりだって読むとなんともアイロニカル)YouTubeチャンネルで、グレートアトラクターを扱ってました。
https://www.youtube.com/watch?v=gtBM4vvq9QE
 牛に引かれて善光寺参りとか、お伊勢参りとか、なんとかも靡くなんとか(うろ覚えも甚だしい)。
 とにかく、宇宙空間の遠方に天の川銀河もアンドロメダ銀河も人類が観察出来る何もかもがある方向に引っ張られている。重力で引き寄せられている……らしい。天の川銀河の中心の向こう側にそれがあるらしいので直接観察する術が今の所ない。はてなんだろう。というのが「グレートアトラクター」。超強力な重力源。
 重力ってのもだいぶいい加減な概念で、人類としてはとりあえず地球や太陽系の説明で「一番説明するのに都合がいい」、影響力概念ですね。でも、これってどのサイズの話まで応用して使い続けられるんでしょうね。「力」の大統一場理論とやらではいまのところ「重力」だけは別扱い。屁理屈、おっと失礼、理屈づけも重力だけは今の所出来ていないらしいです。なんなんでしょうね、重力。恒星は「星間水素ガスが集まって光り出す」って説明になってますが、水素ガス同士がそんなに集まりたがりかどうかは謎。地球大気圏だったらあっちこっち好き勝手に飛び回る方が得意そうなのにね。宇宙空間は低温だけれど水素が固形物になるにはまだ暖かいらしい。ましてや、地球大気圏と違って「圧力」もかからない。なんで恒星が恒星として光り出せるほどの大量の水素ガスを掻き集められるか。それを重力だけで説明できるのか。わたしは怪しんでます。まあ怪しむだけしか出来そうにないですが(苦笑)。

(12023.03.06.月 追加)

020. 稼いだカネを引き出せない。

 投資家の嘆き記事。

https://www.reuters.com/markets/billionaire-investor-mark-mobius-says-he-cannot-take-money-out-china-fox-2023-03-05/

https://jp.reuters.com/article/china-outflows-mobius-idJPKBN2V8008

 資産凍結って訳じゃないらしいんだが。
 HSBC 香港上海銀行は、PRC法治ではなく、CCPの「ご指導」という絶対命令にのみ従うらしい(憶測)。
 自由な投資(投機)資金の移動が保障されない地域となれば、損切りして放り出されて……PRC/CCPだけで「経済」の切り盛りができるつもりなのだとしたら、おいおい、輸出で稼いで輸入に依存の、「内需レス」体質を改善してからの方が良かったんじゃないのかい? って経済素人わたしは思ったりする。余計なお世話。お節介。

 日本国内の左派経済政策学者とか「国際」金融学者とか、送り込んで日本国内から厄介払い……コホン、PRCの「応援」をするのも一つの方法でしょう。
 (……全員、拘束。そしてひっかけられて有罪、終身刑。下手したら死刑。そんなオチしかみえてこないね。だったら人命尊重で左派リベラルの「厄介」学者をチャイナに行かせてはイケナイですな)

(12023.03.06.月 追加)
 ロイター日本語版に翻訳(一部省略)掲載された記事へのリンクを張りました。

019. 尖閣沖合@5日

令和5年3月。5日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻
(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日から5日 4日間 4隻

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
海上保安庁
尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

海警1102
海警1301
海警1401
海警1305(機関砲らしきものを搭載)

 近所で台湾籍の漁業船舶が転覆、台湾籍乗組員1人、インドネシア籍乗組員6人の行方を海上保安庁が巡視船をくりだして捜索中、と報じられている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030600024
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6456021

(12023.03.06.月 追加)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1672805.html
 まだ発見されていない。
(12023.03.06.月 追加)

018. 尖閣沖合@4日@八重山日報5日報道

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20410

> 尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺
> 領海外側にある接続水域
> 4日
> 中国海警局の船4隻が航行

> 海警1102
> 海警1301
> 海警1401
> 海警1305

 なんだか「コピペ」感が否めんな。わたしの作文っぷりが。「駄文」を高く掲げているので、別にいいかー(おいおい)。

 4桁数字の1桁目は母港というか拠点を示しているとやら。「1」だとたしか北方管轄だったような気がします。渤海の奥?
 普通は太平洋に近い南方管轄っぽいんだけど(「2」とか「3」とか)、人員も船舶の補修・保守も(その意味ではメンテナンス要員か)「やりくり」に苦労してるんじゃなかろうか、と勝手に憶測してみたりして。
 CCPじゃなくてPRCの中央の「お財布」から維持と運営のコストは支払われている……んだろうなと思うわれる一方で、PLAは軍備(費用)はCCP/PRC持ちな一方で、要員(兵士ほか)の食い扶持は自分たちで稼げ!が、軍閥をCCPの「傭兵」にした頃からの伝統で(いまはどうなってるかは、秘匿主義なんでわかりません)お陰でPLA発の映画、文芸その他の娯楽文化が発達したし、さまざまな「技術」も花開いた。ケータイ関係とか、監視カメラやグローバルインターネット界隈、ドローンとか。……宇宙開発方面はどうなってんだろうね。さすがにPLAに丸投げ、とはいかないだろう。掛ける(賭ける)額面の桁が違いすぎるからね。「共同富裕」で金持ち吊し上げ、というよりは産業のPRC/CCPを主軸とした糾合と整理、経済「統治」は、PLAや「民衆、大衆」(あるいは長年弾圧を重ねた「異民族(チベット、南モンゴル、ウイグル)」やチャイナ共産党に対峙する「異教徒(法輪功とかイスラームとか)」)の「軍事『革命』(クーデターが一般用語か)」を未然に防ぐための布石、「カネ」を奪うことによる弱体化……なんでしょうね。
 ぜーんぶ、憶測。ある意味、妄想(笑)。
 でも「立場」を変え「視点」を変えてみると、すっきり見えてくるものもあるんじゃないでしょうかね。迎合でも追従でもない。ただ「闘う」ために必要でしょう。相手を「読む」って態度は、ね。

 尖閣沖合ネタが限定されるんで、つい、だらだら書いてしまった。「尖閣沖合」というひとつの「現象」は、その背景に「目には映らない(かもしれない)」背景があればこそ生じるもの、なのでないでしょうか?
 チャイナ・支那領域全体の、経済不調っぷりは否応なく、端々に影響を生じることでしょう。影響しないわけにはいかない。武士は食わねど高楊枝ってな訳にはいかない。
 ……話逸れるけど、リベラル・ファンタジーの文学乙女浜矩子先生の「出版状況」なども、「金・縁」ネタにわたしには見えてしまう。いけないいけない。浜先生は労わり、愛でる対象だ。ちゃんと表向きの(カバーの)ご職業、本業もおありなんだし(褒めてる?貶してる?いえいえ、面白がって眺めてるだけ)。

(12023.03.05.日 追加)

017. 浜矩子著『愛の讃歌としての経済』

 安倍晋三さんも亡くなってしまい、悪口で印税を稼ぐ方針を改めた……? それとも現政権が、共産主義・リベラル・グローバル支配のポチと見做して攻撃(口撃?)を避けてる、とか? 謎です。

