育児中の女性が働ける環境には程遠いようです。
入社したばかりの女性の営業社員が辞めてしまいました。小さいお子さんがいるのに未経験の不動産営業の世界に飛び込んできました。仕事に対しても貪欲でまだ研修中で覚える必要の無い知識まで求めて僕を質問攻めにするのでした。たしかに僕も不動産の仕事についた時、知識も経験も無いけど周りの営業さんに負けるのは嫌で、上司を質問攻めにしたものでした。なんか以前の自分を見てるようで
この人だったらこのキツイ仕事でもやっていけるかもしれない
と将来を楽しみに思いました。退職の理由は子育てです。お子様は小さいものの実家は遠く自分の親の協力は得られません。ご主人のお母さんの理解を得て仕事を探し、就職したものの仕事を始めたとたんにお母さんが体調を崩して入院する事になり、お子さんを預けている保育園も夕方までしか預ける事ができず、自分で子供の面倒を見るべく退職したのでした。
女性の社会進出は難しい
だいぶ開けてきたし、男性と対等以上に職場で渡り合う女性が増えてきました。でも全ての女性が社会で戦えるわけじゃないようです。まだまだですね。もちろんうちの会社としては貴重な人材ですので、パートタイマーとして勤務して今をしのいでもらえれば将来的にずっと一緒に働けるのではないかと引き止めました。でも旦那さんの意向もあり、退職の意思は固いようでした。
無理もありません。彼女にとって一番大事なのは家族です。旦那さんの意向に反した行動をして、家族が壊れては何のために仕事をしているのかわかりません。当たり前の決断だったのかもしれません。
僕が彼女を引き止めることは逆に彼女を苦しめることだったかもしれません。
不動産営業を若い女性がやると言うこと
拘束時間が長い。体力的にもキツイ。精神的にもキツイ。
でも
喜びの多い楽しい仕事です
その楽しさを感じる前に辞めてしまう人も多い。彼女のような未来ある若者をこの業界に食い止めるため、僕の会社も仕組みづくりを今から進めていかないといけない。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます^_^
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