徒然なるままに#5

今日あったとある出来事。

仕事中、社内勉強会に参加しているとこんな紹介があった。

「採用にお金を使わずに優秀な人材を得るためにはどうやったらよいのか」現在、多くの企業が人材不足、採用難となっている。特に優秀(資格保持者などを含む)な人材の確保は至難の問題となっている。

そんな状況で採用に費用をかけず、優秀な人材の確保に成功している企業の話が紹介された。ある会社は会社の主力製品を環境に配慮をした製品にした。(もちろん並々ならぬ開発努力の末である)もう一つの会社は余り利益にはならないが、障碍者雇用や被災地への物資支援などを積極的に行った。

その結果、そういった企業の噂が地域や業界に広まり、新卒や中途でその企業で働きたいと想いを持った人材が多く集まるようになったそうだ。特に全社の企業は環境に配慮した製品ということで、受注が増大し業績までも向上をすることとなった。

この話を聞いたときに思い出したのが「先ず隗より始めよ」という故事である。

この故事は春秋戦国時代、燕という国家の昭王という王が家臣である郭隗という人物に「優秀な人材を登用したいのだがどうしたらよい」と尋ねた時、隗が答えた内容である。 ※細かい話は調べてね笑

やはり昔から残っている内容(故事)は凄いのだなという関心すると同時に、「求めるという」ことは一方で「求められること」なんだと思った。特に対象がモノではないとき、人が相手になるときには相手のWillを満たして初めて自分のWillが満たされるのではないか。そんな風に思えた。

これまでの自分は、なんだか独りよがりだったのではないかなと改めて思う。

まずは明日から行動してみよう。

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