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美味すぎるたこ焼き

【ラジオ体操162日目】

こんにちは。
今度、ご飯に行きましょう!みたいな未来の不確定な約束は、ほぼ全てが社交辞令だと思っていて人のことをなかなか信用することができないコマリストです。


今日は『感謝と安堵』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、誰かに助けてもらった時に素直に感謝を伝えることができていますか?


心の中では感謝しているけれど、感謝を伝えるのが苦手だという人も多いと思います。


かくいう私も、わりと感謝を伝えるのが苦手な時期があって、”ありがとう”という言葉を伝えることは何となく恥ずかしいことだと思っていました。


今はどうなったかというと、かなり小さなことに対してもすぐに感謝を伝えるのが習慣になっていて、飲食店で料理を運んできてくれた人だったり、コンビニで商品を手渡してくれる人に対して、”ありがとう”と伝えています。
#ありがとうおじさん
#言い過ぎて価値が薄れてるかも


今日は、社交辞令だと思っていた言葉を、実際に実行することで感謝を伝えてくれたある方の行動に、ものすごく感動して一発で信頼してしまったという話を書いておきたいと思います。

突然届いたプレゼント

ピンポーン♪


7月4日の午前に、自宅のインターホンが鳴り、大きな荷物を抱えた配達員さんが玄関前に立っていました。


あれ?何も頼んだ覚えはないんだけどな~と思いながら、大きな荷物を受け取ると、その中身は『たこ焼き』でした。


送り主は、大阪府岸和田市のたこ焼き得心森野店運営会社の社長。


この社長は、私が4月いっぱいで抜けることを決断した、大阪の支援施設で3回ほど相談の対応をさせて頂いた方です。


相談対応させて頂いた時期は、大阪府では緊急事態宣言の真っ只中。休業要請を受けてお店を営業できない状況でした。


相談内容については詳しく書けませんが、苦しい状況だったということは伝わると思います。


そんな状況であることを聞いた私は、本当に出し惜しみすることなく、決められた相談時間ぎりぎりまでいろんな話をしました。


そして、最後の相談の時に、森野社長から「お店が営業再開できたら、自宅までたこ焼きを送りたいので住所を教えて下さい」という依頼がありました。


お礼は、受け取らなくても大丈夫だと何度もお伝えしましたが、それでも送りたいとおっしゃられたので、住所をお伝えしてその日を終えたんです。


そして、それから3か月経過した7月4日。本当にたこ焼きが届いたということです。

感謝と安堵と信用

さて、今日のnoteは、”たこ焼きが届きましたよ~”という報告をしたいわけではありません。


状況を考えてみて下さい。森野さんは3か月前に、休業要請を受けて営業できない状況の中で苦しんでいたんです。


やっとの思いで営業を再開できた。
よし、これからまた頑張るぞ!


こんな心境だったと思います。


この状況で、3か月も前に相談対応をした私との口約束なんて、果たさなくてもいいはずなんです。


なぜなら、たこ焼きを送らなくても私からの評価が下がることなんてないから。


けれど、森野さんは”約束通り”たこ焼きを送ってくれました。


これを受け取った私は、本当に感動しました。
それと同時に、『岸和田に行く時は必ず、あの店でたこ焼きを買おう』と思いました。


たこ焼きを送らなくても、私の中での評価は変わりませんが、たこ焼きを受け取った私の中での評価は『爆上がり』しました。


こちらが忘れてしまうような小さな約束をきっちり果たしてくれたことで、森野さんに対する信用がものすごく高まったんです。


さらに、このたこ焼きは森野さんがお店を再開できたよ~!というメッセージも私に伝えてくれたんです。


手紙なんかは入っていませんでしたが、たこ焼きだけで、森野さんの感謝の気持ちと、3か月間の努力と、営業再開の喜びの全てが伝わりました。


このたこ焼き、美味しくないわけがありませんよね。
えぇ、めっっっちゃ美味かったですよ!!!


たまたま、私が離れた所に住んでいるので、しょっちゅう通うことはできません。でもね、『営業再開のDM』よりも絶大な効果があると思います。


何度も書いてきましたが、これからの時代は、『信用の蓄積量』が売り上げを作る時代です。


小さな約束の一つ一つを、確実に果たすことがもたらす大きな力を、このたこ焼きから教えて頂いたなと感じています。


皆さんも、忘れてしまいそうな小さな約束を徹底的に守るということに、取り組んで下さい。必ず、自分に返ってきますよ。


そして、岸和田市にいかれた時には、たこ焼き得心森野店を、よろしくお願いします!!

じゃ、またね!

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