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かぎ針編み講師認定講座 やっと修了!

私、実は手芸が趣味で。

物心ついた時には母がパッチワークをやっていたり、マフラーを編んでくれたりしていて、小学生の頃から手芸全般に興味がありました。
大学生3年になり、卒業に必要な単位はあと卒業研究かなとなった頃、母親からフェリシモ・クチュリエの手芸キットをもらいました。

それをきっかけにクチュリエという存在を知り。
いくつかキットを購入し、その中のひとつに、編み物・・かぎ針編みのキットがありました。

クチュリエのキットの説明書はとてもわかりやすく。
案外できるじゃん!となった私は、かぎ針編みにハマっていったのでした。

社会人になって3年目だったか。
仕事に追われる日々に疲れていた私は、仕事以外に何か打ち込みたいと思い。
せっかくなら好きなかぎ針編みで、資格取得とか教室で技術を磨いたりとできないかな〜と探していたところ、ヴォーグのかぎ針編み講師認定講座と出会ったのでした。

かぎ針編み講師認定講座とは?

かぎ針編み講師認定講座とは、日本ヴォーグ社がやっている、編み物の通信講座のひとつです。

テキストに従い課題作成・提出すると、講師の方にチェックしてもらえます。

通信講座では、入門科と講師科を受講することができます。
入門科は「鎖編み」という初歩から、ベスト一枚を編めるようになるまでを勉強。
講師科は、自分の身体を採寸し、採寸結果に合わせて、自分の好きな編み模様で製図と編み図を作成し、自分の体のサイズにぴったりなウェアを作れるようになれます。

また、カリキュラムの全てを終了すると、入門科のカリキュラムを指導することができるようになります。
※指導するには、修了証の発行と、日本手芸普及協会に入会する必要があります。

講座を受けてみて

・編み物スキルが上がった

講座をひととおり履修し、編み物スキルは格段に上がったように思います!
今までキットでモチーフを編む程度だったので、入門科最後の課題、ベスト一枚編むのはなかなかの挑戦でした。
また、採寸・製図・編み図作成のノウハウを知ることができました。
講師科は完全に知らない領域だったので、学びの連続でした。

特に、自分で編み図を作って、それに従って編むことで、「世の中の衣類ってこうやってできているんだな・・」と少し実感することができました。
お洋服は、前見頃・後見頃・袖などパーツから成り立っており、
洋裁などではこのパーツを布から切って作っていて、
編み物の場合はその布を、自分の手で編んでつくっていくということ。

布を、糸から、イチから作っていく。

編み物のハンドメイド作品、もっと高く売ってもいいと思うよ。

・自分の得意・不得意がわかった

最初の頃から、添削結果で「編み目が綺麗です。」とコメントいただいておりました。
一人で黙々と編んでいるだけでは、自分の編み目がきれいかどうかなんてよくわからないんですよね。
「そうか、綺麗なのか」と思えてから、編む度に「私の編み目、綺麗じゃん」って思えるようになりました。笑

また、肩周りのあたりの布はカーブになっているため、綺麗にカーブするよう「模様をくずす」ということを、事前に考えなければならないのですが、私はこれが得意なようで。笑
いつも褒めてもらえていました。

逆に不得意な事は、編み地からの割り出し計算です。
まず最初に、15cm×15cmくらいの「編み地」というものを作成します。
この編み地から、1模様で何cmを占めるか計りとり、作成するウェアでは横に何目・縦に何段編むかを計算する必要があります。
まず、1模様で何cmを占めるか計りとる作業(ゲージをとると言います)で、なぜかミスをし。
さらにその後も計算ミスを連発。
結果的にどのウェアもちょっと小さめにできあがってしまう・・苦笑

小さなころから、算数のテストではいつも計算ミスで失点していました。
あるときフッと計算ミスがなくなるタイミングがあったので、おそらく編み物も何回も練習して慣れていく必要があるんだろうなぁと思いました

・課題はほどよく大変
元々、モチーフなら編んでいたため、入門科は特につまづくことなく、簡単にクリアできました。

しかし、ウェアとなると、かなり時間がかかってしまい。とても根気が必要でした。
途中で「果てしないな・・」と疲れてしまうことも多々・・。

また、課題に、作成期間の目安があるのですが、仕事しながらやっていくにはなかなかのハードさでした。
結局期間内には終えられず、また仕事が炎上し年単位で手をつけられない期間もあり、追加料金を払っての完走でした;;

私が作った、プルオーバーの写真を載せさせていただきます。
受ける前の自分では、このレベルのウェアを、しかも自分でサイズ調整しながら製作できるなんて想像もしていませんでした。

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この後どうする?

この講座を修了すると、下記ができるようになります。

・追加オプションで指定作品を制作、添削してもらう
・入門科のカリキュラムの指導
・次のステップの講座に進む(指導員・師範)

自分の好みの模様で、その人の身体に合ったサイズで、ウェアが作れるようになったとはいえ。
正直、まだまだ入り口で、深く極めることができる道なんだろうな〜と思います。
まだ完璧にできるようになるまで身についていないし。

何年もかけて完走した今、「わたし、そこまで極めたいの?」と問いかけています。

できるようになったら素敵なんだろうけど。やったらやったで楽しいんだろうけど。
今は刺繍にもハマっていて。何年も経つと興味の対象も増えてくる。
ハンドメイド作家になれたら素敵だなぁなんて密かに思っていて、駆け出すには、完成までに時間がかかりすぎそうなんだよね。モチベ保つの大切です、多分。うーん。
今やりたいことのテンション的には、ちょっと優先度下がっちゃってます。正直。やるにしても、まずは追加オプジョンで作品作って慣れるところかなぁ。

編み物を極めたい方には、この講座、とてもお勧めだと思います。
ただ、講座を受けるためのお値段がそこそこかかるので。
「わたし今、何を一番やりたい?」と問いかけながら、取捨選択したいなぁと思っているのでした。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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