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常に最悪を!<453/1000>

【ラジオ体操755日目】
【ニコチンレス生活476日目】

こんにちは。
計画を立ててものごとを進めていくことは苦手だと分かっているけれど、最悪の事態を想定して動くことは得意なのでもしかしたら計画は不要なのかもしれないと思っているコマリストです。


今日は『感情だけで動いて後悔しないために』というテーマで書いていきたいと思います。


不動産は雨の日に観に行け!


これは一昨日の朝に西野亮廣さんがVoicyで話していた言葉です。


元々は西野さんの親父さんが言っていた言葉だということでしたが、この言葉が戦略的すぎて、鳥肌が立ったんです。


この言葉の意味は分かりますか?


人生最大の買い物とも言われる自宅の購入を検討する時には、せっかくなら晴れた日に観に行きたいと考える人が多いはずですが・・・。


今日は、希望的観測を排除した生き方はつまらないけど、常に最悪を想定して行動できると、想定外はプラスでしか発生しないから楽しめるよね~というお話です。


私が計画することを苦手としているのに、何とか生きていけてる理由が分かった気がしています。

なぜ、雨の日なのか

土砂降り

冒頭で西野亮廣さんから教えてもらった言葉だと書きましたが、このnoteを最後に、自分の言葉にしてしまおうと企んでいます。


不動産は雨の日に観に行け!


これはどういう意味の言葉なのかということについて、説明していきます。


今から新しい家を購入しようとしている人になったつもりで想像してみて下さい


たまたま自宅に届いた”住宅展示場”の案内。
気になってみてみると、来場するだけで3万円分のAmazonギフトカードがもらえるらしい。
#ぶら下げた人参
#馬です


チラシに書いてある日は、特に予定が入っていないし、写真を見る限りではすごくおしゃれな家で、観るだけで楽しそうな気がする。


QRコードを読み込んで、簡単な情報だけ入れると予約できるみたいなので、早速申し込んでみることに。
#こういうところ
#増えたよね


展示場見学の当日。
今のあなたはどんな気分でしょう?


後になって、めんどくさくなってきて、申し込まなきゃよかったなと思う人もいるかもしれませんが、多数派になるのは”どうせ行くなら楽しもう”とか、”どんな家なんだろう”みたいにワクワクした気分だと思います。
#マイナスの気分なら
#キャンセルするよね


さて、実際観に行ってみると、想像以上に広くて開放的な間取りで、おしゃれなだけでなく、機能性も完璧な理想的な家だった。


家の前に広がる庭は青々とした芝生が広がっていて、色んな想像が浮かんでくる。


もともと購入するつもりなどなかったはずなのに、観ているうちに”良いかも”と思い始めて、いつの間にか購入検討をしていたり・・
#購買意欲
#来場さえしてもらえば勝ち


はい。
これが、住宅展示場側の狙いでもあるわけですが、ここで一度冷静に考えてみてほしい。


もしも、見学当日が土砂降りの大雨だったとしたら?
それでも、庭に広がる芝生を見て良いイメージを持てたでしょうか?


恐らく、靴がぐしょぐしょに濡れてしまうので、芝生の中に入ろうとすらしないはずです。


もしかしたら足や身体が濡れた状態で展示場の中に入ったら、汚れないように見学の部屋を制限されていたかもしれません。


冷房が付いて快適なはずの室内は、濡れたあなたには寒すぎたかもしれません。


こんな状態でも『この家が欲しい』と思うことが出来るか
#それでもほしいなら本物


わざわざ土砂降りの日なんかに行くからダメなんだと思う人もいるかもしれません。


だけど、実際に購入したら、晴れの日ばかりではないはずです。


ということは、最悪の状態でも”欲しい”と思えるかということを検討しておいた方が良いはず。


だって、ほとんどの場合は、一生に一度の買い物なんだから。

常に最悪を想定する

最悪

ココからは、どうしてこの言葉に私が感動したのかということについて触れておきます。
#西野さんが好きだから
#だけではない


西野さんはこの言葉を説明する際、ビジネスに置き換えて説明されていました。


新しいビジネスの検討を進めていく際、一番初めに検討するのは『売上』と『費用』です。


それぞれを検討する場合、
売上については”このくらいだったらいけるかもしれない”という金額ではなく、”最悪でもこの金額は確実にいける”という金額をベースに考える


費用については、固定費(絶対に必要なお金)と変動費(状況によって金額が変わるお金)にきっちり分けた上で、変動費についてMAXかかってもこの金額までという金額をベースに考える


これを検討した時、売上から費用を引いてプラスになるならGOの判断をして、マイナスになる場合はどれだけ良いビジネスモデルでもGOの判断をしない。
#捨てることも重要


もちろん、最初は赤字になるのが普通だ!という考えがあることも分かっています。


とはいえ、生きてるだけでお金がかかるのが私たち人間です。


収益化まで時間がかかる場合には、最低限の生活を継続するために別のビジネスで収益がある状態を作ってから挑戦する
#途中で諦めたら
#もったいないじゃん


草を食べてでもビジネスを継続して成果が出るまでやりきるという精神力と覚悟があれば良いですが、そんなもの持ち合わせていない人の方が多いし、そもそもそんなもの持ってたら、すでに収益化した事業を持っています。
#根性論
#嫌いじゃないけど


成功者の語る苦しかった時代の話は、後付けの美談です。
#事実だとしても
#語れない部分を語ってない


逆に言えば、挑戦に向かう前段階から、ここまでシビアに最悪を想定した検討が出来ていれば、GOすることを決めたビジネスは勝ちが確定しているものだから”あとはやるだけ”という状態です。
#安心して打ち込める環境作り
#経営者の仕事


常に最悪を想定して行動する。


ワクワクする気持ちが行動の原動力になっている人には、厳しいことかもしれませんが、これが出来れば成功の確率は上がらないにしても失敗の確率を下げることはできます。
#成功法則ではない


不動産は雨の日に観に行け!


ここまで読んだあなたも、自分の言葉として使ってみませんか?笑

じゃ、またね~!

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