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レザーを切り出してプレイマットを自作した話

はじめに

こんにちわ、こんばんわ。
最近ポケカのリモート対戦も始めたきつつきと申します。
ポケカの対戦をする頻度が少し増えてきたので、良いプレイマットはないかなぁと考えていた所です。
公式から出ているキャラクタープレイマットも素晴らしいのですが、リモートでやる際は無地のものが個人的な好みでしたので、自作してみました。
参考までに記事といたします。

なお本記事は全文無料ですので、暇つぶしにでもお付きあいいただければと思います。

レザーの選択

早速ですが出来上がったものが、こちらになります。

サイズは約60cm×35cmと公式プレイマットより大きめ

自作と言っても、要するにレザーを切り出しただけです。
切り出しただけと言っても意外と高級感があり、マウスパッドやデスクマットにも使えそうな雰囲気があります。

購入したレザーは約90デシの革で、お値段は2000円ほどでしたが、送料が1000円かかってしまったので、トータルで3000円ほど。
自分はやっていないですが、レザークラフトなんかをやってる人からすると、90デシで2000円ってなんか安くない?と思われる方もおられるかと思います。

それもそのはず、この革はいわゆるラミネートレザーと呼ばれるものが安く売られていたものを購入したからです。

ラミネートレザーとはなんぞや?

ラミネートレザーという言葉はあまり聞き馴染みがないワードだと思います。自分も今回初めて聞きました。
簡単に言うと、レザーの表面にフィルム加工したものとなります。
なんでわざわざレザーにフィルム加工なんてするのといいますと、耐久性の低い床革と呼ばれる革を使用しているからです。

コーティングしていない裏面。床革特有の毛羽立ちが見られる。手触りはスウェードみたいで気持ちいい。

床革は表皮の奥の繊維が粗い部分ですので、耐久性が低くなります。そこで表面にフィルムなどでコーティングして耐久性を高めているようです。
個人的見解になりますが、表面のコーティングから考えると合皮(フェイクレザー)に近い素材であると思っています。
なので、表面のコーティング剤がひび割れたり、劣化すると寿命となります。本革のようにメンテナンスすれば、ずっと使えるものではないようです。

じゃあ何で合皮にしなかったって?なぜなら買ってからラミネートレザーについて調べたからだ!

表面の加工。エンボスのような加工がしてあり、カードがの滑りが良い。

もちろんメリットもありまして、フィルムコーティングのおかげで、汚れ等に強いことが挙げられます。
丸洗いはできませんが、表面をさっと拭けば大抵の汚れは落とすことができます。

また表面のエンボス加工により、カードが張り付くことがありません。滑りも非常に良いです。
自分のスリーブは公式スリーブにおやつスリーブFLを使用しており、エンボス加工などはされていませんが、非常に使いやすい印象。

またフェイクレザーは厚みが1mm以下のものが多くてペラっとしていますが、今回購入したものは1.5mm程度厚みがありますので、若干肉厚な印象を受けます。
また裏面のコーティングがなされていない床面は意外と滑り止めが効いていてズレにくい感じです。嬉しい誤算

加工について

加工と言っても切るだけですが、そこは床革と言っても革は革。ハサミなんかじゃ切れません

金属製のガイドが必須かも

自分は家に転がっていた指金(さしがね)でガイドしてカッター切り出しましたが、一発でキレイに切れなかったので、2度切りして直線を出しました。

また何度か切っているとあっという間にカッターの歯が丸くなります。歯はこまめに変えていきましょう。革、恐るべし。

まとめ

というわけで、革を切ってマットを作ったよーって話でした。
本革と違ってエイジングなんかは期待できませんが、メンテナンスも簡単で良いんじゃないかと満足しています。

サイズは若干大きめに作ったので、外では使いづらいかもしれませんが、家のリモート環境では丁度いいサイズかなと思っています。

プレイマットを革で作っている方は少ないようで、本革だとエイジングといえば聞こえはいいですが、悪く言うと小汚くなる可能性もあるので、皆さん使っていないのかなぁなんて思ったりしました。
誰かの参考になればないいなと思い、今回もつらつらと書いてみました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。またなんかネタができたら書いてみようと思います。


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