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ワクチンの2回目接種 無事に終了

COVID-19のワクチンの2回目の接種を無事終えた。

さまざまな情報が交錯しているが、私はつくづくいい時代に生きていると思ってる。

アマビエさまなどにお願いするしかなかった頃は、まず病気の原因がわからないのだし、なす術もなく周りで人が亡くなっていく、という恐怖と哀しみはどれほどだっただろうと考える。

時代小説や歴史小説、また歴史の授業などで、西洋でのペストの流行やら、日本の幕末の麻疹やコレラの流行やらを、私たちは知っている。
100年前のスペイン風邪と名付けられたインフルエンザも猛威をふるった。
でも社会全体がとにかく耐えるしかなかった。

でも20世紀半ば以降、感染症の原因となる菌やワクチンが分析解明され、対策がとられるようになった病気が数多くなった。

何より天然痘が撲滅された。
私の子どもたちは腕に種痘の接種痕すらない。(私の腕には残ってる)

そして新型コロナの流行初期に、あっと言う間に「この病気は新型のコロナウイルスによるものです。」と判明し、「よってマスク手洗いが予防に効果的です」「消毒用アルコールが効果的です」と適切な情報が供給された。

そして、こんなに早くワクチンまで開発された。
二回接種で95%の抗体定着だ。(体質によるけど)

もう、おばちゃん感謝の思いしかない!

麻疹も「罹るもの」だった、私が幼稚園児の頃、園で流行した。私も罹った。私はひと月のうちに、水疱瘡に罹って直後に麻疹に罹った。ほぼひと月幼稚園を休む羽目になった。
同じ組の、よく一緒に遊んだ友だちは麻疹の予後を拗らせて亡くなった。
また、子どもの頃に麻疹に罹らなかった従姉妹は大人になってから罹って死にかけた(今は幸いにも回復した)。

中3の受験期には、私の中学校で風疹が大流行した。
罹って、希望校を受験できなくて進路変更を余儀なくされた同級生を思い出す。(私はのんびりと高校に入学してから罹った。)

どちらも当時は《罹って免疫をつける》以外になかった。
その後ワクチンが開発された。

そんな私は、子どもたちには打てるワクチンはとにかく接種させた。
【防げたかもしれない病気で、目の前で自分のこどもが死ぬのは絶対にイヤ】だから。
気をつけていても防げない病気の数の方が断然多いんだし。

(それはどこかで『人間はコロッと死ぬ。簡単に死ぬ。』という思いが私の意識の中にあるんだと思う。)

だから私は、化学の進歩を感謝を持って享受する。
医療従事者のみなさまにはもちろん、基礎研究を重ねてこられたみなさまにも感謝して、ジタバタと長生きしていこうと思ってる。

そして、子どもたち世代にまで一日も早くワクチン接種が進むよう、祈ってる。

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