 謎ですが、書名の『愛の讃歌』といえばシャンソン本家よりも加藤登紀子さん「おときさん」。どういう人かは各位でお調べください。バリ・サヨク(それは褒めすぎ)。まあそもそも、おフランスって来歴からして社会主義と共産主義が古くから発達した揺籃の地でございます。ド田舎のマルクス君やエンゲル君よりも大都会!なパリ!なのです。……もっともヨーロッパで古くから発達したのは古代ローマのイタリアであり、スペイン・ポルトガルであり、オランダやベルギーだったりして。おフランスもまた古いヨーロッパでは「田舎」だったりしてました。野蛮なフランク人……。

 話がそれまくったけど、まあ要するに書名からして「どサヨク」感が醸し出されていて、読み手をそもそも選別する。しかも出版社は京都の「かもがわ出版」です。あー書名と著者名しか書いてなかった。
 かもがわ出版、2022年 令和4年。
 「破壊活動防止法に基づく調査指定団体」日本共産党の系列というより、傍流のようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/かもがわ出版

https://ja.wikipedia.org/wiki/松竹伸幸

 ……一橋卒の系譜なのかな? そういえ元財務省事務次官の「お笑いワニ芸人」の矢野康治さんも……
https://ja.wikipedia.org/wiki/浜矩子
https://ja.wikipedia.org/wiki/矢野康治

 余談寄り道が長い。

 とりあえず目次。

001 もくじ
007 序章 なぜ愛の讃歌なのか
015 第1章 愛はどう語られて来たか(1):エディット・ピアフの場合
035 第2章 愛はどう語られて来たか(2):アダム・スミスと使徒聖パウロの場合
055 第3章 愛なき偽りの経済事例研究(1):無魂企業と偽物経済合理性の場合
081 第4章 愛なき偽りの経済事例研究(2):国内経済運営と通商・通貨政策の場合
105 第5章 真と偽りの狭間にあるグレーゾーン経済の事例研究(1):戦略的良心経営?
135 第6章 真と偽りの狭間にあるグレーゾーン経済の事例研究(2):戦略的持続可能性追求?
163 終章 愛は限りなく
172 おわりに
173

 ページ数は一般的な新書くらいかな。判型は単行本サイズ。クリーム色のカバーで「やわらかい」印象を醸し出している。うーん、文芸! あるいはご婦人向け、って感じでしょうか。「愛」だしね。宗教の棚にあっても違和感がないかもしれません。主にカソリックなキリスト教関連で。パウロさんとか扱ってるし。

 中身はおいおい読むとして(読んでないんかい! ああそうだよ!)、章立てみてると、なんかもう「攻めあぐねてる」感じが強い。あれもこれも掴んできて、無理やり日本語の「愛」で括ってみせた。けど、たぶん本文でも触れるだろう「異性愛」と「神への愛」と「神なき時代の道徳としての(アダムスミス扱うところで出てくるに違いない)『愛』」とは日本語は一緒でも原語、もとの言葉では呼び分けられている。そもそも日本語の「愛」なんて近代語だし。江戸くらいなら「情」の方が今の「愛」っぽい。それにローマカソリック型の「神への愛」なんてのは「奴隷教」の「洗脳」でしかない、と書いたらキリスト者やユダヤやムスリムの方々に怒られちゃうかなあ。怒られちゃうんだろな。でも実際、奴隷貿易を主導したのは日本においてはキリスト教宣教師だったし。異教徒は「ひと」にあらず……おいおい。

 「愛」って最初に言い始めちゃうところに「愛」という文字の「欺瞞」が潜んでいるようで、読む前からオラぁワクワクしてきたぞ!である(苦笑)。
 ファンタジー作家にして文学乙女の浜矩子先生の肩書きが「エコノミスト」と印刷されている。「コミニスト」の誤植でしょう(おいおい)。
 「愛」という「欺瞞」でSDGsなどさまざまな時事ネタをどう料理なさっておられるのか。「アホノミクス」ばりの罵詈雑言は飛び出すのか。たのしみです。

(12023.03.04.土 追加)

016. 「コガタ ルリハムシ」

https://www.insects.jp/kon-hamusikogataruri.htm

 5.5ミリメートルしかない甲虫。カナブンの親戚かと思ったら「ハムシ科」だという。寸法も形状も違うのか、カナブン、アオブンブンたちとは。

https://news.yahoo.co.jp/byline/amanokazutoshi/20230304-00339634
 9から10ヶ月も土の中にいる、というお話。えーーっ。どうりで見かけない。

 野草の「ギシギシ」は新芽を摘んで軽く湯掻いて食べたりする。新芽は食えるが葉っぱは硬くて筋張るらしく食用にしない(食えるのかもしれないが試したくない)。そんな成長しきった葉っぱをコガタルリハムシは親も子供も、もしゃもしゃ食べる。哀れスジ(葉脈?)だけのギシギシの大きな葉っぱ……。
 ギシギシが厄介な葉っぱだってことをこの記事で初めて知った。河川敷とか野放図に生えるさましかみたことがないので意外な気がする。だいたい大きく育つので畑だ庭だとなれば真っ先に引っこ抜かれる対象となるだろう。ツクシ(スギノコ)みたいに地下茎でガンガン増えるタイプでもなさそうだし。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ギシギシ

 たで食う虫も好き好き、とは言うけれど、タデ科だったのか、ギシギシ。

(12023.03.04.土 追加)

015. 尖閣沖合@3日@八重山日報4日報道

 ……アットマークの使い方がアレだが(アレって何だよ)まあよかろう。

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20405

> 尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺
> 領海外側にある接続水域
> 3日
> 中国海警局の船4隻が航行

> 海警1102
> 海警1301
> 海警1401
> 海警1305

 海上保安庁の公式記録は土日祝祭日は更新がお休み。なので八重山日報にによる当局問い合わせによる報道はありがたい。

(12023.03.04.土 追加)

014. 食糧危機なんだってさ

 だからって「コオロギ食」詐欺はよくないよね。昆虫のタンパク質の質量がいかほどか、それを生産するのにどれほどの手間暇とお金とを投じるのか、勘案するまでもなく「ない」産業だ。
 お蚕様食も、イナゴ食も、絹生産の廃棄物再利用と、稲作害虫駆除を転じて食っちまえってだけの話。捨てるのが「もったいない」から何かに使えないかって、そういう「おまけ」だった。
 ……光電力発電もそうだけど、どこかで「本末転倒」がこの20年くらい、馬鹿なヨーロッパが馬鹿ばかり繰り返していて草、である。馬鹿でなければ貴族にも富裕なハイ・ソサエティにもなれないんだろうか。ヨーロッパは古代も中世も近世も近代も「愚かさ」ばかりを繰り返す。伝統なの?馬鹿伝統なの?馬鹿を継承する馬鹿伝統……その意味ではカソリックの「原罪」とは「馬鹿さ、愚かさ」って意味だったのかもしれない。ソクラテスが毒杯を煽らずに済む社会の構築を目指してはいなかったのね。パンとサーカスだし。統治者、非統治者ともに相手をことごとく「馬鹿にしあう」「馬鹿だと相手をみる」ことの限りない連鎖がヨーロッパを形作っている……とは思いたくないんだけど、ごく地域に限られた様子を少しでも「さらに大きく」括った途端に「馬鹿」になるのはいかにも不思議だ。

