AIやITとmixしてみたいアイガモ農法

こんにちは!

進太郎です。

突然ですが皆さんよくご覧になる
テレビ番組ってありますか?

私は、ジャニーズのタレントさんが農業など
様々な体験をされる某番組がすごく好きで
毎週欠かさず見ています。

そこでは、農業に対する様々な取り組みや
新しい発見について取り上げられるのですが、
だいぶ前にはアイガモ農法が取り上げられていました。

これを見て私はただただ、
癒されたのを覚えていますが、
それだけでなくアイガモ農法はとても
面白いものだと調べてみてわかりました。

そこで今回はアイガモ農法について皆さんに
ご紹介しようと思います。

冒頭でお伝えした私の好きな番組をはじめとして
テレビでもよく取り上げられていますし、
アイガモ農法自体はご存じの方自体は
少なくないでしょう。

アイガモ農法は、その名の通り
アイガモを使った稲作の方法です。

アイガモのひなを水田に離すことで
農薬の使用を抑えるもしくは全く使わず
お米を育てることができます。

事実アイガモ農法を使ったお米が有機認証を得て
アイガモ農法米として多数販売されており、
価格も通常のお米より高いものとなっています。

アイガモの力を借りることで有機栽培ができ、
高付加価値のお米ができるなど多数の
メリットがアイガモ農法にはあります。

アイガモ農法のメリット
・害虫や雑草を食べてくれる
・ふんが有機肥料になる
・アイガモが稲をつついたりすることで
 稲自体が丈夫になる
・農薬をまく必要がなくなる
・稲作自体にかかる人手が多少削減できる
・アイガモが成長後は食肉として出荷もできる

列記するとこのようなメリットがあります。

一方でデメリットはどうでしょうか。

アイガモ農法のデメリット
・一般的な方法に比べ収穫量が少ない傾向にある
・アイガモを外敵から守ったり、
 アイガモの脱走を防ぐために
 網を張る必要がある
・水田内の雑草や害虫だけでは
 十分ではないので餌やりが必要
・毎年ひなのアイガモを使う必要がある
  ※成長したアイガモは稲を食べてしまうため
・成長したアイガモは自然に返すことが禁止されている
 そのため、食肉として処理し販売するか、
 自分で育て続ける必要がある。

メリットについてはよく知られたものもあり
真新しさは感じられないかもしれません。
デメリットについては、
知らなかった方も多いのではないでしょうか。

私自身もアイガモ農法で使われたアイガモを
その後どうするかは知りませんでした。

ここで私が伝えたいことは、
アイガモ農法は大変だ・・・とか
アイガモ農法はデメリットが多い・・・とか
そういったことではありません。

可能性を感じる農法だということを
お伝えしたいです。

先ほど列記したアイガモ農法のデメリットですが、
ITやAIと共存させることで
ずいぶん改善できると考えています。

例えば、アイガモの餌やりについては
自動化は十分可能でしょうし、
水田への網はりについては、
野菜の収穫をする機械を応用すれば
人手を実際に使わず、自宅や遠方から
操作ができると思います。

すべてを自動化するのは、難しくとも
アイガモ×AI(IT)という切り口で見れば
むしろ可能性にあふれたものだと考えます。

また、成長した後のアイガモについても
1匹1匹の肉量は少ないものの、
有機農法の中で育った安全なアイガモとなれば
十分付加価値の高い食肉として出荷もできるように
なるかもしれません。

少し前に比べると有機栽培された野菜が
店頭に並ぶことも増えましたし
専門の店舗も着実に増えてきています。
そういった店舗では、こだわりのある肉や魚を
取り扱っているところも多いです。
だからこそ、今後需要もどんどん増えると思います。

世界的にも持続可能な活動が求められる時代
なってきています。
問題や課題も多いですが、ここらでもう一回
生き物と共存した農業に目を向けてみても
良いのではないでしょうか。

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