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買っても損しづらい物件はあります。

おかげさまで忙しくさせて頂いています。先月のご契約のお客様のお引き渡しの準備もだいぶ目処が立ってきました。日々の営業活動と同時進行になりますからそれはそれは忙しく、全く時間が足りません。会社も見かねて人員の補強を計ってくれてますので早く役割分担を明確にして業務の効率を上げていかないといけないわけです。どうしても大切な仕事は全部自分でやってしまいたくなるのでそんな所も僕は改めないといけない。今はまだなんとかやれてますけどここまでのフルスロットルで走り続けられるわけありませんからね(^◇^;)

ところで、昨日は宅建の試験があったようで受験された方本当にご苦労様でした。僕は去年受験していたのでその苦労が昨日のことのように思い出されます。自主採点して一喜一憂されていることでしょうがまずは少しだけ息抜きしてくださいね。

さて、今日の話です。

不動産の購入をお客様に提案する時に僕はいつも考えるのですが

この家をお客様に買わせるとお客様は損するかな?

という所。たとえば、

お客様は家賃が8万円のアパートに住んでいます。購入を検討しているリノベ済みの中古マンションは購入にあたる諸費用込みで1800万円。住宅ローンを組むと月々のお支払いは5万円弱。管理費修繕積立金が合計2万5千円としても次々7万5千円。まぁ、なんてわかりやすいのでしょう。

今毎月支払っている家賃より住宅ローンの支払いが安い。

このマンションを買って10年住んだとします。

住宅ローンの支払いが1年間でだいたい

7万5千円✖️12=90万 

10年にすると900万ですね。

アパートの家賃は

8万✖️12=96万円

10年にすると960万円ですね。この程度の差であればね。まだ家を出れば支払いのなくなる賃貸の方が優勢ともいえます。でもその時点で所有している財産には大きな差がありますよね。

このマンション売れますから。

1800万で買ったマンション。残った住宅ローンの残債と同じ価格で売れたら引き分けですね。でも中古マンションは新築価格からガッツリ下がった後ですからキレイに済んでもらえたらリノベーションした物件ですし、残債を返しても手元に残る現金が可能性が充分にあります。とまぁ、こういうわけで不動産に掘り出し物なんてない。という言葉と共に

買っても損になりづらい物件はある

と言うのが僕の考えです。そしてこのようなロジックが僕の中で成立する物件はお客様にお勧めできる物件と言うことになります^ ^

とまぁ、いつも僕が話す「家を買う事はリスクばかりじゃない」のお話でした。




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