抑えるべき時間<783/1000>
【ニコチンレス生活804日目】
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こんばんは。
効率よく生産することや、品質を高めることには時間を割くのに、売上に直結する時間を確保しない組織が多すぎることに疑問を隠せないコマリストです。
今日の午後、昨年の夏頃からやりたいと思っていたことを実行に移すことが出来ました。
それは、農場の近隣にお住まいの方に自慢のレタスを配布しながら挨拶をして回ること。
昨年の夏頃に実行に移せなかったのは、配布できるレタスが、お客さんの所へ出荷できないような低品質のものだったから。
そのまま配ってしまえば、品質の悪い野菜を作っている農家だと思われてしまうことになりかねません。
では、何故今回は配布することが出来たのか?
実は、冬場の生育不良に立ち向かうため、種苗屋さんに相談して耐寒性を持つレタスをいくつか試作させてもらっていました。
#運命的
#試作なので仕入れ価格はゼロ
その試作品のうち、形も色もキレイなのに葉の形状が既存の出荷先から受け入れられなかった品種がありました。
これは、あの時に出来なかったことを今すぐにやりなさいというメッセージに違いないと考えたため、実行に移したというわけです。
普段は、
どうやって生産量を上げていくのか?
どうやって品質を高めるのか?
そんなことばかり考えていますが、農業もビジネスである以上、本来は一日の時間の内、半分以上は売上に直結することに時間を割かなければいけない。
生産量や品質はもちろん重要です。
だけど、それらがどれだけ改善しようとも売上は1円も上がりません。
#試してくれれば売れるとか言う人
#そのために時間を使うべき
というわけで、近隣の住宅地へ行き、レタスとチラシを持って玄関の呼び鈴を鳴らすこと100件以上。
#3人で手分けして
#ひたすら歩き回った
もちろん全く相手にされず、ドアすら開けてもらえないケースもたくさんありました。
それでも、話が出来る方には丁寧に挨拶をさせて頂き、いつでもハウスで待っていますとお伝えしてレタスを渡す。
顔を見て頂き、話を聞いて知って頂く。
信用を得るためには、これが最も効果的。
ハウスでの直接販売をする上で、近隣にお住まいの方から信用を得ることは最重要課題といえる。
近隣に愛される野菜直売所を併設した農場になることが出来れば、ビジネスとしての生存確率が圧倒的に上がる。
あまりにも泥臭くて、ほとんどの方が何かしらの理由をつけて拒絶するローラー作戦。
#効率が悪いとか
#ナンセンスとか
その中でも最も原始的なのがピンポンです。
ちなみに、副次的な効果ですが、レタスを受け取ってもらえる度に、感謝の言葉を受け取ったスタッフのモチベーションがあがって、成長を感じられました。
近隣の方に知っていただき、感謝され、スタッフが成長する。
そして、その先に販売所に購入しに来て頂けて売上につながる。
#さすがにゼロってことはないはず
#期待しちゃダメだけど
やっぱり、泥臭くても売上に直結して、成長を実感出来ることに時間を割くのは良いですね。
明日もやるぞ〜!
じゃ、またね〜!
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