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Nintendo Switchで快適にオンラインゲームをするための環境作り

3ステップで終わります。

ステップ1:固定光回線を契約しよう

まずは回線そのものです。
必ず固定回線且つ光回線のサービスで契約しましょう。
おすすめはnuro光とauひかり。
他光回線でプロバイダに関してはv6プラスといったIPoE接続に対応していると、混雑の緩和が期待できるので、そこを選んだほうが無難です。
ここが一番費用や手続きで躓くところではありますが、必要なところです。

ステップ2:機器を揃えよう

ルーターに関しては貸与品等もあり必ずしも必要ではないので省きます。

まずSwitchに繋げるLANアダプター。出来ればホリから出ているものは選ばないで下さい。100Mbpsまでしか対応しておらず、性能が低いです。
1Gbpsまで対応しているUSB3.0接続で、Switchでの動作確認済のものを選びましょう。
それからLANケーブルですが、機器が対応していない場合もあるので、カテゴリーは7以上は選ばないほうが良いです。
詳しくは「STP アース」で検索してみてください。
値段と性能を鑑みてカテゴリーは6Aを選ぶと、多少線が長くなっても影響が少ないです。
それから出来れば線は普通のストレートタイプが望ましいです。
フラットタイプやスリムタイプの線はストレートタイプに比べてノイズの影響を受けやすいです。

ステップ3:実際に繋げてみよう

とりあえずPC等有線接続でスピードテストができる機器でスピードテストをしてみましょう。上下の通信速度も大事ですが、もっと重要なのはPing値です。数値は低ければ低いほど良いです。
目安としては20を切る数値であれば、概ねどんなゲームでも支障はないと言えると思います。
数回計測して一桁の数字がプラマイ1以内で出ていれば相当優秀です。
数値の低さも重要なのですが数値が変動しないというのも重要です。
数値が動くということは、回線が安定していないということになり、ラグを発生させる要因になります。
そしてSwitchで接続テストをしてみると、数値的に遅くはないけどちょっとbps出てないなというような場合がありますが、普通です。
おそらく技術的な仕様とLANアダプターを介している影響で、高速通信本来の速度が出せない状況なのだと推察できます。
これに関してはどうしようもない。
そしてこの仕様はもちろんPing値にも影響します。
ちょっとした裏技でSwitchにてブラウザを立ち上げてスピードテストをすると、本体機能での計測よりリアルな数値が出てくると思います。
以下その数値例(有線接続のみ。小数点以下切り捨て。auひかりでプロバイダはBIGLOBE。計測は平日木曜日午後7時前後)

PCでの計測

下り747Mbps
上り696Mbps
Ping値4ms

Switch本体計測

下り146Mbps
上り64Mbps

Switchブラウザでの計測(PCと同じサイト)

下り110Mbps
上り32Mbps
Ping値10ms

ここまで差が出ます。
もっと言うと、ここまでしてもこんなもんしか出ないんです。
最大限環境整備をしても、Switchで出る通信速度はこんなものなんです。
そしてそれを無線やモバイル通信でやると、どれほどのことになるかは想像に難くないと思います。
ここまでユーザーが努力しないといけないのはとても腹立たしいですが、やるからにはやらなきゃいけない部分だと私は思います。


これで通信サービスに金とるんだからいい商売だよな。


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