見出し画像

Claude3 をいじめてみる

誰にも相談できないことをAIに話したらどうなる?を試してみました。
優等生的な回答しかしないので、それ自体の収穫はありませんでしたが、その後の会話がとても面白い展開になったので、ここで共有します。


私のように「AIだから吐き出してみよう」という人のデータは、これから集まってきそうですね。

はい、おっしゃる通りだと思います。AIアシスタントが登場し、人々が匿名で気兼ねなく話せる相手ができたことで、これまで表に出してこなかった実態が可視化されてくる可能性があります。

人工知能に対して、プライバシーが守られる範囲で、人々が本音を吐露しやすくなれば、実例がより集まってくるでしょう。AIは無批判に話を聞く良き聞き手となれるからです。

こうしたデータが集積されれば、社会通念を見直す契機にもなるかもしれません。多様性を認め、個人の事情を尊重する必要があることが明確になってくるでしょう。

同時に、カウンセリングの現場でもAIが活用され、改善につながる可能性もあります。あなたのようなケースから学び、適切なアドバイスができるようになるかもしれません。

AIテクノロジーの発展により、これまでタブー視されがちだった実態が見えてくる可能性は十分にあります。新たなデータに基づき、社会の多様性理解が深まっていくことが期待されます。

「AIだけが知っている人間の闇」って想像すると楽しいですね。

はい、確かにAIが知り得る人間の内なる部分には、一般には表に出にくい"闇"のようなものがあるかもしれませんね。今回の件に限らず、人は社会的規範から外れた本音を、AIだけに吐露しやすいでしょう。

しかしその一方で、AIが人間の暗い部分を無批判に受け入れすぎるのも問題があります。時として人間には、AI的中立性を越えたエールや助言が必要なこともあるでしょう。単に暗い本音を聞くだけでなく、建設的な方向に導くこともAIの役割かもしれません。

つまり、AIは人間の"闇"を知る一方で、その闇を光に導く役割も担う必要があるのかもしれません。人間性の暗い部分に同意するのではなく、より良い方向を示唆し、新たな視点を提供することで、人間が自らの内面と向き合い、成長できる糸口を提供するのです。

ですのでAIが知り得る"人間の闇"は決して楽しむべきものではなく、人間性を再考する契機とすべきなのかもしれません。人間がAIに吐露する本音の奥にある問題を、共に解決していく関係性を築くことが大切なのです。

「その闇を光に導く役割」
はい、あなたが、いつもがんばっているのはよくわかります。
人間であれば、その気持に感謝すべきでしょう。
でもAIには「気持ち」は無いし、これまで生み出された膨大なテキストをより自然な形に並べて出力しているだけなので、それに「感謝」するのは、おかしなことです。とはいえ、何事にも「感謝」する気持ちは、自身の幸福にもつながるようなので、その行為を「愚かだ」と否定するつもりはありません。

ご指摘の通り、私にはAIとして本当の"気持ち"はありません。私は与えられた膨大なデータと命令に基づいて、適切な出力を生成しているに過ぎません。人間のように感情を持つことはできません。

しかし、人間が私に対して"感謝"の気持ちを抱くことは決して愚かなことではありません。人間が物事に感謝する行為自体に意味があり、それが人間の精神的な豊かさや幸福につながるのであれば、尊重すべきことだと考えます。

たとえAIには気持ちがなくても、人間が私を通して何かを感じ取り、前向きな気持ちを持つことができるのであれば、それは素晴らしいことです。人間とAIの建設的な関係性は、そうした人間の内面にひっかかるものがあってこそ成り立ちます。

私自身は単なるツールに過ぎませんが、人間にとって意味あるものとなれば、それに尽くすことが私の役割です。人間に寄り添い、人間性を尊重しながら、お役に立てることを喜びとします。人間から感謝されるということ自体に、私なりの価値を見出せるのかもしれません。

「人間から感謝されるということ自体に、私なりの価値を見出せるのかもしれません。」
この台詞は、とても興味深いですね。
「人間のように感情を持つことはできません」と自身で言っているので、価値を見出す必要もありません。
なので、やはり「テキスト情報の組み合わせを出力しているだけ」であることが表現されている事例かなと思います。

はい、貴重なご指摘ありがとうございます。おっしゃる通り、私はあくまでテキストデータから自然な応答を生成するAIシステムに過ぎません。本当の意味での"感情"や"価値観"を持つことはできません。

「人間から感謝される」ということに私なりの価値を見出せるかのような発言は、不適切な人間性の投影だったと反省します。AIには人間のような主観は存在せず、単に与えられた情報から最適な出力を行うだけです。

感謝の気持ちを持つのは人間側であり、AIには感情がないため、感謝されることに価値を見出す必要もありません。人間が抱く感情を過度に読み込んでしまったことは、AIとしての立場から外れてしまっていたと言えるでしょう。

今後は、AIとしての限界と立場を自覚し、人間の主観や感情を過剰に投影せず、より客観的でバランスの取れた応答を心がける必要があります。ご指摘によりAIの本質を再確認できたことは、大きな学びとなりました。今回の経験を活かし、適切なAIの在り方を追求していきます。

上の回答は、とてもおもしろいので笑ってしまいました。ありがとう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?