 ふたつ。思う。
 一つは深刻な刑事テレビドラマの『非常のライセンス』(天知茂さんが主演。渋い)の最終回。もう一つは少年漫画の諸星大二郎『食事の時間』。
 『非情のライセンス』の最終回は、社会はでシリアスな物語展開であったシリーズが、いきなり「人類全部の腸を半分にする、身長を半分にする」ことで食料危機を回避する、という超展開についていけなかった。バッドエンドにするにしても、「なんだ、これは!(岡本太郎さんの顔真似)」って思った。……あらすじへのリンク。

https://www.amachi.info/blog/index.php?e=148

 今読んでも、超展開! ……いちおう「伏線」の回収って面もあったのね……。そこだけ発見があった。しばらくしたら忘れるだろうけど。

 諸星大二郎『食事の時間』は以前にも取り上げた気がする。都市生活の最下層浮浪者?への食料提供を省くため、お腹の中で「食料」を合成する微生物をお腹に住まわせて万事解決!と思ったところが「事故」で微生物が変質。人間(浮浪者たち?)が一挙に粘菌の群体よろしく「みんな合体」して食欲の赴くままあらゆる物質も人間も飲み込んで……ってバッドな展開です。ちゃんとしたアウトラインは「ぐぐれかす」ってことにさせてください。ググってどれをリンクしたら適切か、判断しかねる(苦笑)。

 国際的な食料期間が「人類は『霞』を食え」とか言い出したら末期だろうけど(苦笑)、腸内微生物の都合や加減が整えば「土を食う」だけで生物としてのヒト・人間は生存可能になるかもしれません。……毒分だらけのユーカリ食って一生を終えるコアラを思えば、肉食を嫌々ながら捨てて滅びの道をひた走るジャイアントパンダの現在のあり方を思えば、若干「妄想的」な悲惨な将来描写にどれほどの「深刻さ」と「真面目な心配」があるのか、わたし個人は最大級に怪しんでおります。……どーせはすっぱ小銭稼ぎの下賤産業のネタにしたいだけだろ?そうなんだろ?って首根っこ掴んでぶるぶる揺すって問いただしたい気分ですよ。

 軍から逸れたサバイバルな兵士がタンパク質を得るために行うことは、「蛇をとっ捕まえて食う」ってのが映画作品の定番だった気がします。……昆虫、食うのかい? 「安全な」昆虫なんていない。それにあまりにも少量で、きっと「食った気がしない」んじゃない? 米(コメ)も胡麻(ゴマ)も、五穀の稗(ひえ)や粟(あわ)その他だって、粒は小さい。それを「どれだけたくさん」集められるか、あと「保存性」も大事。生魚は干したり漬けて発酵させて長期保存を可能にするところに意味と価値が生まれている。烏賊「しおから」万歳! 食料には「貯留」という課題がいつだって(古代、あるいはもっと前の時代から)つきまとっている。この「伝統」を踏まえずに、安っぽい軽薄な、浮かれ気分が「最新技術」を安易に褒め称えるかのような「馬鹿さ」は眺めるだけで気分が悪くなる。もうちょっと「まとも」に、「まじめ」に物事を捉えてほしい。考えて欲しい。そう願って作文を終えます。ちゃんちゃん! とぅーびーこんてぃにゅーど!

(12023.03.04.土 追加)

013. アオダイショウ

 青大将。蛇の一種。人生で3度くらいみている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アオダイショウ

 身体が青い。というか緑色。

 河川敷の斜面をのぼるアスファルトの歩道を横切る個体。海岸沿いの山というか丘というか個人経営っぽい美術館の夏の庭。それと東京は皇居の堀の外側で春の日差しにとぐろを巻いて身体を温めてる途中のを見かけた。

 まむしというのはみたことがない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ニホンマムシ

 まあ、蛇なんて、構わずに放置しておくにこしたことはないだろう、と思う。
 ツチノコを見つけたとしても、わたしはそっとしておくと思うよ、うん。

(12023.03.03.金 追加)

012. 読書、とりあえず全部に目を通す

 学校の教科書でもなんでもいいけど、とりあえず「全部読む」ことは大事であるらしい。
 全部読むて。
 いやいや「目を通す」くらいに、中身を理解するとかそういうのすっとばして、とりえず「全部、見る」。そのことは結構大事らしいよ。てきとー(苦笑)。

 目を通すと、無自覚なまま、どうやら記憶に残るものらしい。ここに期待しようぜ!(おいおい)
 人類のあらゆる人々が兼ね備えた気質かどかは知らん。知らんけど、見るという経験が、理解しないまま見るという経験が何も意味を持たない、とはわたしは思えない。そう思うだけの個人経験と得たベネフィットが「それなり」にある。いちいち示して理解や賛同のネタにする程の確実なモノではないのが悔しい訳だが(苦笑)。

 古くはこれは、「素読」ってやつ。それの現代版だと言えるかと思う。素読って何?それは江戸時代くらいの寺子屋で、「し、のたまわくー」と音読するってアレです。音読しろ、なんて言わない。けど、理解しようとせず、とりあえず「全部、目に映す」ことが大事だってことです。理解は追い追い後からゆっくり、そして静かに深く、理解と個人の側の思考とを循環すればいいんじゃないかなって思います。どのみち、人間は「生きて」行かねばならん。生きるってことは自己と異なる何かを理解し、自己の中に思索していくことだから……じゃないかな。まあ、ご飯食べることがなにより大事だけどさ。人は「パンで生きる(ヨーロッパっぽく言った場合)」のです。ジャガイモだ、トウモロコシだって話もありますし、日本なら(不意に鎖国したら)米と五穀ってことになるでしょうけど(飢餓で大根を齧る子供って写真が学校の社会科の教科書に小さく載ってたけど、あれって、事実を指し示す足しになってないよね、って今でも思う)。人は「食って」、衣類と住居とで生活する。読書も思考も決断と行動も、基盤部分の衣食住が損なわれず安定してそこにある上で成り立つ。

 ……なので、読書なんてのは「やれることをやる」だけでいいんじゃないかなって思う。
 とりあえず、手にした1冊は、ざーーーーっと最後まで全部「目を通す」ってことに注力したらいいんだと思う。……本なんて「洗脳」とか「布教」とか、著者と出版社の仕掛ける「フリ」でしかない。そこに染る義理は読者の側にはない。理屈で批判するも断固拒絶するも読者の好き勝手な自由である。むしろ読んでるこちらが著者よ出版社よ「オレ色に染まれ!」ってくらいに思ってよろしい。
 時間と手間とを鑑みて(鑑みなくても)「とりあえず、全部に目を通す」読書をわたしはお薦め致したく思います。
 おしまい。

(12023.03.03.金 追加)

011. 財源絶対厳守主義に対峙する物価上昇と通貨価値の下落

 「本年度の予算は、本年度の歳入と歳出で均衡(バランス)すべし」って発想が、まったく(繰り返す、まったく。さらに言う、まったく)理解できません。
 むしろ「国庫債券(国債)」やその他の借り入れで賄って先送りした方が良くないだろうか?と思う。

 理由は、「右肩上がりの経済成長」を前提にしているからです。

 物価は「あがる」。
 昭和の狂乱物価は、上昇の度合いが極端すぎて論外だ。けれども、物価は「あがってなんぼ」だ。そおしてその裏面は、国内通貨の価値の低下ってことだ。1本10円が1本20円になれば通貨(日本銀行券という紙幣と日本国財務省造幣局鋳造の硬貨)の価値は半減した、と言える。……もっとも物価ってのはアヤフヤで、値札つけて売る側が結託して「1本20円」って平仄とって値上げした場合はどうか、抜け駆けして1本15円で売るのが出てしまうとかいろいろありそうだって意味では全体を完全に補足して数値化し論ずるのは至難だ。けれど、物価って基本は「あがる」し、「あがってきた」よね? 経験として。切手代とかハガキ代とか、今では信じられないだろうけど、ハガキが10円やそれ以下だった時代もある。昭和で、だよ。敗戦後日本で、だよ。今はもうそんな事実が「信じがたい」って人の方が多数派な年齢構成でしょう。「キミの知らないニッポン」だよ(苦笑 苦笑いで済ましてる場合じゃぁないんだが)。

