【セルフリーディング】愚者の時間

みなさん
こんにちは
こんばんは
マルソルです。

たくさんの記事の中からご覧いただきましてありがとうございます。

本日は、自分の為の【セルフカウンセリング】という気持ちで投稿したいと思います。

今日引いたカードは「愚者」でした。
この愚者を通して、自分を眺めて気づいたことをアウトプットしたいと思います。

気づきは以下の3点です。

・自由な状況なのに、自由ではない心
・どこにも属さない存在となって気づいたこと
・今ある時間を、自分の愚者の時間にするとしたら

それぞれについて書いてみたいと思います。

自由な状況なのに、自由ではない心

現在の私は「適応障害」を発症し、春から休職→無職という状況が続いています。
いわば、”社会”という森に属していたけれど、そこから外れて、森の外に出て暮らしているような感じです。

森の中は、色々な事が規則正しく回っていて、そこにいれば自分もその循環にあやかれて安心できる場所でした。
でも、その循環に従わなければそこにはいられないので、自由が利く幅という点では、狭く、窮屈な所でした。
一転して、森の外はというと、みんなで森を回すという循環から外れるので、自分の自由の幅は広がり、時間も自由に使えるようになりました。

…けれど、気づいてしまいました。
どこにも属さない、自由な環境に置かれているのに、両手を広げてその自由を満喫して楽しめているかといえば、そうではないのです。
むしろ、自由であるはずの時間ですら、足りないと感じるようになり、心は窮屈になっていたのです。

それはなぜでしょうか？

どこにも属さない存在となって気づいたこと

私は、森の中にいる事で安心を得ていました。
この安心というのは、森の中に属しているだけで、生活が守られるという保障のようなものでした。
もっと大きく言えば、自分の人生の保障でもありました。
でもそれは、森の外に出てしまうと全て無くしてしまいます。

森の中にいた時は、時間の無さや、森の中の住人達とのトラブルで心が疲弊して、もうそこに居続けるのは無理だと体が拒否反応を起こして教えてくれました。
だから、そこから出られた事それ自体は、私の心に平穏をもたらしてくれましたが、同時に、今後の自分の人生の保障を見失い、逆に心には不安という名の台風が度々襲い掛かるという状況になっていました。

働けばいいじゃないか、という声もあるでしょう。
でもそれがなぜかできない。
心が踏みとどまって、一歩も足を踏み出してくれない。
なぜか、力いっぱい踏ん張って動いてくれないのです。

なのに、『このままでは生きていけないじゃないか』『どうするんだ』という、頭の声は聞こえてくるので、どんどん不安になっていきます。
そして『森に戻れば安心できるぞ』と何度も囁いてきます。
でも、心が『嫌だ』と言っている。
心は『もう森には戻りたくない、森の外で生きたい』と言っているのです。

ここで愚者のカードを通して自分を見てみます。

今の自分を、
【どこにも属してない愚者のような期間】
と思って見たらどうだろうか。

すると、森から追放され、森の外に放り出されたような気分だったのが、森の外から周りの景色をゆっくり見渡して、どこにでも動けるし、どの選択肢もこれから自由に選び取れる、そんな所に自分は今いるんだという視点に変わりました。

そして、私の中に刷り込まれた、思い込みがあることにも気づきました。

【森の中にいなければ、安全が脅かされる】

だから、森の外に出たのに、森の中の住人に認めてもらえるようなことをしなければ…という考えでした。

タロットの勉強をしなければ、と一生懸命になっていたのは、森の中の住人に認めてもらうための、形になるものを作って行こうとしていたからでした。

今ある時間を、自分の愚者の時間にするとしたら

森の一歩外に出た私が、森の外をぐるりと見渡している。
何が見えるだろう？まだ何も見えず、壮大な草原しかないかもしれない。
でも、その草原を進んで行ったその先には、森の中からは見えなかった景色がそこにはあるかもしれない。
どの方向に進んでもいい。
寄り道だってしたいならしてもいい。
遊びながら進んでもいい。
もう、森に属していないなら、自分の好きなように時間を使えばいい。
森から離れて、森の外でどんな生き方ができるかは、森の中にしかいたことがなかった私には想像すらできない事。
でも、もう森の住人に認めてもらわなくてもいい。
自分が好きなように進める状況に私は今いる。
さあ、とりあえずこれから一歩、踏み出してみようか。

こうして書いていくと、今すぐ結果を出したいと必死になりながら、今の自分の宙ぶらりんの状況を否定して、『どうにかしないと、どうにかしたい』と焦っていた自分に気づきます。

愚者らしく、今を楽しむ。
愚者らしく、一旦全部offにしてみる。
（と言いながらnote書いてたら、offじゃないじゃん 笑 ）

今日はそんな風に今の自分を見る事ができました。
ではまた。