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NLP初任者通信№8<相手から信頼を得る3種の神器>

おはようございます。

大阪市立公立小学校教員の丸岡です。

脳科学・coachingをこれまでの教育実践にブレンドし、新たな教育・授業を開発し、教師のやり方&あり方の両面からアプローチしたり、教材開発×道徳見つけ×coaching×NLP(実践心理学)という今までにない道徳授業開発にも挑戦中したりしています。

先日のNLP初任者通信№7では<NLP初任者指導通信№6_<相手の経験をリスペクトする>というテーマでお伝えさせていただきました。入室のマナーは確実におさえるという話でした。

本日は、NLP初任者通信№8をお届けします。本記事では「相手との対話のコツ」についてお話します。

NLP初任者通信№8<相手から信頼を得る3種の神器>


校長室へ無事に入室をすませたあなたは、校長先生に案内され、椅子に座ることとなる。

それから、校長先生といよいよ話をすることになるのだが、今日は、その際のポイントについてお話を進めていこうと思う。


その前に、もしかすると、「まだお客さん」ということで、お茶を出していただくことがあるかもしれない。もし、お茶を持ってきてくれる先生がいれば、必ず「ありがとうございます」とお礼を言おう。その場では、お茶当番の人に見えるかもしれないが、4月からは職場の先輩である。その人の背景まで見据えて接するように気を付けよう。


校長先生と話を進める中で、まずポイントとなるのが「あいずち」そして、「うなづき」である。

「あいずち」とは、(友だちであれば)「うんうん」「へ~」などと、会話の中で差し込む小さな言葉である。

「うなづき」とは、「あいずち」に合わせて、軽く顔を上下に動かすことである。

実は、この2つの小さなスキルは、小さいが大きな効果を持っている。

それは、基本的には

人は話を聞いてほしい生き物

だからである。


人は、認められたがっているという本能をもっている。これは、だれにでもある。ないひとなど、存在しない。隠している人、見えないようにしている人はいるかもしれないが、ない人はいないのである。


そして、「認める」という行為のひとつが「話を聞く」ということである。話をしすぎて嫌われてしまう人はいるが、話を聞きすぎて嫌われる人はいない。それだけ、話を聞くということは効果のあることなのである。


校長先生の話をよく聞き、時折、あいずちやうなづきを取り入れてみよう。相手からの印象がぐっと変わるはずである。


そして、可能であれば、「バックトラッキング」というスキルを取り入れてみよう。


NLPスキル:バックトラッキング
バックトラッキングとは、日本語で「オウム返し」と呼ばれる、相手の言ったことを返すことを指します。 バックトラッキングの目的は、相手の話をちゃんと聞いていることを示すことと、相手に自分が発した言葉を再認識してもらうことにあります。 https://www.nlpjapan.org/nlpword12.html より



校長先生に

「学生時代はどんなことをがんばっていたの?」

と聞かれれば、

「学生時代にがんばっていたことは、~~」

と続け、

「得意なことは何かな?」

と聞かれれば

「得意なことは~~」

と、返してみよう。


そうすることで、「相手の話をしっかりと聞いている」というサインを送ることができる。


また、会話の中で

「うちの学校の子どもたちはとても元気があるよ」

といわれれば、

「子どもたちはとても元気があるのですね」

と返したり

「学校では、あいさつに取り組んでいるよ」

と言われれば

「あいさつに取り組まれているのですね」

と、返したりしてみよう。


それだけで、バックトラッキングを使いこなすことができているのである。


今日は、次の3つをお伝えした。


・あいずち

・うなづき

・バックトラッキング


どのスキルも、今回の面談だけでなく、子どもたちとの会話、保護者との会話にも十分に使えるスキルである。


今回の面談を機に、ぜひ身につけてほしい。

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