追加登録でダービーを勝てるか⁉
皐月賞はレコード決着で終わり、今年のダービーはかなりハイレベルになるかもしれない。
去年のダービーはスキルヴィングを本命にしていたので、普通に走れていたらどうだったんだろうというタラレバが未だにつきまとうのである。
しかし、過去にしがみついても仕方がないので今年のダービー予想に全力をつくそう。
まず皐月賞をハイペース先行で勝ち切ったジャスティンミラノはダービーでもやはり有力候補だろう。初の右回りも問題なく、左回りの東京に戻るのも安心材料だ。
ハイペースのレコードで同じく先行したジャンタルマンタルがNHKマイルカップを快勝した。レコードでお釣りが無いんじゃないかと思っていたらあの強さである。後方から差して来たコスモギュランダとアーバンシックにはまず負ける事がないのではないだろうか。
ただ、何回か言っているが馬主は大嫌いだ。
皐月賞6着に敗れたレガレイラはドバイの落馬負傷で乗れなかったルメールから北村宏司に乗り代わったが、後方から上がり最速を使った。今回は牝馬の使い分けをしている木村厩舎、鞍上ルメールで目標のダービーなら期待は持てるのでは。
牝馬で凱旋門賞にも登録するくらいノーザンファームで期待されているのでこのダービーでも馬券には外せない。
なんせ新馬戦を観て今年の牝馬クラシックはこいつだと思った馬である。
アイビーSでレガレイラを負かしているダノンエイズロックであるがモシーンにモーリスというのが少し引っかかる。
弥生賞は504キロと完全に重めで、勝負にならず軽い骨折もしていた。そしてこの馬はノド鳴りと言う事もあり、プリンシパルSで駒を進めて来たとはいえレガレイラよりは買いづらいのが本音。
しかし鞍上がモレイラだとやはり外せなくなってしまうのである。
シックスペンスのスプリングSは非常に強かったのだが、千メートル1分02秒というスローペースで上がり勝負になったのが派手な勝ち方に繋がった感じがする。
相手関係と時計から距離が伸びるダービーでは買うのをやめようと思う。
買いたいのはジャスティンミラノ、レガレイラ、ダノンエアズロックの3頭であるが、もう1頭買いたい馬がいる。新馬戦、きさらぎ賞を連勝したビザンチンドリームである。
新馬戦がレガレイラと同じようにとにかく記憶に残っていた馬であり、2戦目で大外を回って差し切ったインパクトは未だに鮮明に残っている。
皐月賞は出遅れて4角でも不利があり勝負にならなかったが、エピファネイアに母父ジャングルポケットなら東京でパフォーマンスをあげる確率は高いだろう。
元々シルクで募集をかけようとしたが、それが出来ずに吉田和美名義になったとどこかで見た事がある。
ならば予想以上に体質が上がり、予想以上に早いデビューを迎え、予想以上に走って2戦目できさらぎ賞を勝ち追加登録でクラシックに出走してきたのは運の塊ではないか。
皐月賞は最も速い馬が勝つ。
ダービーは最も運のいい馬が勝つ。
菊花賞は最も強い馬が勝つ。
という格言からしても、出走前から最も運を持っているのは間違いないのである。
ダービーはこの栗毛が一波乱を起こす事に期待する。
それはビザンチン帝国の夢ではなく、この馬で馬券を取ってやろうという正にオレの夢であるのだ。
馬連、三連複、三連単マルチ
④ー②⑨⑮