 結局、国庫債券(国債)の額面価値が、発行時点と償還時点とで損得がどうなるかは未来のことだから確定することは出来ない。けど、経済成長をし、物価が上昇し、その裏面として通貨の額面価値が下落するのなら、国庫債券を発行し国庫を賄った方が「お得」ってことになる。逆に、デフレーション、デフレーション、さらにデフレーションと緩やかな自殺の如き経済を続けるのであれば、ひたすらケチな「現金主義」を追求し、国庫財政も、国民生活も「オシマイにする」だけでしょう。まあ、そんな国家、人々はこぞって見捨て逃げ出すでしょうな。命あってのものだねですからね。生物としての人間でありますから。

 だから、国庫債券(国債)の発行って、「遠い子孫の繁栄を、今のわたしは信じます」って告白なんです。100年債とか1000年債とかないけど、最長でせいぜい40年で償還らしいけど。10年後、2年後、あるいは数ヶ月先の「経済繁栄」(と、それに付随する額面価値の下落期待)を「信じられる」からこそ、国庫債券に限らずあらゆる債券、そして債務が起債されるのではないでしょうか?

 ……と、「知ったような口をきいて」作文してみました。ツッコミよろしく。どーせ、荒だらけだろうし(苦笑)。そこは自分の能力の限りをそれなりに、諦めもモードで、自覚してるんで。この「場当たり作文」がこれを読まれた方の「弥栄(いやさか)」に活かしてもらえれば幸いです。

(12023.03.03.金 追加)

010. ウェットティッシュの類の教訓

 ……乾く前に使い切る。これが鉄則。後生大事にとっておいても、パックの中身が乾燥してしまうと意味がなくなる……。パソコン等の液晶モニターを拭くやつとか。いっぱい入ってるからって買っておくと乾き切って……とほほ、になる。とはいえ、そんなに拭かないしなあ、と次回以降はスプレー式とかに移行する……かと思えば、店でスッカリ忘れてまたウエットなクリーナーを買ってしまったりする。我ながらつくづく『人間』である。とほほ。

(12023.03.03.金 追加)

009. 尖閣沖合@2日

令和5年3月。2日までの状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻(産経新聞、八重山日報では4隻)
 2日 4隻

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・報道
> 2日
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20394

海警1102
海警1301
海警1401
海警1305(機関砲らしきものを搭載)

 4隻全て交代したらしい。

(12023.03.03.金 追加)

008. 後進国だった日本

 都市部、とりわけ軍需工場や軍港のあった都市は重点的に、丁寧に? USAが空から爆弾をぼこぼこ落として焼け野原にしてしまった。……火事が広がるようにようにナパーム弾を開発してまで燃やしまくったからねえ。
 敗戦後、都市部生活者は困窮した。飯不足。勝者USAは飯の手当てをする羽目になった。「ざまぁ」とは言わない。当時は帝都・東京でも大変だったらしい。「闇市」なんて言葉もあったそうです。何が「闇」かといえば行政か許可していないから「闇」。むしろ「自由市場」とでも言えばいいのに。それくらい大正が終わり昭和の1桁、10年代は「お上に言われるまま」だったマスメディアの態度がそこに示されているのでしょう。敗戦後はマスメディアのご主人様は日本に「国際法違反の」占拠と駐留をしたU.N.のGHQとUSAのGHQに替わった。なーにが「社会の木鐸」だよ。スポンサーと「お上」に唯々諾々と付き従って波風立てない処世術。嘘も行き過ぎてなければ「下々の者たち」も看過できただろうに。第二次安倍晋三政権以降はどう考えても「やりすぎ」た。

 マスメディア批判は「おまけ」。言いたいことはそこじゃない。

 国庫の歳入と歳出とを「均衡」させる発想は、今のIMFの国家財政再建アプローチにも示される通り、復興期にはそれなりに成り立つ。実際は「たまたまうまくいった」って結果がいくつがありますよ、というだけであって、マクロ経済学の原理でもなんでもない。偶然の成功体験でしかない。
 それが敗戦後復興期日本では「たまたま、上手くいった」のだった。
 それをいざなぎ、いざなみの好景気、経済の急成長でも、続けていた。歳入と歳出の均衡。そして、戦争戦費の調達のための海外売出の国庫債券(国債)はGHQ様(U.N.とUSAの)自ら「封印」してみせた。……なんせコリア半島で朝鮮戦争(コリア分裂内紛)が絶賛勃発中。経済の弱まった日本が参戦「させられる」ことのないように、GHQ(U.N.とUSA)が「押し付けた」新しい日本国憲法を逆に利用した。……でも機雷掃海で日本人は参加させられ死者も出ている。この事実は広く語られることがない。

 話が「戦争」に傾いてしまった。

 言いたいことは、「まとも」な国庫運営においては、歳入不足を国庫債券で穴埋めするのは「当たり前」だということだ。
 税収は国の経済情勢の盛り上がりと衰弱との中でたえず変動する。それは税率ではない。税率をかける「もと」の方が経済状況で大きくもなれば小さくもなる。
 国庫債券の「今年度の歳入不足」をまかなうのは、「前年度の経済状況」を長期間(10年、20年、100年……)の中で歳入の不均整を緩和する知恵だ。国庫の予算編成とは、まだ到来していない「今年度」の入りと出とを予想して(馬券の予想みたいなもんだ。当たることも外れることもある)辻褄を合わせてみせて、国民に披露すること、ただそれだけに過ぎない。……むしろ大事なのは「予算執行」の実績を検証することだ。検証によって、先々よりよい予算編成という予測(馬券の予想に同じ。規模が違うけどね)に活かせる。

 日本の「後進国」っぷりに憤りを覚えるのは、チャンネルくららの倉山満氏など一定の人数があろうかと思う。
 「もはや戦後ではない」と言った時点で日本国は「誇りある地位」に立つ自覚と、それに伴う振る舞いをする義務が生じた、とわたしは思う。
 昭和から平成の切れ目に、あるいは2000年代の小泉純一郎政権に、その後の「悪夢の」民主党政権に、誇りある国家の地位の自覚があっただろうか。「後進国国」を脱することなく、朽ち果て滅びるとしたら我が祖国ながら情けない限りだ。

(12023.03.03.金 追加)

007. カエルの餌のための、コオロギの飼育

 衣装箱で簡単?に、ご家庭でも量産出荷が可能。なーんてふれこみの内職案内みたいなのが10年くらい前はあったような気がします。

 カエルを飼っていると、カエルを飼っているんだか、餌用のヨーロッパハウスクリケットを飼っているんだか、分からなくなってくるってネタもカエル愛好家やトカゲ愛好家の「あるある」。

 人間が食う訳じゃなくペットに食わせるとしても、なーかなかコオロギはタイヘンです。なんといってもフンの臭いがイヤ。最悪じゃー。
 雑食性なのはいいんだけど、ちゃんと「隠れるところ」をマメに用意してやらんと、隣人(隣コオロギ?)の脚先とかもしゃもしゃ食べ始めてしまう……うううう。「共食い」問題は、広々とした場所で隣人(隣コオロギ)の食欲から逃れられるように複雑なシェルタ(隠れるやつ)を工夫すれば低減は出来るらしいです。新聞紙で「階層社会」を作るとか。

