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【韓国ドラマ感想文】《Missナイト&Miss デイ》〜 まさかの...の連続

詐欺被害のストーリーが多すぎるやん?と、韓国ドラマを観てると思う。

何年も公務員試験に落ち続け、あげくに詐欺被害にまで遭ってしまった公務員浪人イ・ミジン(チョン・ウンジ)。

問題集を処分し、ヤケ酒を煽っている時に野良猫に愚痴をこぼして寝てしまったら、

なんということでしょう!
中年女性(イ・ジョンウン)に変身していたのでした!

(【劇的ビフォーアフター】のナレーションを思い出してね。)

☆☆☆☆☆

太陽が出ている間は中年、日が沈むとアラサー女子。

慌てふためくミジン。(そりゃ、ね。)
どうにかして元の自分に戻らなければ!と親友だけに打ち明けて協力を仰ぐ。

彼女は元に戻れるのか?
実家暮らしなのに、両親にバレないのか?

☆☆☆☆☆

検察庁のシルバーインターンに『イム・サン』との氏名で応募して、臨時採用された。
昼間は中年女性だから。

清掃担当だったが、偶然にも検察に義務服務にやってきた男性アイドルが暴行されるのを防いだことから、検事の事務室で事務補助に。

浪人時代に身につけた各種資格や技能、アルバイトで培った経験を発揮して、検事と一緒に事件を解決に導けるのか?

自分の問題の解決策も、並行で模索。

☆☆☆☆☆

チョン・ウンジも当然いいのだけど、

中身はアラサーの中年女性の時のイ・ジョンウンがいい!

アラサー女子より、自分と年齢が近いせいかもしれないが。

自分自身が、中身が成熟してないなあと反省することが多いから。

☆☆☆☆☆

【おばちゃん】という存在は、アイドルの頑なな心を開き、周りの空気を柔らかくする。

そのあたりの雰囲気が、自分自身がおばちゃん(おばあちゃん)なので、共感しかない。

ぴちぴち若い人も、必ずおばちゃん(あるいはおっちゃん)になる。
時間は、全ての人全てのものに平等に流れていく。
ということに気づくのは、おばちゃんになってからなんだよねぇ。

☆☆☆☆☆

ファンタジー要素と、検事の担当する事件のミステリー要素の、バランスが良く楽しい作品です。

ぜひっ!

☆☆☆☆☆

韓国語原題は《昼と夜とで違う彼女》。

それなら日本語題名の『MISS〜』は、『Ms.』な方がポリティカルにコレクトやろ?と思う。 

ではまた。

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