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NLP初任者通信№18「臨時休校明けのポイント24」(1)「とにかく「安全・安心」を!!

こんばんは。

大阪市立公立小学校教員の丸岡です。

脳科学・coachingをこれまでの教育実践にブレンドし、新たな教育・授業を開発し、教師のやり方&あり方の両面からアプローチしたり、教材開発×道徳見つけ×coaching×NLP(実践心理学)という今までにない道徳授業開発にも挑戦中したりしています。

先日のNLP初任者通信№17では「臨時休校明けのポイント24」というテーマでお伝えさせていただきました。新型コロナウイルスが猛威もいつかは収束はずです。その時に私たち教師に求められる24のポイント紹介させていただきました。

新型コロナウイルスが猛威を振るっています。

学校も、臨時休校や感染防止措置が求められています。学校が始まっていても短縮授業などが実施されている自治体もあるのではないでしょうか?

そこで、今回から、「臨時休校明けどうすればいいのか!?」を考えてみることにしました。

もちろん、自分の独断と偏見です。「そんなこといいの…?」と思われるかもしれません。正解ではないかもしれません。

しかし、この状況では、だれも正解をもっているはずがありません。正解を出せるとは思いませんが、正解を出すことから逃げ出してはいけないと思っています。

そして、それは、学校が再開した時には、子どもの前に立つすべての教師に求められることでもあります。

目の前の子どもの幸せを一番にくみ取ることができるのは、その目の前に立つ教師のみです。

今回は、今の時点で考えた「臨時休校明けのポイント24」のうちの(1)「とにかく「安全・安心」を!!」です。

今後、ひとつひとつの詳しい記事を配信していく予定です。

それでは、どうぞ。

NLP初任者通信№18「臨時休校明けのポイント24」(1)「とにかく「安全・安心」を!!」

先日、臨時休校明けどうすればいいのか!?ポイントリスト24という記事を上げさせていただきました。

そのひとつめのポイントは、「とにかく「安全・安心」を」でした。

どうして、「とにかく「安全・安心」を」なのでしょうか?

今日は、そこに迫ってみたいと思います。

1、学校再開後に求められるかもしれないこと

学校が再開されたとしても様々な感染拡大防止が言われることでしょう。

学校が再開したからと言って、ウイルスがすぐに落ち着いているとは考えにくいものです。

おそらく「ピークは過ぎたので」という段階での再開もありうると思います。

そこで、例えば、次のような措置が求められることでしょう。

・ドアノブなどのアルコール消毒

・換気の徹底

・手洗い、うがいの徹底

・3密(密接、密集、密閉)を防ぐことへの徹底

・飛沫防止策

・マスクの着用の徹底


今回の敵は目に見えないウイルスとの戦いです。

ともすれば、何も普段と変わらないように感じ、「こんな対策本当に要るの?」という疑問もわいてくることもあるのかもしれません。

しかし、子どもたちは保護者は不安な気持ちを抱えています。

それは、マズローの欲求5段階説を思い出していただくと、すぐにわかっていただけるでしょう。

2、マズローの欲求5段階説から見る休校後にやるべきこと

マズローの欲求5段階説は、次のようなものでした。

<マズローの欲求5段階説>

1、生理的欲求

2、安全の欲求

3、所属と愛の欲求

4、承認の欲求

5、自己実現の欲求


マズローは、この順番の通りに欲求が満たされていくと唱え、1や2が満たされていない中、4や5の欲求を満たそうとすることはないと言いました。

本来、学校は、1や2は当然満たされている場所です。

だからこそ、3や4や5の欲求に向かって子どもたちも進むことができるのです。

しかし、今回のウイルス感染により、1や2が学校にきても危険を感じる状況となってしまいました。

再開の時には、今よりもその気持ちは下がっていることと思いますが、依然として、そのように感じる子どもたちや保護者がいることでしょう。

よって、とにかく「安全・安心」なのです。

それが満たされなければ、学校は成り立ちません。

もし、学校が再開されたとしても、この「安全・安心」をとにかく徹底し、教育活動を進めていかなくてはならないと思います。

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