アニメ映画に魅せられて<324/1000>
【ラジオ体操626日目】
『ニコチンレス生活347日目』
こんばんは。
久々に観てみたい映画の予告が流れてきたので、すぐに原作の小説を購入して聴いてみたら、その世界観から抜け出せなくなったコマリストです。
今日は『順序を変えて印象をコントロールする』というテーマで書いていきたいと思います。
現在、絶賛公開中の『僕愛』と『君愛』の2作品。
既に観られた方も多いと思います。
この2つの作品は、二部作ではなく、どちらを先に観るかで、作品の印象が変わるという特殊な作品。
この作品の予告を観た時、映画に新しい価値観を吹き込む作品だから、絶対に観たい!と感じたわけです。
今日は、順序が印象を変えるという新たな魅せ方は、今後ビジネスにも進出してくるのでは無いかというお話です。
一昔前にアート思考という概念が流行ったので、こういう考え方はこれからも重要になると思います。
新たな風はどこから吹くのか
さて、今回私が興味を持った2つの作品は映画のために作られた作品ではありません。
元々は2016年に発表された乙野四方字の小説で、TikTokで紹介されてバズったことをきっかけに、アニメ映画化が決まった。
小説原作の映画化というのは昔からよくあるパターンでもあるので、珍しいことはありません。
この作品が珍しいのは、拡散性の高いSNSがきっかけになっているということ。
これまでの映画化作品は、原作小説の売れた部数がKPIになり、最初から勝てることが分かっているものが作品になっていました。
けれど、今回のパターンはこれまでとは全く違う。
いくらTikTokで話題になったとしても、この作品のために「お金」を払っている訳では無い。
#1円でも
#意味が違ってくる
バズった状態は作品に対してお金を払っているかどうかは分からないけれど、話題にしている人が多いという状態です。
つまり、勝てるかどうかは未知数だけど、映画化することを決めた作品ということになります。
#こういうの好き
#チャレンジング
しかも、この作品は冒頭で説明した通り、『観る順番で作品イメージが変化する』というこれまでの映画には無い特徴を持っている。
こんなの、観なきゃ損じゃん?
アニメ映画界の方向性が大きく変わるかもしれない可能性を秘めた作品。
一体、何人の人が繰り返し視聴するのか。
色んな数字が取れそうで、ワクワクしますよね!
#実験思考
日本にアニメ映画がやってきて80年。技術の進歩とともに、作品のクオリティなどは進歩してきたと思います。
けれど、これほど大きな変化は過去になかったんじゃないかと思います。
『同じ作品の印象を観る順番で変化させる』
過去の成長の延長線上に、こんな考え方は無かったと思います。
#延長戦になければ
#生まれてこない
この変化をもたらしたのは、作者である乙野四方字氏の功績はもちろん、SNSの存在が大きい。
業界に新しい風を吹かすのは、革新的なクリエイターの存在と、技術の進歩、そして別業界との融合による化学変化が重要。
とりま、私自身も観に行きますが、この作品がどんな話題を生み出すのか、今からワクワクしています。
この学びをビジネスに
さて、アニヲタの私がアニメ映画を楽しみにしてるという話を書いてもあまり意味がありません。
ということで、この作品の思想をビジネスに持ち込めないかと考えてみました。
そしてもちろん、簡単に持ち込むことが出来ます。
#難しく考えない
例えば順序のある仕事について、順番を逆にしてみる。
①→②の順でこなすのが当たり前になっている仕事について、何も考えずに逆転させてみるのです。
結果、何も得られないというパターンが、多いとは思います。
けれど、固定観念を壊して生産性を上げたり、付加価値をあげたりするのは、意外とこういう嘘みたいなパターンだということ。
#たまたま
これ以上、効率をあげるのは無理だと思っていたものが、順番を変えただけで急に変わったりする。
他にも、会社の管理体制は『PDCA』で構成されているものが多いところを、『DPCA』みたいに変えてみる。
その結果、「OODA」みたいな新しい概念が生まれたりする。
単純に順番を逆にしてみたり、入れ替えてみたりすることで、ものの見え方が変わって上手くいったりすることがある。
私たちは想像以上に固定観念に縛られて生きているからこんなことが起きるんです。
#特に
#私は縛られてる
もっと自由に、もっと適当に!
こんな風に別の場所での学びをビジネスに持ち込んでみると、面白い発見と成長に繋がると思います。
#たまには
#こういうこともある
ぜひ、試してみて下さい。
じゃ、またね〜!