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2.5次元地雷だったオタクがヒプステにハマった話

当方零最推し二郎二推しのオオサカのヲタクです。
今回はオオサカと二郎にしか触れていません。
ご了承ください。

ヒプノシスマイクを知っているだろうか。
ヒプノシスマイクとは12人の声優によるラッププロジェクトとして名乗りを上げ、今では音楽原作キャラクターラッププロジェクトとしてアニメ・舞台・漫画など活動を広げている。アイナナやあんスタと親戚と言っても、非オタには問題ないだろう。
さて、私は題名の通りヒプステを見るまではステやミュなど所謂2.5次元は地雷だったオタクである。
私はBLEACHやREBORNを見て育った世代で、この世代のアニメには声優がキャラの声のまま歌うキャラソンはかなり主流だったように感じる(この時は小学生で記憶は定かではないが)。私はキャラソンは特に好きでBLEACHのキャラソンCDを車の中でよくかけた記憶は鮮明に残っている。
しかし、うたプリやあんスタといった声優ありきのコンテンツはあまり興味がなく、こういうコンテンツにハマったのはヒプマイが初めてだった。
声優からキャラができているこの感じは新鮮で楽しくて、それゆえに声優以外がキャラをするなんて無理!と偏った考えになったわけである。二次元のビジュアルを三次元に持ってきた時に感じるなんか違う…が大きすぎていつのまにか2.5次元は地雷になっていた。
私はヒプマイでは山田家(父親を含む)が好きで、初めてヒプステのビジュアルを見た時、失礼ながら全然違うと思いますと感じた。二郎は垂れ目なのに俳優は吊り目じゃないかと。だから推しディビのオオサカが出るtrack3も当然チェックすらしていなかった。
ある日突然、ヒプステを見ようと思った。きっかけはtrack3のDVD発売するよ〜という内容の動画がYouTubeのおすすめとして流れてきたからである。この時は気分が良く、どんなもんか見てやろう程度の気持ちだった。オオサカに関してはビジュアルすら確認しておらず、白膠木簓を演じている荒牧慶彦さんが有名だということももちろん知らなかった。最推しの天谷奴零が出てきた時、かなり衝撃を受けた。映像の映った扉?から俳優さんが出てきた時、ホンモノだと思った。
その頃、ちょうどAbemaでヒプステを配信するとのことだった。私は急いでAbemaに課金した。配信当日、そこで見た天谷奴零はまさに天谷奴零だった。身長はそこまで高くないのに、なぜかその舞台にいたのは確実に天谷奴零だった。なぜかわからない。オーラか?元々最推しのコスプレも地雷に近く、見るたびにそんな若造が天谷奴零の色気出せるわけないだろ!!!と心の中で叫んでいたような人間の私が、あっさり沼に片足を突っ込んだわけである。実際に調べてみると、天谷奴を演じてくださっている東山義久さんは零と年は変わらないそうだ。インスタにはまんまだね!と言われたみたいな文が載っていた。黒田崇矢さんそのものみたいな天谷奴零にそっくりと言われる方が演じていたのならば妙に納得できた。零は走らないし、踊らない、そこまでどついたれに気を回していないという私の解釈にも一致していたし、なぜ見なかったのか後悔している。ちな、口笛はすごい。零って口笛吹くシーンないはずなのにスッと体に馴染んだ。化粧水かと思った。
それよりも解像度が高かったのは躑躅森盧笙だ。あれこそまんまと言っても過言ではない。あがり症のシーン、関西訛りのきしょい標準語、白膠木への対応、そしてお顔。全てが躑躅森盧笙(cv河西健吾)のままだった。これからもずっと盧笙は彼であってほしい。高校でどういう扱いなのかが垣間見ることができたのは道頓堀ダイバーズのおかげだ。お前らが優勝!
白膠木簓を演じる荒牧慶彦さんは関西出身ではないそうだ。とても綺麗な関西弁だったし、飄々とした態度の中に底知れぬ何かがある、おまけにそこまで掘り下げられていないにも関わらず、そんな白膠木簓をあそこまで完璧に演じあげるのは流石にプロすぎた。2人で漫才をするくだりは荒牧さんが考えているらしい。そんなん白膠木じゃん。旧どつはてぇてぇってことよ。

そのすぐ後BoPがあると知り、オンラインで参戦することを決めるのに迷いはなかった。28人の全容をまだ知らない私にとって、革命的な出来事であった。私が前になぜ吊り目の俳優がやるんだと憤怒していた二郎は、目のことなんてすっかり忘れて二郎だと思った。動きも歌い方も全て何ら問題もない山田二郎本人だった。とても申し訳ないことをしたと思った。アップになっても二郎だった。三郎とのデュエット曲も最高に可愛くて可愛くて。今ここで謝罪しておきたい。申し訳ない。今は金銭面に余裕がなくtrack1を買うことができていないが、絶対にいつか手元に円盤を置きたいと思った。いつかは全シリーズの円盤を手に入れたい。
1月5日に出たBoPの円盤は初めて予約した2.5次元の作品だ。夏に見たあの作品を振り返ると、私が今まで地雷と思ってた時期を後悔してしまう。三郎役の秋嶋さんと乱数役の世古口さんはBoPで卒業してしまった。私が知るころには乱数は新しい個体が来ることが決まっていたくらいだったはずだ。2.5次元に明るくないので、キャスト変更といったものには未だについていけない。2代目の三郎役はまだ発表されていないが、2代目の乱数は安井さんという方だそうだ。賛否両論あるらしいが私にはよくわからないのでそっとしておこうと思う。

track5の成功を祈って。

サムネ画像→ https://twitter.com/hm_rtstage/status/1430502257552855048?s=46&t=6v1X8hVadjxnT8esYzQgQA

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