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Bolt ~ Unity でヴィジュアルプログラミング

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Unity でヴィジュアルプログラミングできる Bolt に関する情報を発信します。
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#ヴィジュアルプログラミング

実行時にノードGraphがアニメしない

Bolt使用時のTips。 実行時に下図のようなノードをつなぐ線でアニメ表示(実行中に動作の流れが動いてわかる表示)がしなくなる時があります。 Graphスクリプトをファイル保存して使用している際に起きやすいので注意です。 これはFlow Machine, State MachineのGraphスクリプトの開き方で動作がかわるのが原因なのですが、これ自体は仕様だと思います。 ですが少々操作に注意が必要なので以降に例を書いてみます。 シーン内のオブジェクトから開く(良い例)

Bolt でマウスクリック入力&オブジェクトへのクリック判定

画面をマウス左ボタンクリックした位置下のオブジェクト名やワールド座標取得をBoltで行うメモです。 ※シングルTAPだけならAndroidでも動作すると思います。 ※以後、クリック=マウス左ボタンクリックとして書いています。 今回のサンプル以下のような感じです。 Cubeを4つ(Cude_A~Cube_D)。その下には板を1枚(Plane)置いています。 実行して画面をクリックするとクリックした各オブジェクト名やその3D空間内での座標を取得して表示するような感じです。 ※

Boltのサンプル ~SD Unityちゃんを音声で制御~

夏休みの宿題が終わっていないような(?)衝動にかられてGitHubにアップしました。SD Unityちゃんがアニメーションするだけのサンプルですが。音声認識に対応した為、Windows環境のみで動作します。 本当は機能パートごとに切り出して小分けしてサンプル化しようと思ってたのですが、そんなことを考えていると延々と出せなさそうなので。 タイトルに「~音声制御~」とか付けてみましたが、サンプル的にはもっと別なところにいろいろあるわけで・・・。いずれ徐々に説明できればと思った

Boltの各GraphでのStart Eventノードの実行タイミング

複数のFlow Graph、State Graphがある場合、Start Eventがどういうタイミングで呼び出されているかは気になるところです。 C#との連携なら Start() や Awake() との呼び出しタイミングも気になります。 その辺を軽く調査してみました。 調査対象以下の4つの呼び出しタイミングを見てみました。 ・C#スクリプトのAwake() ・C#スクリプトのStart() ・Bolt の Flow Machine の Start Eventノード ・

C#からBoltのノードを呼び出す

Bolt であらかじめ Custom Event ノードを作成しておくと、C#から呼び出すことができます。 ※末尾にサンプルプロジェクトのダウンロードについて記載。 Custom Eventノードの作成 Bolt で Custom Event ノードを作成します。 Custom Eventノードは State Graph、Flow Gparh のいずれでも作成でき、呼び出すことができます。 ※ちなみにBolt内からCustom Eventノードを呼ぶこともできます(Tri

Bolt に TextMesh Pro を登録する

Bolt で TextMeshPro を使うメモです。 Bolt、TextMesh Proのセットアップが済んでいるところからとなります。 Boltのインストールはこちら:https://note.com/maruton/n/n95baa38ba5d2 TextMeshPro のセットアップはこちら:https://note.com/maruton/n/n0d81c7716b98 BoltにTextMesh Proを登録する TextMesh Proアセットがインストール

Bolt で TextMesh Pro のテキストを書き換える~その1

Bolt で TextMesh Pro を使うメモ。 関連記事: Boltのインストール:https://note.com/maruton/n/n95baa38ba5d2 TextMeshPro セットアップ:https://note.com/maruton/n/n0d81c7716b98 BoltにTextMesh Pro登録:https://note.com/maruton/n/n0c45d5d19b8e TextMesh Pro の文字作成&設定:https://n

Bolt無料化☆

最近忙しくてBoltの記事が更新できてないな~と思っていたら、BoltのAssetが無料になってるじゃないですか♪ 「ゲーム開発手法の民主化」を掲げる Unity Technologies 社が、Bolt Assetを有料のままにしておくわけがないのですよ。 注目ポイントは「いつ無料化にするのか」のタイミングだったわけですが。 とにかく Bolt が無料になったので、初学者や学生でもお試ししやすくなったと思います。 公式記事:【無料化】Unityで人気のビジュアルスク

Bolt で TextMesh Pro のテキストを書き換える~その2

BoltからTextMesh Pro uGUIのテキストの更新、同処理のC#での対比。 ついでにC#からBoltの変数にアクセスするメモです。 シーンや、変数などは以下の記事で作成したものを流用しています。 Flow Machineは以下のようになっています。 枠で囲ったブロック別に概要を説明します。 Get Component TextMeshProUGUIブロックStart Event で TextMesh Pro UGUIのコンポーネントを事前に探しています。

Bolt で Library以下を削除してエラーになった時の対処方法

Libraryディレクトリ以下を削除したプロジェクトを開くとBolt Setup Wizardが自動起動しますが、途中でエラーが出ることがあります。 (Unity2019.4.3f1 + Bolt v1.4.12 で確認) 対処方法1)エクスプローラからプロジェクトフォルダ下の以下を削除する。 /Assets/Ludiq /Assets/Install Bolt 2)Asset Storeから再度Boltをインポートする。 3)上部メニューから Tools > Inst