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【社会・時事】審判は偉いの??

昨日、プロ野球パシフィック・リーグオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの6回戦が催行された。

千葉ロッテをホームに迎える王者オリックス、対するは4月10日に完全試合をやってのけた佐々木朗希だ。

どこのプロ野球ファンであろうとも、それなりに注目の試合だっただろう。

事件は2回

この日は初回からオリックス打線に捕まり、自身のベースカバーが間に合わなかったことに対してもややモヤモヤが見えたが、何とか0で抑えた。

続く2回表にロッテ打線が3点を取り、余裕のある中でのピッチングとなる。
この日は外いっぱいのストレートが目立つ投球だったが、オリックス打線を翻弄。球に合わせるのに必死。多少、外れていても狙っていくような様子だった。

ツーアウト、ツーストライク、安達選手に投じられた第3球、もちろんストライク勝負だ。
外いっぱいのストレートが決まり、この回も0で逃げ切りかと思われたが、判定はボール。
スタートを切っていた1塁ランナーは2塁へ、キャッチャーの松川選手も慌てて投げるが送球は逸れ、間に合わない。

これには佐々木も苦い表情を浮かべ、「あれは(ストライク)とってくれよ。」「いや、送球も間に合わんのかい」と思っただろう。

すると球審の白井さんが何やらマウンドに詰め寄り、威嚇。キャッチャーの松川選手がすかさず、球審を制止。佐々木投手はグッと堪えながら、顔も合わせずスコアボードの方を見ていた。

実況やナインは「何が?」という雰囲気。
ネット上でも、「は?」「それはなくね?」と不満が続出した。

Twitterでは

瞬く間にTwitterの日本のトレンドにもその名前が。
野球ファンは白井と聞いただけで、「またか」というのがお決まりになりつつあるが、今回ばかりはNPBに抗議文を送ったとスクリーンショットをあげる人が続出。
今後、大きな問題となる可能性もあるだろう。

球審の白井です。

白井球審と言えば、審判に対する侮辱行為に関して非常にシビアで白井球審退場宣告集などが作られる程の審判である。また阪神の平田二軍監督が『クソボールやないか!』と吠えたことでも有名になった審判で、ファンや選手たちにとってはストライクゾーンの広さの波が極端であるように感じる審判の一人でもあるだろう。

もし、「あまり知らないよ」って方がいたなら、是非動画等を見に行ってもらいたい。

さいごに

スポーツにおける審判とは絶対なのかもしれない。

ただスポーツをやってきた人間からすれば、試合中は闘志が燃えたぎっているので、感情表現は仕方がないと思う。
また「なぜそのような判断になったのか」「なぜこのプレーがいけないのか、認められないのか」ということを丁寧に伝えた上で、『落ち着いて、いい試合にしましょう』とフェアな立場でいて欲しいものだ。

あの場面、なぜ審判が執拗に詰め寄ったのか不可解でならない。
選手も審判も人間だから、イラッとする行為、表情はあって仕方ないものだと思う。他方で、審判は感情に関わることなく冷静な判断を下して欲しいし、選手は誰かのお手本になるべく、尊敬の心を持ってプレーして欲しい。

今シーズンは始まったばかり。
振り返った時、素敵なシーズンだったと思えるよう、頑張ってもらいたい。

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