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私がヒジャブをつける理由

サラムアリコム!
日本人ムスリマのマリヤムです。

イスラム改宗女性にとって、
大きな悩みの一つである、ヒジャブ問題!!

ヒジャブをつけるか?つけないのか?
職場ではつけるのか?
はたまた、
いつから、つけるのか?
考え出したら止まらないけど、なかなか答えが出ないこの問題。

イスラムとしてのスタンダードな考え方と
いまでは、普段からヒジャブをつけて生活している、私の体験談も交えながらお伝えしていきたいと思います。

なんで、ヒジャブをするの?

そもそもなんで、ヒジャブをするのか?
イスラム的に答えると、
アッラーの命令だから。
というのが答えになります。
成人女性は、ヒジャブを着用するのが義務とされ
美しい部分は覆い隠すのが、スタンダード。

とはいえ、ヒジャブをつけてないムスリマもたくさんいるのが現実です。

改宗したらヒジャブは絶対?

アッラーからの命令なので、着用しなくては行けません…が
着用は個人の判断に委ねられています。
(国によってだいぶちがう)
なので、絶対ではありませんよ。

また、着用していないからと言って、仲間外れにしたり
軽視したりするのはよくないとされています。
ただ、モスクに入る際、この時だけは必ずヒジャブを着用します。

実際のところモスクに入る、礼拝をする時以外は
つけてないという人も多数います。
プライベートではつけてるけど、
仕事ではつけてない人や
モスクにくるときはしっかりつける!という人も。生まれながらにしてムスリムの人でもつけてなかったり、国やその家庭の文化によるみたいです。
日本人ムスリマはみなさん、自分が必要と感じてからつけ始める方が多い気がします。
すぐつける人も、時間を要する人も様々です。

私の場合は、改宗してから
モスクに行く際、イスラムを勉強する時はヒジャブを着けていましたが、
普段は、帽子をかぶる程度でした。
徐々にヒジャブでいる日がふえていき
あることをキッカケにヒジャブで生活する決心ができ、いまでは毎日着用しています。

ヒジャブで生活する決心がついたキッカケ

改宗してしばらくは、
普段からヒジャブをつけるのが恥ずかしいような
自分が自分でなくなったような感じがしたり
人前にでるのが怖かったりで
なかなかつけられずにいました。

改宗当時、仕事はしておらず、
学校に通っていた為、学校に行く時はニット帽などで髪を覆ったりしていました。
学校がない日はヒジャブをつけたりすることもありましたが毎日ではなかったです。

それが、なぜ毎日つけるようになったか?
そのキッカケは2つあって
キッカケの一つはラマダーンでした。

クルアーンを毎日よみ、
心身ともにムスリマになりたいというような想いが湧き上がってきたこと。

キッカケの2つめは、
ホームレスの方から言われた嬉しい言葉でした。

たまにお話しするホームレスのおじちゃん、
いつもお話しする時はニット帽をかぶっていましたが、その日、私はヒジャブをつけていました。

そのわたしの姿をみて
「もしかして、イスラムの方?」
いつも、イスラムの女性に助けてもらってるんだ(食べ物などをもらってる)よ、と笑顔で
話してくれたのです。おじさんの嬉しそうな顔をみるのは初めてで、

ヒジャブ=イスラム=優しい人

という認識を持っている人に初めて
出会いました。

このヒジャブをつけていることで、ジロジロみられたり、電車などではあからさまに嫌な態度を取られることはありましたが
良い印象を与えることもできるんだ!
という事に気づき、その時からヒジャブをつけて生活する決心がかたまりました。

素敵なヒジャビ(ヒジャブつけてる人)を目指して

ヒジャブをつけることによって
今まで着ていた服が全く似合わなくなってしまったので、ヒジャブが似合うファッションを研究するのも日々の楽しみの一つになっています。
みなさんも、自分に似合うヒジャブを見つけて
お楽しみくださいませ。

本日の投稿でどなたかが、
ヒジャブも悪くないかも!と思っていただければ幸いです。

サラーム!

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