最近の心境。
杖生活になって半年。
だいぶ現実に慣れてきた(^○^)。
当初は優先席の前によろよろと立っていても、譲られることは少なく、
体も心も非常に辛かった。
当初は一駅でも立っているのが困難で、
「もし席に座れなかったらどうしたらいいのだ((((;゚Д゚)))))))」
と毎回ドキドキしながら電車に乗っていた。
それが最近ではだいぶ回復してきて、立ってられるようになった。
そうして自分でやっていけるようになると(^○^)、心の余裕が全然違う。相変わらず優先席には体の丈夫そうな人が座り、各々一心に携帯を眺めていて顔を上げる気配もない。そんな光景にも、
「座らなければたどり着けない!_| ̄|○」
という切羽詰まった状態からは抜け出しているため、冷静にただ
「あーあ。またか。」
と思うだけだ。
杖をついているのに優先席の前に立っているのはカッコ悪いので(座ってる方も)、最近はすっかり諦めて、あえて優先席の方に行かないようにしている。慣れたと言っても、やはり心は少しづつ蝕まれる気がするから(^◇^;)。
杖、というのは一種の記号だ。
杖をついていても立っているだけなら案外大丈夫な人もいる。けれど、見た目ではわからない。本当に辛い人なのかもしれない。見分けがつかないなら、とりあえず譲る、という社会であって欲しいな、と思う。
それが常識になっている社会は、譲る側にも優しい世界だと思う。
社会にもっと余裕あれ!(心の)
と思う私であった。
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