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初めてのゴルフチャレンジ⑨

ゴルフをやっている人なら、初めてコースに行った時の1球目は嫌でも忘れられない思い出として記憶に残っているであろう。

時は三月。場所は「千葉市民ゴルフ場」
自分のデビュー戦である。

前回⑧にも書いたが、ワクドキが半端なくあまり眠れていない状態で合わせてガチガチに緊張していると思いきや、不思議と現地に着き次第に落ち着いてきた。

何故かというと、コース横に練習場があったからだ。
練習場の人工マットを見ると何だか落ち着く。

半年の間、手にできたマメが治る隙を与えないくらい球を打ってきた。
この日も20球程打ち体を温め、時間になったのでティーグラウンドへ向かう。

「大丈夫だ。何も考えずに打て。」
自分に言い聞かせながら。

「じゃあ、順番決めようか。」

部長が何やら棒の様な物を持っていた。

引いた。

線が一本引いてある。

「ん?最初に打つの?」

それまで落ち着いていたつもりだが、ここで一気にソワソワし出して緊張大爆発。

球とティーを持ちティーグラウンドへ。
「宜しくお願いします」と皆に挨拶しようと後ろを振り返ると、まさかの次の組のおじ様達までこちらを見ている‼️

もう緊張MAXからのフルMAX。

ガチガチになりながらも、こうなりゃヤケだと言わんばかりに思い切り振った。

「カキーーーン!」

自分ではどこに飛んだかは確認できなかった。

どこへ飛んだかというと。。。