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【ダンボール工作】切り口の仕上げ

ダンボールという素材は、加工がしやすく、入手しやすいということで、ちょっとした工作をするのに使いやすい素材です。

厚みがあるのに加工しやすいのは、中身の大部分が空洞になっているからですね。

同じ厚みの木の板では、切るのも大変です。

中身に空洞が多いという点によって、丈夫さと加工しやすさとのバランスが取れていると思います。

ですが、反面、切り口のところが、丈夫さや見た目という点で気になる、ということもあるでしょう。

特に、5mmや8mmくらいのダンボールで、実用的なもの作って活用するといった場合、頻繁に手に取って動かしたり見たりするので、カットしたままではちょっと使いづらい。

また、切り口が何かに擦れることが多いと、切り口が弱くなって、ボロボロになってしまう。

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こういうこともあり、丈夫さと見た目を少し改善するという目的で、

切り口を表ライナーで包む

という加工が、一つの解になります。

上の写真は、ダンボール工作で作った道具箱ですが、この加工方法で作り直すと、次のような仕上がりになりました。

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全面貼り箱にするのは大変だけど、でもちょっと工夫して、丈夫さや見た目をよくしたい、という時に、使える方法だと思います。

包み方は簡単で、

・ダンボールを少し大きめにカットする。
・包むところだけ裏ライナーと中芯を剥がす。
・表ライナーを折って貼り付ける。

という作業になります。

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ブログの方でも、多くの記事に書いていますが、最近のものですと、以下の記事の「付箋を貼るボード」の写真などが見やすいと思います。

「表ライナーを使って包む」というところがポイントで、これで表面と切り口がつながったように見える仕上がりになります。

ダンボール板には古紙含有率によってランク分けがありますが、K5くらいのものが入手できれば、十分丈夫で見た目もきれいな仕上がりになります。

もちろん、日常生活の中で簡単に手に入るダンボールを使っても、効果があります。

ダンボール工作について、以下のブログにいろいろ書いています。

是非どうぞ。


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