maruxenon Live Vol.57 生々流転

今日は5月3日。ライブがあったのは4月28日なので、かれこれ5日ほど経ちました。会場、配信でご覧いただいた皆様、ありがとうございます。青山「月見ル君想フ」会場が素敵なことも相まって素晴らしいライブになりました。

まだアーカイブでご覧いただけます。チケットの購入もできます。

正直言って、今回はダメかと直前まで相当弱気になっていました。

持病といいますか、呼吸器に疾患を抱えていて発作が出てしまい、そこから発熱。いつもはすぐに治るのですが3月からのハードスケジュールが祟ってか数日経っても全然ダメ。ストリングスチームとのリハーサルをキャンセルさせて貰って、なんとか本番だけでもと祈るような気持ちで念のためのPCR検査。こちらは陰性。

今回のライブはストリングスチーム(Cello 河副圭子さん、Violin 魚本あつ子さん、柳沢良音さん)とピアノということでしっとりした選曲になると思っていたのですが、皆さんがもちこまれた曲はその編成では再現不能なものが多く・・こんなに準備が大変だったマルゼノンは記憶にありません。しかもたった一回のライブの為ですから。自分で言うのもなんですが贅沢なライブです。

そう。なので必要なバックトラックを用意してMacを持ち込みました。熱は下がったものの、立ち眩みでしばらく動けず入り時間に大幅遅刻。会場スタッフの皆様、演者の皆様ごめんなさい。なんとか機材をセッティングしたものの肝心のMacが大暴走。オーディオインターフェイスを認識しない。動かない。動いたら止まらない。もうね、呪われてると思いました。30年近くMacと付き合ってきてこんなことになったことないし、そもそも持ち込んでるMacは2022年製のMBP16inchでほぼ最新。結局会場リハーサルも推しに推して開場、開演ともに大幅に遅れてしまいました。本当に申し訳ありません。

そんな中、出演者のみんなは素晴らしい集中力を発揮して何事もなかったようにライブを盛り上げてくれました。特にサポートしてくださったミュージシャンの皆様はほぼ初見の譜面を見事に弾きこなしてくださり、とても心強かったです。ありがとうございます。

ライブ当日の記憶がフワッとしていて恐縮なのですが、とても気持ちよく演奏できたこと。みんなの歌が素晴らしかったこと。いつも通り会場、客席の空気があたたかく優しかったこと。客席にDFC Teeシャツを発見して嬉しかったこと。とにかく無事にやり終えたという安堵感でいっぱいでした。

マルゼノンライブの良いところは、出演者どうしがリスペクトに溢れていること。そもそもレッスンの発表会なので、仲良しこよしである必要は全くないのですが、常に互いを認め高め合える関係性でいてくれることに誇りを感じています。

マルゼノンライブに出演したいと言っていただけることがあります。ありがたいです。ぜひレッスンにお越しください。それが唯一の出演方法です。

なかなか本調子というわけにもいかず、ぼちぼちと仕事に励んでおります。皆様もどうぞ体調にはお気をつけて。健康第一です(お前が言うな)

読んでいただきありがとうございます。

また書きます。

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