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燗酒とフードとの出会いは、つくれるんだ

目次
1.燗酒フードペアリング講座開催!
2.おかげ様
3.これから(妄想)
4.おまけ:飲食店を選ぶ唯一の基準

1.燗酒フードペアリング講座開催!

2月24日OBPアカデミアにて「燗酒フードペアリング講座〜酒蔵娘夫婦が教える「口中調味」の愉しみ方〜」を開催しました!

コンセプト
日本酒は食中酒です。いろんな料理と合わせることで「互いの味が引き出されより旨くなる」。もちろん万能選手ではないので合わない料理もあります。ただ、日本酒のお燗酒があることで、合わせられる料理の数や種類は一気に広がることでしょう。和食はもちろん、洋食や中華、食材なら、チーズ、肉、カレー、チョコ、梅、などなど。「え、それとも合うんですか?!」という出会いに満ちているのが「お燗酒」の世界なのだと思います。

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思った以上に「冷酒は飲むけど燗酒飲まない人多い」というのが感想です。
「日本酒にハマったんです」という人でも「燗酒という発想はなかった!」と言ってるくらい。

さらに、フードペアリングとなると、さらに少数です。「フードを見たときは正直、合うとは思ってなかったです。ただ実際合わせてみたらこれが合う!本当に勉強させてもらいました!」

こういう感想をいただくと「ああ、やって良かったな」と思うわけです。


2.おかげ様

今回の講座ができたのは、燗酒を楽しむ・楽しめる人たちがいた「おかげ」だと、つくづく思うわけです。

先人である飲食店さんがいろんな食べ方や食べ合わせを提案されていて、それを頂く中でペアリングの原型ができました。

愛のある酒屋さんがあるから、関西でも飲食店さんで美味しく燗酒をいただくことができました。

尼崎で一緒にイベントするメンバーがいたおかげで、ペアリングの種類はもちろん、試食やイベントを通して組み合わせをいろいろ試すことができました。

そして、梅津酒造があるおかげで、こんな変態な、もとい、素敵な口中調味の世界を知ることができました。

本当に「おかげ様」ですし、感謝しかないです。ああ、ありがたや。

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3.これから(妄想)

今、妄想していることを一言でいうなら「当たり前に家でお燗酒が楽しめる」ようになっていること。

まず「当たり前」になっていること。ビールやワイン、焼酎やウィスキーなどは、家でお酒をいただくときの選択肢に入っていると思います。もちろん、日本酒も。ただ、日本酒の中でも「お燗酒」に限ると、一気に選択肢から外れているのが現実。まずは当然のように選択肢の中に「お燗酒」があること。それが「当たり前」という状態です。

次に「お燗酒が楽しめる」ということ。
「お燗酒を飲むだけ」なら家にある日本酒をただ温めたらOK。ただ、それが「旨い」と思えたり「この料理と合うじゃん」思えたりするためには「楽しむ」という要素が不可欠。ビール用にジョッキを用意する。ワインに合う肉料理を仕込む。それと同じように燗酒でも「自分なりの工夫やフードペアリングができること」で「楽しめる」状態になると思っています。

最後に「家で」楽しめる環境をつくること。ビールやワインが家で楽しめるのに、なぜ日本酒が楽しめないのか。そこには前述の「当たり前」になっていないからということが1つ。また「自分なりの工夫やペアリング」に出会っていないからということも1つ。そして何より「身近にお燗酒を一緒に楽しむ人がいる」ということが最後の1つ。

まとめると、家で楽しめるということは「家でのお酒の選択肢の中に日本酒があり、自分なりの工夫やペアリングもあり、かつ、お燗酒を一緒に楽しむ人が身近にいる」という状態にあるということなのです。

今はまだ妄想ですが、構想、企画、計画へと、すこしずつ形あるものに変えていけたらと思います!(妄想仲間、募集中

4.おまけ:飲食店を選ぶ唯一の基準

家で楽しめるようになれば、世界を広げるために燗酒を提供している飲食店さんにいくでしょうし、イベント等にも参加するようになると思います。また、日本酒を手に入れるために、お燗酒向きの日本酒を揃えているお酒やさん(酒販店)にも通うようになるかもしれません。さらに、友だちとのご飯や会社の飲み会するときの選ぶポイントが「お燗酒があるかどうか」になるかもしれません(←まるもはコレです)

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