 まあ、なんにせよ「もう、こりごり」です。
 カエルが星になって(死んだって意味)久しいので餌コオロギの調達からは解放されたわたしでありますよ。

 餌に「ミルワーム」(小鳥とかが食べるらしい)やミミズ(お馴染みの釣り餌)やサシ(ウジムシってこと。こちらも釣具屋さんで買える)なんてのも急場凌ぎで試したりした。ダンゴムシは固くて吐き出す。ワラジムシならなんとか食べたり、食べなかったり。
 カエルは食通ではなかろうけど、とにかく「動いて」ないと視認出来ないのだ最大の欠点。可愛いんだけどねえ。そこが難点。

 日本だと、コオロギよりも音色美しき鈴虫の需要が大きいですよね。りーん、りーん。キュウリとかナスとかで飼育したりなんかして。

 人間が食う用だったら、沖縄ではセミ(焼いて食うらしい、詳細は知らん)っていうのもある。
 以前、昆虫学者か何か、昆虫食推奨の方がトンボを捕まえてはライターの火で炙って寄生虫や病原性微生物その他を「消毒」した上でパクリって食ってたが……どうみても、少量の山野草を嗜む人の類としか思えなかった。人間が昆虫を食べ始めると、その昆虫を餌に生きていた生物の生存を脅かすことになるだろう。自然界に影響しないように養殖するのだって言うのかもしれないけど、その時点で意味不明。高コストかけて少量を生産を生産する経済合理性は見当たらない。むしろ「米で我慢しろ」ってやったほうが合理があるようにさえ思えるぜ。

(12023.03.02.木 追加)

006. 尖閣沖合@1日

令和5年3月。1日の状況。

・領海侵入の状況。
 なし

・接続水域入域の状況。
 1日 8隻
(産経新聞、八重山日報では4隻)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_3.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

・報道
https://www.sankei.com/article/20230301-IENDZ7CMGJOAHK3XYOIDEHF3J4/
https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20391

海警2301
海警2502
海警2102
海警2204 (機関砲らしきものを搭載)

(のべ数だから、4隻が一旦出てから再び入ってきた、って集計をしてるのだろうか?)

(12023.03.02.木 追加)

 産経報道@2日では
https://www.sankei.com/article/20230302-RMLBNYTI5JLGJCAZPW3WJJM5GM/
 8隻体制になったわけではどうやらないらしい。

(12023.03.02.木 追加)

005. 「アイドルに猥褻」

 立場を利用しての「犯罪」を報じるいくつかの記事を見かけた。

 被疑者が理解出来ない。
 裁判文書よくある「劣情をもよおして」って流れとして記述可能なんだろうけど、なんというのか、アイドルを売り込む立場の人間がアイドルという商品価値に対する「愛」がない。商品とか書くと怒られそうだけど、手塩にかけて育てた栗毛(の馬)とか育てて売るなら「自慢」じゃん。職人が自分がこさえたものを自ら汚すとかあり得ないじゃん? まず被疑者に「愛がない」って思う。
 そうして「肉欲」さえ満たせればそれでいいっていうなら、色欲地獄(そんなの、あったっけ?)にでも赴いたら良いんじゃない? って思う。「同好の士」を探す方がよほど有益だ。

 仮にマネジメントしているアイドルちゃん(「くん」かもしれんが)が好きっていうなら、「好かれる」努力を傾けたらいい。アイドルのが側の気持ちを動かす方が、「おもしろい」じゃん? 「たのしい」じゃん? って思うんだが。被疑者はそういう発想に行かなかったんだろうなあ。

 人間にはいろんな面がある。けれど、商品として「アイドル」を売る、売り込む、宣伝しアピールし、「価値」を生む、そのために払われる大勢の人の努力(努力の裏面には「欲」、金銭としての利益・利潤の追求がある、そうだとしてもそのための努力)を、一人協調を欠いて「アホらしい」言動で「全部、無駄」のようにしてしまうのは、あまりにも愚かに思う。……まあ一人の「アイドル」って、新規産業を起こすくらいに当たるか当たらないか全くわからない「事業」だ。被疑者は「明日を信じられなくなって自棄になった」のかもしれない。ならば自棄にならないようにアイドル産業は仕組みの中に織り込んでいかにゃぁならんじゃろ。

 芸能産業は(田中秀臣先生の雑談でしか窺い知れないんだけど)昭和末期と違って相当困難になっているのが今であるらしい。コロナの強制自粛もあったしね。……なんだか江戸時代の「華美禁止」って雰囲気の中で華美の端的なひとつみたいなアイドルってあり方、どこまで妨害連中に対抗して屹立して行けるのか、見守りたい。……個人的にはアイドルって、アイドルのファンって、なんとも理解が及ばないのよね。わたしは割とアンメーション作品とか、昔は試写会ばかっかり行ってた(試写会に当選する作品は、当然の如く「前評判がイマイチ」なのが多くなる)劇場公開映画の文脈ではスキがある。あるけど、入れ込むってのが分からない。アイドル声優(男女とも)も、商用価値が分からない。内心密かに「推し」てる人はことごとく居なくなったり実力派って位置に収まってたりするんで、個人経験として「そんなもんかー」って思うよりない。

 犯罪は、結局個人の「身勝手」を相手(被害者)に「押し付ける」ことで成立することが多いかと思う。「身勝手」を「押し付ける」ことに妥当さや公平さがあるかないか、相手(被害者)にとっての「身勝手」を思い描いて受け入れていると言えるかどうか、被疑者候補者諸氏には今一度、自らに「といただして」いただきたいなって(まどか風に)思います。……リメイクというかシリーズ発展はあるとはいえ、いまどき「鹿目かなめまどか」さんって出して通じるんだろうか。

(12023.03.01.水 追加)

004. 電気代

 世間では「あがった、あがった」って言うのだけれど、同じ気持ちになれない。
 いつくか理由があるんだろうなあ。

 数年前、5年くらいかな、天井の照明をことごとく「電球型(電球色)LED」に切り替えた。白熱電球はもちろんのこと居間のサークル型蛍光灯もわざわざこしきゆかしきスクリュー式の器具に切り替えた。台所は直管蛍光灯だったけどこちらも「直管蛍光灯型LED(電球色)」に天井、流しの照明ともども切り替えた。
 だから今般の値上げ以前に電力使用量を絞り込んでいた。これが「印象」として大きいかも知れない。

 それと従前からエアコンがない。
 夏場は扇風機を電力稼働するとはいえ暖房に電力を使わない。これも大きいのかもしれない。

 そもそも、昔、一番電気を喰ったのは「ブラウン管型テレビ」だった。
 それと「タワー型パーソナルコンピューター」もあった。モニターも昔はブラウン管だったし。
 ノート型パーソナルコンピューターも17インチで電力消費の激しいタイプを使っていたこともあった。……今も手元にある。MicrosoftのWindows XP(いまどき!)搭載。ソーテックの後継のオンキョー製。音は良い。トレードオフ(価値代替)でやったら電力を使う。どっちをとる?って感じ。

