16日目 本当に立派な人を見た。

仕事が長引いて、電車に乗ったのが夜の9時過ぎ。疲れたー

(−_−;)。

杖をついて優先席の方に行くと、女の人が席を譲ってくれた。

40代後半?くらいの女の人で、スーツ姿。仕事帰りのようで、その人もとても疲れているように見えた。

その他の席にはもっと元気そうな若者が座っていた。

こんなに疲れた感じなのに譲ってくれるなんて、もしかして次の駅ですぐ降りるのかな?と思っていたら、その人はずっと先の駅まで立っていた。


遠い貧しい国に学校を作った、というような親切は華々しく、皆に賞賛される。

どうせやるならそういう親切をしてみたいと思う。

けれど、もっと難しくてもっと尊いのは、実は毎日の生活の中での親切なのかもしれない。

それはなんの得もない。誰にも褒められない。

自分もいっぱいいっぱいなのに、人に親切にするなんて、さらに難しい。

本当に立派な人を見た!

ありがとう疲れた女の人〜。

あの女の人に、いいことがありますように!(^○^)






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