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仕入れの契約前

明日は仕入れの契約があります。僕が言うところの仕入れと言うのは、少し売却を急いでいる売主様の物件をお取引のある仲介業者さんの紹介で買わせて頂くというもの。仕入れた物件をリフォームするして弊社の利益も乗せないといけません。当然相場より安く仕入れさせてもらう必要があるのでなんでもかんでも買えるわけじゃない。そして僕みたいな業者と営業なんて山ほどいます。その中から、うちの会社、そして僕を選んで声をかけてくれるのは非常にありがたいことです。

もちろん、こちらもリスクを背負わないといけない。時折僕のブログで書いている

瑕疵担保免責というのがそれです。

通常、一般の方が不動産を買う時にそれを売った人はお引き渡しから2年間ほどの間でその不動産に隠れていた欠陥などが見つかった時はそれを保証しないといけない。ですが僕たちみたいな不動産会社が買い取る時はそれが免除されます。これが瑕疵担保免責。

でも当然僕たちが一般のお客様に売る時は売主としての保証をつけた上で販売します。そこで何か見つかっても元の所有者様に責任はありません。これが不動産業者に不動産を買取らせる際の大きなメリットです。

今日も契約前にあれがどうしたこれがどうしたと聞くわけです。契約後には聞けませんから。仲介業者さんの好意無くしてこのような買取再販といったお仕事は成り立たないので「大丈夫っす!」って終わらせたいのも山々なんですけどね。

そして値段もね。実際には不安だらけです。今までの成約事例や現在売りにでている物件の状況。ここら辺から「いくらだったら売れるだろ〜」と予想する。でも去年の台風や消費税、急にいつも通り売れなくなる事も業界なので、いつもドキドキです。もちろん破格の安さで仕入れられればその不安は少しは軽減されるかもしれませんが、売主様だってバカじゃないし、ネットを調べればその地域の相場だってわかる。そして紹介してくれる仲介業者さんも売主様に損させるわけにいかない。だからいつも商売になるかならないかのギリギリなんです。

昔、若い頃に僕がバーで働きながら見ていた不動産屋さんは簡単に稼いでるように見えたんだけどなぁ。入ってみれば、ほんとシビアな世界です。さて、明日契約する僕の新しい物件。どうなる事やら。詳細はお引き渡しを受けた後で^ ^

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