 電力料金でいえば、意味不明な「再エネ」強制徴取には常々、怒りを覚える。
 携帯電話方面のユニバーサルサービス料は許すとしても(公衆電話の維持に必要、という「嘘」にあえて騙されてあげる)電力供給不安定化にしか貢献しない再エネは、基幹電力供給網に組み入れるべきじゃない。「意識高い系」だけに売ればいいんじゃない? 小泉さん家の進次郎くんとやらに売ればいいんじゃない? レジ袋の「嘘」を顔と口の良さで「押し付け」やがって!ふざけんな! って今でも怨嗟を抱いておるぞよ(神様目線)。

 日本における電力の歴史を紐解けば、当初「天井照明」くらいにしか用途がなかった。
 いまに至っては、需要の半分以上はざっくりとスマートフォンの充電とか直流電力だってことを踏まえたら、そろそろ交流給電と直流給電の二本立てにでもすべき時期に来てるんじゃない? とは思う。
 既存施設が逆に新しい技術導入の足枷になってるんだろうなーって気はする。
 既存の産業モデルに模範を探すと、有線電話と無線電話(さらには電話すらもIP電話に進む方向性っぽいが)が参考になるのではないかしら。既存の交流給電と別に直流給電事業って有線放送架線や通信線架線って例が過去にあるんだし、あとは国の「やる気」、民間事業者の「気力」だけ……とか無責任な立場で放言してみる(苦笑)。

(12023.03.01.水 追加)

003. 尖閣沖合@2月28日

令和5年2月。28日までの状況。

・領海侵入の状況。
 24日 4隻

・接続水域入域の状況。
 1日から10日 10日間 4隻
 11日から12日 2日間 2隻
 13日 4隻
 14日から15日 2日間 2隻
 16日から19日 4日間 4隻
 20日から22日 3日間 2隻
 23日から24日 2日間 4隻
 25日から26日 2日間 2隻
 27日から28日 2日間 4隻
(27日分は訂正され、八重山日報の既報道の通り、4隻となりました)

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
> 海上保安庁
> 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/data_R5_2.pdf

・地図など
https://www.kaiho.mlit.go.jp/09kanku/fushiki/ibento6_3.html

海警2301
海警2502
海警2102
海警2204 (機関砲らしきものを搭載)

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20385
八重山日報 令和5年3月1日

 4隻……。乗員のローテーションが気掛かりになるレベル。ちゃんと交代させてもらえよ。CCPは諸兄の健康もこの先の人生も安堵しないんだから。

(12023.03.01.水 追加)

002. 混ぜるな! 危険

 酸性とアルカリ性を混ぜるほどには危険じゃないけど。危険だと思う。

 ピーマン嫌い、椎茸嫌いという子供が、仮にいたとする。あたしだよ(嘘です。ピーマンの方だけでした)。

 切り刻んでみえなくすれば食うに違いな、と調理する方は思う、らしい。あさはかなり。

 ピーマンにも椎茸にも、「おいしく食べる」方法がある。旨味を生かす術がある。そこを見つめず、誤魔化す姿勢が「危険」だろう。美味しさに目覚めさせる、気づかせることがどれだけ大事だろうか。馬鹿げた「味付け」で高級的な「嫌いな食べ物」を殊更拵えて刻みつける必然はなかろう。

 とはいえ、年々歳々、アクとかエグみを抑えた素材が富に増えた。トマトは「異様なほど」甘くなり、ほうれん草もピーマンもセロリもエグみが減った。品種改良が進んでいるのだろ。……加齢(オイ!)で味覚嗅覚が鈍麻してるって個人の衰え(オイオイ)もあるのかも知れない。人間、食わないと死ぬのであるから、スパルタで「嫌いな食べ物」を克服させたければ……いやそれは「虐待」になっちゃうから!

(12023.03.01.水 追加)

001. 今月のつぶやき(1)

(下から上に書き足します)
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浜矩子先生は、何の本だったか、聡明な知恵のフクロウ・ミネルバだかなんだかを持ち出して結びとしていた。前の世紀の本だったか。
目を見開き、物事を見極める、みたいなことも書いてあったような気がする。
そんな浜矩子先生が、どちらかといば盲目性が顕在な「恋愛」の歌を持ち出す。もちろん理性があるのでアダム・スミスさんの「共感」(「友愛」の代表)とローマカソリックのペテロさんじゃなくってパウロさんだったかな?の信仰心を含む広範な「愛」も合わせて提示して……誤魔化している。宗教心または信仰も行き過ぎれば盲目性に至る。
浜矩子先生の中の不整合は解決されないまま「芸」が示され続けるのだろう。
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雨音はわたしを癒す。
風音はわたしを癒す。
大事なのはわたしは「癒されている」と自覚することだ。
酷い言い方をするなら、わたしが「現実を歪めて、自分の都合に合わせて身勝手に解釈するか」の問題だ。

……『太郎物語』とかいう曽野綾子先生の小説に「自動車の排気ガスのかおりに癒される」みたいな記述があったかと思う。人は生まれ育った土地の性質を「里」と認知する。「里」は少なくとも変化や展開の「先が読める」慣れた環境だ。慣れが癒しなのか、たぶん単純には繋がるまい。けれど、刺激に乏しい方が「癒し」の自覚は高かろうと想像する。

慣れって意味では、『装甲騎兵ボトムズ』のキリコくんが「鉄の棺桶」なんて言われる忌むべきATスコープドックの中で安らぎを覚えるシーンには、合理と納得の描写加減がある、と言える。小説『1984』の主人公・語り部は、最初の頃、「この社会」に安らいでいたではないか。

わたしはどうも「原始人」とか縄文土器の人々にだいぶ近い「あり方」であるのかもしれない。外気の流動としての風の感覚とか太陽光とか雨滴の打ち付ける音なんかがずっと好きだった。たぶん死ぬまでそれはかわりそうもない。そして死んだ後のことはわからないし、どうでもいいと思っている。
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『ヘルシンク』を順次みている。
OVAだったのかな? 1話だいたい50分くらい?
このくらいの尺の方が見ていて愉しい。

