駐在妻とは

私は約1年半前までバリバリ働いていましたが、駐在妻、いわゆる駐妻になりました。

「働いていた時の方がお金が自由に使えた」
「働いていた時は美味しくお酒が飲めた」
「働いていた時の方が痩せていて綺麗だった」

そんな風に思うことはよく有ります。
上海にきてすぐは、そんなことばっかり毎日考えていました。
上海で出来た同年代の子なし友達はだいたいそんなんです。

「旦那のお金で過ごすの、嫌だね〜」
なんて言って。
でも二言目には働いていた時のストレスから解放されて、どっちかといえば「働きたくはない」と言っているんです。

ないものねだりですよね。

で、「でも!上海についてきてよかったよね!出来ない経験してる!」って自分を肯定するんです。

駐妻なんて、そんなもんです。


毎日ランチして、インスタあげて、キラキラ系駐妻もたくさんいます。
私は「頑張ってるなぁ」と冷たくみてしまうタイプです。
30歳〜45歳くらいがキャピった内容書いてるなぁ、って思っちゃうんですよね。

あと、「こんな添加物もりもりのもの食べない」と投稿したくせに、翌日には添加物もりもりそうなケーキを投稿したり、「職場復帰のために勉強してる」とアピールしたりする駐妻も。
多分、「私は他の何となく生きている駐妻と違って、こだわってる」ことをアピールしたいんだろうなと。

駐妻って、社会にいないから、どうしてもSNSでアピールしたくなっちゃうんだろうな。
「こんな頑張ってる自分すごくない!(キラーン)」みたいな。

こういう投稿を見ると「自分も何かしないいけないのかな」と焦らされることもありました。
それがしんどかったんですよね。

でも、こういうこうと書いてる人って大抵大したことないことに漸く最近気づきました。
本当に頑張ってる人ってこんなことを公に書かない気がします。
影で頑張ってると思う。
そういえば、中学受験の時も、大学受験の時も、本当に勉強してる子って「勉強してないよ〜」と言ってた。笑

こんな性格悪いことしか思えないなら、SNS見なきゃいいんですけど、見るんですよね。

私もカッコ悪い。


さ、勉強します。
(アピール)



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