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至誠に悖るなかりしか

今日も一日お疲れ様です。今日は一日会社にいました。ひたすらずーっと頂いた買取案件を机上で査定してました。ほんと有難い話なんですよ。次から次へと買取のお話が舞い込んでくる。仕入れを担当してる営業としては理想的な状況。まぁ、これがコロナの影響によるもので無ければですけども。流石にこの状況ですから他の不動産買取の業者さんは買い控えてます。ですが僕たちは買い進めています。明日も銀行で一軒の中古戸建てのお引き渡しを受けます。この中古戸建をこれからリフォームして販売にするので商品として完成するのはおそらく二ヶ月くらい後。それまでにコロナ収まれーって言う賭けですね。そしてもう数軒は購入する予定で仕入れを進めているので、この状況があと一年続いたら弊社は数件の中古住宅を抱えて海の藻屑と消えますね。まぁ、どこの会社も同じでしょうけどね。それに背水の陣は今に始まった事じゃなくてこの一年間ずっとそのつもりでやってきてますので、それほど変化を感じてるわけではありません。今まで通りひたすらやり続けるだけです。

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以前勤めていた会社が社訓にしていた大日本帝国海軍兵学校の訓示です。五省と言いますが、会社全体に示す言葉としてはその成り立ちの政治的意図が大きすぎて、たとえ良い言葉とはいえ僕は完全に肯定できないでいました。政治や宗教の話は会社と切り離すべきだと思っていますし。

一、至誠しせいに悖もとる勿なかりしか
真心に反する点はなかったか


一、言行げんこうに恥はづる勿なかりしか
言動に恥ずかしい点はなかったか


一、氣力きりょくに缺かくる勿なかりしか
精神力は十分であったか


一、努力どりょくに憾うらみ勿なかりしか
十分に努力したか


一、不精ぶしょうに亘わたる勿なかりしか
最後まで十分に取り組んだか

内容はこのようになりますが、僕は「今日一日手を抜くことなく一生懸命過ごしたか?」と言った感じでまとめています。

前の社長というのは独特な人で僕は時に破天荒なその人のやる事や言う事を否定したりしたのですが、なぜか確実に僕の心に何かを刻み付ける人でした。たくさんの人間の人生を背負っている社長という生き方。その道を歩んでるだけでも会社員とは違う影響力を待つのでしょうか? 一日一回はこの言葉を思い出します。

そしてまぁ、今日も精一杯頑張ったなぁ〜って思いながら布団に入る日を続けています。人事を尽くして天命を待つ。今は仲介業者さんが作ってくれる買取の案件をたくさん頂いてそれを購入に結びつけ、お客様が喜んでくれるお住まいにリノベーションする。そしてコロナの終息を待ち、僕が準備したお住まいに「住みたい!」って言ってくださる買主様を探します。

今は自分の事は精一杯やってますので後は神様の思し召し^ ^

そうなんですけどね〜周りの人に何もできてない。自分で一杯一杯。おばあちゃんにも会いに行けてないし、両親も楽させてやれてない。早くなんとかしないとって焦る気持ちもあります。

でもきっとこのまま頑張っていれば周りの人を幸せにできるはず。そう信じて明日も頑張ります。

自分に言い聞かせるようなブログになりましたが今日も最後まで読んでくださりありがとうございました^ ^

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