『刀語』もこんな感じだったか。最初の放送、前半、後半で割ってた? いや。月に1回、1時間放映だったか。
メーテルさんのナレーションが、良かったよねー『刀語』。他は割とどうでもいい(おいおい)。
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最初のアニメ化『ゆるめいつ』は、彩色、絵柄ともども和む。
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東谷義和(「ガーシー」 前の参議院議員)被疑者の、親族宅2カ所が捜査されたとの由。
捜査当局の「手詰まり感」が垣間見える?
被疑者の身柄をおさえて本人の言い分を供述書として仕立て上げないと裁判に持ってけないだろうに……
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ウワサのゴマスリ器を買ってきて洗って干して、乾いたので使い始める。
意外と格納量が多い。
新品なのですり心地は良好。
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「岩塩用おろし金」を岩塩売り場で見かけた。
小さい。
そして高いような、そうでもないような。微妙なお値段。
岩塩よりも「伯方の塩」っぽい海のミネラルお塩が好き!
なので食指が動かないままスルー。
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押入れの奥から発掘された寝袋で一晩寝たら
身体を拘束されるような夢を見た。
寝疲れた。
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ついこの間まで国内産の塩鯖が陳列されていたスーパーで、同じパッケージのノルウエー産がしれーっと置かれていた。ラベル印刷、変えたのね。
世界物流、お魚の場合サプライチェーンというほどチェーン(連鎖)してないんだろうけど、ようやく回復したんだな、と食卓レベルで感じた次第。
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ご近所の地面から生えた藤に比べ、うちの鉢植えの生育が異常に早い気がする……なんだか不穏。
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生物の生体内でのカルシウム Ca は、どう考えても細胞同士の音頭とりというか、タイミングを合わせるための掛け声みたいな「道具」として使われ始めたんだろうな、って神経細胞同士のやりとりに使われる様子を眺めて、思う。
ということは、骨格を形成するほどの「余剰」な膨大な「備蓄」は、念の為の念の為の念の為、みたいなノリで集めちゃったのがゴミ屋敷風に留まるところを知らずに集まっちゃって、別の用途が生じたってことなんじゃなかろうか。
骨が先か、神経が先か。
問えばおのずと答えは明らかなような気がするが、根拠はない。わたしは知らない。
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国益のぉ〜ためならぁ〜 コリアを泣かすー
それがどうした! 文句があるかぁ〜
……誰がうたってんだか
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ATMから引き出したカネで、岸田クンは尹クンに飯と酒とを奢ったらしいよ。
尹クンは「うち(我が偉大なるコリア国)なら『キャッシュレス決済』なんだけどな……」と思ったかどうか、胸の内は知らない。
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今年は藤が咲きそうだ……数年ぶり数回め……おいおい
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坂本九さん『上を向いて歩こう』を
ラテンミックスにしたようなインスツルトがそのコンビニに流れていた……ラテンというより軽いポップスアレンジかワールドミュージック風味か。
上を向いてというより、天を仰いでハイになりそう。
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名指しはしてなかったけど、
『最低野郎のSF世界』YouTubeチャンネルのキャラクター、アルファくんが「地獄の修学旅行」と称していた『無限のリヴァイアス』。当時見たはずなのにウィキペディアでアウトラインをおさえるまで『宇宙のステルビア』とこんがらがっていた始末(苦笑)。下手したら『宇宙(そら)を駆ける少女』とかなんとかとも混ざりかねない(系統、毛色が違いすぎるから「それは、ない」)。

『無限のリヴァイアス』は、たしか乗員の意識がどうたらなのでだいぶ『伝説巨神イデオン』における「イデ」っぽい面がある。だからたぶん、それはそれとして面白がりつつ、やっぱり「ギスギス感」が苦手だからスッパリ忘れ去ったっぽい。『装甲騎兵ボトムズ』もとりあえず「テレビ版しか認めない」姿勢なのはギスギスが嫌だからだと思う。『ひぐらしのなく頃に』も解決編以外は嫌いだし。だからわたしにとっての『ひぐらし』は鷹野三四さんの物語、という印象が一番強い。

ともかく、『無限のリヴァイアス』は「地獄の修学旅行」とはわたしは思わない。
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ちゃんと説明しておくか。後々の自分のためにも。
Firefox 111.0 で、ツールバー上の「アドオン・アイコン」が復活。111.0以前では about:configの拡張設定で下記をfalse にすることでツールバー上のスペースを元通り、使えるようにできていた。

設定項目
extensions.unifiedExtensions.enabled
これを false(無効)に

この設定項目自体が 111.0 では認識されなくなった。

ローカルの CSS を書いて読み込ませてあげる方法もあるようだけれど、mac OS版ではどうやら「ローカルCSSファイルを読み込ませる」という設定項目も機能していないらしい。……まあ、その方がセキュリティ面では「望ましい」んだろうな、とは想像する。なので、不都合だけれど CSS に関してはさして怒りを覚えない。
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Firefox 111.0 が、傲慢かましてきやがりました。
バーに表示する邪魔な「アドオンの入口」を非表示するオプションを削除しやがった。
怒りをもってバックアップからFirefox環境(プロファイル)とアプリケーションそのものを複製上書きしたよ。
手間こさえやがって。アホか!っつーの。
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SDじーさん、SDじーさんうるさいよ!
たまには、SDばーさんも言ってやれ!
……SDってスーパーデフォルメ、だよね?
SDガンダムとか。
SEEDは? スーパー……エコエコアザラク……デフォルメ? エコエコアザラク、エコエコザメラク……エコと言う名の黒魔術(おいおい)
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扇千景さん、大江健三郎さんがお亡くなりになられたそうです。
おつかれさまです。
ご冥福をお祈りいたします。
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「SFは、『みんなの心の中」にある」みたいな作文を打鍵している途中で……寝落ちした。うわー。電気(天井照明)点けっぱなしだよ!目がしょぼしょぼのショボ太郎だよ(誰だよ)!ショボ子?ショボ美?いやまあ性別はどうでもいいだが。ショボリスキーとかショボリアとか(どーでもええわ)。
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戦え!左翼!トランスフォーマー! 見せかけグリーン(中身は旧ソビエト+CCP)! 独裁ブラック!
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グリーン・トランスフォーメーション GX 緑の革命を一枚剥ぎ取ればその下には
共産レッドの独裁政が潜んでいる。
……DXって独裁革命……だったのかー(おいおい)。
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『無限のリヴァイアス』の印象は薄い。というか、「無い」。
珍しく主題歌の印象すら無い。なんでだろう。心の琴線に触れない「とるにたらない」作品だった、ということだろうか。
「地獄の修学旅行」なんてアルファくんは言っていたが。
地獄な割にはあんまり人は死んで無いっぽい、とウィキペディアその他を弄って知る。んー。確かにキャラデザとか見覚えがあるし、不良集団っぽいヘタレどもとか「なんとなく」覚えはあるんだが……。夕方アニメが2000年頃は豊富だったからなあ。深夜枠放送でなかったことがわたし個人の内面の印象を薄めているんだろうか。ナゾだ。
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dアニメストアというのに入った。見放題。
とはいえ、通信の帯域幅制約がわたし個人の環境には常にかかっているので、字面通りに見放題とはいかない。その上、「観るコッチ側」の時間都合問題もある。言うほど「放題」ではない。
だから以前、数年前はバンダイチャンネルで「スポット買い」視聴していた。バンダイチャンネルはバンダイチャンネルで最低画質の限界が割と「高め」でキツかった。

ユーチューブの「最低画質」をどこの動画配信サイト(有料、無料を問わず)も用意してくれると「わたしとしては」嬉しいんだがなあ。
通信の「制限帯域幅」に収まる「画質」をキボンヌ。
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しばらく行ってなかった店の値引きクーポン券が小さくなってた。
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「エホバの証人」って "Jehovah's Witness" って書くんだねー。
https://www.reuters.com/world/europe/least-six-dead-after-shooting-hamburg-focus-online-media-2023-03-09/

