小さくも大きい学び舎

【ラジオ体操28日目】

こんにちは。
これまで、冬になると新しいスイーツを求めて色んなコンビニをはしごしてしまう甘党男子コマリストです。


昨日は1日休業を頂いてしまいました。というわけで(どういうわけ?)今日は『最強の仕事』をテーマに書いていきたいと思います。


皆さんにとって、"これこそ最強の仕事"と思うものはありますか?


今、その仕事に就いていて、ものすごくやりがいを感じているという方もいるかもしれませんね。


実はものすごく身近に、私の考える最強の仕事は存在します。そして、これまで30近い仕事を経験してきた私ですが、この仕事を経験したことはありません。

最強の定義

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そもそも、『最強』って仕事に対して使う言葉じゃないのでは?と思われた方もいるかもしれませんね。


まずは、私の考える"最強"がどういう意味なのかを整理しておきたいと思います。


最強の仕事とは、
B2B ,B2C,B2G,C2Cの領域に関与して、食品から衣料品、書籍や健康食品、金融商品などなど1000種類を超える商品を扱う仕事です。


さらには、仕入れから調理、販売、などなどお金とモノの流通の上流から下流までのほぼすべての領域に関与している仕事です。


念のためですが、
B2B => 会社と会社の取引
B2C => 会社と個人の取引
B2G => 会社と政府系機関の取引
C2C => 個人と個人の取引


そんな仕事あるの?と思った方もいるかもしれません。


実は、皆さんのごくごく身近にあるんです。

最強の仕事とは

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もう、お気づきになっている方が多いと思います。

最強の仕事の答えは、「コンビニエンスストア」です。


”コンビニバイトは誰でもできる”と話しているのを聞いたことがありますが、私はそう思っていません。


おそらく、”誰でもできる”というのは、『レジ打ち』だったり『商品陳列』だったり、『接客』だったりという、仕事全体の一部の”作業”だけを見ているんだろうなと思います。


ただ、コンビニは扱う商品も圧倒的に多く、決済手段もいち早く多様化に対応し、新たに導入されて広がっている各種サービスに次々に対応しています。


少し例をあげると、
PayPay、LINEペイ、auペイ、楽天ペイ、その他キャッシュレス決済、メルカリ、Amazon、チケットぴあ、住民票などなど。


金融商品以外は何でも取り扱っているんじゃないかというほどに商品点数が多いということは、そのそれぞれに対して、アイテムの決定、入荷数の決定、陳列棚の配置決定、在庫管理、売上の分析、流通の管理などなどの仕事にすべて関わることができます。


その上で、これらをやりながら、接客をして、24時間365日営業。
しかも、災害が起きた時には、地域の災害対策拠点としても活躍する。


こんな神がかった仕事は"最強の仕事"と呼ぶにふさわしいと思いませんか。

コンビニに学ぶ

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最強の仕事とはコンビニです。という答えが分かったところで、それが何?という話になってしまうと思います。


コンビニから何を学ぶのか?
これが重要かなと思います。


ここまで説明してきたように、コンビニは世の中に存在する”職業”のエッセンスをこれでもかというほどに詰め込んだ、お仕事図鑑のような場所なんです。


なので、これから何かのお店を始めてみようだったり、何かの商売を始めてみようだったりを考えている人は、『作業をこなす』という目的ではなく、『商売のいろはを学ぶ』という目的で、一度働いてみてほしいなと思います。


正直、コンビニ以上に多くのことを学べる実践的な場所を私は知らないんです。


集客や接客、陳列、広告、などなどといったマーケティングおよびマーチャンダイジングを学び、既存の商品を組み合わせた新商品企画・開発を学び、最先端の決済手法を活用し、モノとお金の流通を学び、人材育成を学び、エリアにおける売れ筋・死に筋をつかむことを学び、、、


つまり、コンビニは10,000以上の会社をギュッと小さくした会社そのものであり、経営の実践的な教科書なんです。


私も死ぬまでには必ずコンビニで働く経験をしようと決めています。最強の仕事といえるコンビニで、地域最強店を作ることができたら、その時に私は最強を名乗ってもいいんじゃないかとw

まとめ

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さて、今日は『最強の仕事』というテーマで、私の考える最強の仕事とはコンビニですよ。という話を書いてきました。


よく行くコンビニで、従業員募集の張り紙を見かけるたびに、「ここで学べる事」について考えて、ワクワクしていたりします。


みんな、コンビニで働こう!
ということが言いたいわけではありませんが、今自分がしていることが「仕事」なのか「作業」なのかということは明確に意識してほしいなと思います。


作業をこなすだけであれば、正直誰でもできると思います。仕事と作業の定義について、詳しくは別の話に機会を譲りますが、”指示されたことをこなすのでなく、自ら考えて決定して主体的に動く”ことを常に意識してほしいなと思います。


そして、これを意識するためにも”何のためにやっているのか”という『目的意識』を常に持っていてほしいなと。


目的意識があれば、コンビニの仕事を”誰でもできる”と言ってしまうような、『私、俯瞰できない人なんです』発言は出てこないと思います。


今日の話を読んで、”よし、コンビニで学んで開業しよう”と思ってくれる人が一人でもいたら、泣いて喜びます。


そして、今日コンビニに行かれる時は、尊敬の気持ちをもって接してみて下さいね。


じゃ、またね。

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