情報難民

「情報難民」という言葉がある。私が社会福祉養成校に行っていた時から、ケースワークの使命感から「声なき声を聞く」ために「アウトリーチを行う」ことがもてはやされていた。悪い響きではなかった。学校は福祉思想を学ぶためと思っていたので、心の隅に持ってはいたけど、奇しくもそれが生きることになるとはね。

今回のコロナウイルス騒動は休業補償とのセットだと思う。日本人は国の方針には従うけど、いざ自分に損を被ることになると、やたら怒る国民性である。

安心して屋内待避できない限り、そして補償の施策が伝わらない限り、今回の施策は失敗である。自転車操業のまま営業することが良いとは思わないが、そういう人が借金浸けになり、必要な対価を受けられなければ、自粛要請には従わないだろうな。

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