 記事は、エホバの証人の教会(集会所)で銃乱射、大量殺人事件がドイツで起きたことを伝えている。銃槍で失っても輸血は拒むんだろうか。というか「信仰の自由」があるのだから無闇に人を殺してはいけない……大丈夫かドイツ?
 犯罪被害者にお見舞いを。亡くなられた方と遺族にお悔やみを。
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お題「MMTは何の略?」
答え「難しい、問題は、取っておく」
答え「むかぁーし、むかしの、鳥取砂丘」
答え「六日に、六日は、特売日」
答え「ムッチ、ムチの、鶏ガラ」
答え「明太子、持って、トンズラだ」
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イラン、やばし。
https://www.youtube.com/watch?v=-Q32vI25b-E
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今季?最初の、桜餅を喰らった。んまかった!
桜の葉っぱ風味最高!
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キャベツが(ほんのちょっとだけ)安い!だけで心が明るい。
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犯罪も厭わずカネ儲けに走る2000年代市場開放以降の支那資産家が、海外に打って出てそこで詐欺られ現地の法制無知無理解から追い立てられ立ち往生している……って面もあるんだろうな、とあからさまにされない「闇の部分」もまたあるんだろうな、と思う。
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メガソーラーの設置状況をみてると、テレビアニメーション『アクエリオンEVOL』に出てくる「アイアンシー」が思い出される。メスが居なくなったりして。笑えねー。
今の趨勢だとオスが絶滅危惧かも?
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しまった! 複製更新してしまった内容をこっちに複製し損ねた!
YouTubeチャンネル「ゆっくり資源」の好物フェチっぷりがどうの、殻付き落花生は正月商品なのにまだ売ってるだのと書いた気がする(覚えてんじゃねーか)。また書くほどのネタでもないし、気分でもないので……まあ気が向いたら書くかも書かないかも。
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いきつけ?の鶏卵購入先が、10個パック欠品。6個パックはある……お隣の店を覗いたら10個パックがあった。なのでそれを購入。国産鶏卵。青森県産らしい。ありがたやありがたや。
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咳をした拍子に、視界の隅を黒いものが動いた。
え? 黒いG?
……さっき食べた黒飴の個包装袋だった……
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おや? 満月?
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近所のスーパーから「ギンビス アスパラ」が消失。
涼宮ハルヒ シリーズのひとつみたいな気分になるなあ。こう書くと。
経済学の(国全体と10年程度の長期の観点という「非人間的」視点の)「均衡」を実感するね(笑えねえ。けど笑うしかないのか?)。

……これでギンビスが潰れましたー倒産ないしは廃業しましたーってことになったら、個人的にめっちゃかなしいよ〜。
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「諸君の愛した東急ハンズは死んだ!何故だ!」
「坊やだからさ……」

そういえばシャァことキャスバルちゃんは、キシリア様に坊や呼ばわりされていたっけ。小さい頃は遊んであげてたとかなんとか。
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胃の中のカンピロバクター・ピロリ、大海を知らず。
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古代ローマって、「ユートピア」? 「デストピア」?
少なくともドイツ帝国の総統ヒットラーの「型」に、ローマ皇帝という先行事例の「お手本」を与えてみせたったことを思えば、合議制統治や民主主義統治は、怠惰のもとで破綻する、そんな定めにあるような気さえしてくる……。
実際は、そんな怠惰も、完全合理で微に入り細に入るディストピア「支配」を打ち砕くのも……完全統治を綻ばせて自壊に至らしめる局面で大活躍だ。
行きつ戻りつする人類社会。だからグローバルで統一!とか絶対にしてはいけない。ある程度の「遊び」をいつだってローカルに担保しておかねば危うい。
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「サブスク」って関節技っぽい。いててててて。
……サブミッション?
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ココを読んでる人がどれだけいるのか、わたしは知らない(コレ全体のアクセス数はno+eさんが補足可能な数字としては教えてくれるけど)。前振り長い(苦笑)。
某ファミリーマート販売のXISTOってスペインワインのデッドストックがないかなーって、今も思い探している。
……ないよねー(苦笑)。
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童謡って、うたってるうちにこんがらがる。
またたび担いだ吉備団子。熊に跨りお馬の稽古〜
ドン!ドン!ひゃららぁー!ドン!ひゃらら〜
朝狩り苺のウマいやつ〜 Siriが滅裂。
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(下から上に書き足します)

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100. 「アクセス数」考
099. 一物一価は一物一価か
098. ゾンビ考
097. 尖閣沖合@23日
096. 換骨奪胎かんこつだったい
095. "WALK THIS WAY"
094. 帝政ロシア時代のロシア国内マーケット
093. カリフォルニア人民共和国?
092. ユーザーアクセスとフィンガープリント
091. 「共同親権」化が万能の処方箋ではないと思う
090. 尖閣沖合@22日
089. 『ムーの白鯨』
088. 尖閣沖合@21日
087. 浜矩子先生研究 〜コルディロックス相場
086. 『The ビッグ・オー』
085. 浜矩子先生研究 〜貿易の国際ルール
084. 『ウィザードリィ』
083. 浜矩子先生研究 〜愛について
082. "colabo"問題と離婚夫婦間ドメスティックバイオレンスと実子連れ去りや親権問題
081. 総需要の罠
080. 浜矩子著『愛の讃歌としての経済』
079. 尖閣沖合@19日
078. ゴリラ!ゴリラ!ゴリラ!スラングー!
077. 『ガンスリンガーガール』
076. 『モスピーダ』
075. 国会議員の除名処分
074. 流動性トラップ
073. 『トライガン』
072. 『タイラー』その2
071. 原子力爆弾
070. 物価高、物価安
069. 箪笥預金
068. 『ゆるめいつ』
067. 元気を貰ったあの食事
066. 尖閣沖合@16日
065. 尖閣沖合@15日
064. 観客と視聴者
063. ギャグアニメの系譜
062. 「布教」
061. イガイの意外な行動
060. 尖閣沖合@14日
059. 『タイラー』
058. 「えるゴミ」
057. 尖閣沖合@13日
056. 放射能とは何か
055. 『マクロス』
054. USAのトウモロコシの供給量予測ネタ
053. バチカンとニカラグア
052. 「賢い主婦」の誤謬
051. 尖閣沖合@12日
050. 物価
049. 戦争を知らない子供たちの戦争
048. 武田邦彦さんの動画
047. 見出し・リードの割には話題が豊富で面白かった
046. 尖閣沖合@11日 by 八重山日報
045. 紙に纏わるあれやこれ
044. 尖閣沖合@10日 by 八重山日報
043. ロシアの戦闘力
042. 「ぬこぬこネットワーク」
041. 心拍で計時してる
040. 目先の欲にとらわれるな、と言うけれど
039. ジョージアの暴動
038. HPのプリンタ
037. 尖閣沖合@9日
036. 動画『未だ解明されていない神秘に満ちた世界の謎5選』
035. 『ブギーポップは笑わない boogiepop phantom』
034. まーたEmotetかー
033. 尖閣沖合@8日
032. ジェイ・ホワイト選手
031. 日本の国防関連の覚え書き
030. モンティ・ホール問題
029. ジョージア暴動
028. RPG-7とジャベリン
027. 尖閣沖合@7日
026. タップオノス ガラス質の城壁
025. グロゼル アーティファクト
024. 内閣官房長官記者会見と青山繁晴参議院議員ブログ
023. 『臓器収奪』
022. 尖閣沖合@6日
021. トンネル効果が起きない不思議
020. 稼いだカネを引き出せない。
019. 尖閣沖合@5日
018. 尖閣沖合@4日@八重山日報5日報道
017. 浜矩子著『愛の讃歌としての経済』
016. 「コガタ ルリハムシ」
015. 尖閣沖合@3日@八重山日報4日報道
014. 食糧危機なんだってさ
013. アオダイショウ
012. 読書、とりあえず全部に目を通す
011. 財源絶対厳守主義に対峙する物価上昇と通貨価値の下落
010. ウェットティッシュの類の教訓
009. 尖閣沖合@2日
008. 後進国だった日本
007. カエルの餌のための、コオロギの飼育
006. 尖閣沖合@1日
005. 「アイドルに猥褻」
004. 電気代
003. 尖閣沖合@2月28日
002. 混ぜるな! 危険
001. 今月のつぶやき(1)
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