ポコラの大冒険　黒い森のひみつ　１３

「木霊のアラケル」

4人のポコラは大きな木の下にいた「小さい可愛い女の子」を見てびっくりしました。

テライ
「ねぇ、誰だろ？」
シルフ
「話しかけた方が良いんじゃない？」

アクニ
「私、話しかけてみる！」
「ねぇ〜私、アクニ、お名前教えてくれる？」

アラケル
「フフフ、私、アラケル。木霊よ
みんなが来るのを待っていたの。さっきスアビテイルと会ったでしょ？
カリドゥスがみんなを案内するって言ったけど、私、あなたたちは絶対私が案内したいと思ったの」

アクニ
「カリドゥスって誰？」

レイブン
「カリドゥスは木霊の中で一番意地悪な奴さ！　よう！アラケル！アラケルが来てくれて良かったよ！」

アラケル
「レイブンさん！あなたが来るなんて、みんなびっくりしていますよ！あれ以来ですよね・・・
どういうことになるかわかりませんが、上手くいけば良いですね」

レイブン
「まぁ〜ね、きっとこのポコラたちが頑張って、森まで行ってくれると思うよ」

アラケル
「そうですね、私も今ポコラさんたちにお会いして思いました。
きっと最後まで辿り着けると思います」

シルフ
「ねぇ〜今から何か始まるの？」

アラケル
「あのね、森の真ん中にある「シルヴァ・ムジカ」に入るにふさわしいものかどうかを試されるんだよ！
その試練に耐えたものだけが先に進むことができるんだよ。」

イグニ
「その試練てなんだろう？」

アラケル
「フフフ、もうすぐわかるよ！」

その時、アラケルの後ろに聳え立っていた大きな木の幹が大きな口のように開いたのだ。

アラケル
「さぁ〜始まるよ！ここが入り口だよ。君たちはポコラだろ？森からの音楽のエネルギーを受けて音楽を奏でているのだから、簡単だよ！
どんどん先に進めるよ！いろんな木霊たちがやってくるからお友達になってね。」

アクニ
「私たちを手伝ってくれる木霊たちがきてくれるって事？」

アラケル
「それは木霊の気持ち次第、色んな木霊がいるからね。さぁ〜早く行かないと、閉じちゃったら、もう開かないよ」

イグニ
「さぁ〜行こう！」
アクニ、シルフ、テライは揃って言いました。
「よし！」

4人は揃って大きなきの幹に開いた穴の中へ入って行きました。

レイブンは4人の様子を見ながら呟きました。
「さぁ〜いよいよ始まるのか・・・上手くいけばみんなハッピー、じゃなければ・・・
ポコラたちに頑張ってもらおうか、おーい！俺も行くぞ〜〜」

アラケル
「レイブンさんに言っておくね。ここから先は素直にならないと、みんなが不幸になるよ
早いうちにレイブンさんが知っているあの事を早くポコラたちに言ってあげてね。知っているのと、知らないのとでは
全然違うんだから！レイブンさん一人ではもう解決できないくらい森は変わっているよ！
でもまだ間に合う。きっとさっきのポコラたちなら、間違いをなおしてくれると思うよ」

レイブン
「わかってるよ！大丈夫！」

レイブンは覚悟を決めたようにアラケルに大きくうなずき、4人の後を追うように
木の幹の入り口に入っていきました。

「ポコラの大冒険」　黒い森のひみつ

2025年開催ぽこあぽこピアノ教室発表会に向けてのお話
前回の「ポコラの大冒険」の続きのお話となります。

今回は「歌を忘れた神アムネン」が主役となります。
アムネンが昔、大事な物を無くしてまで、４つの国を救うのですが
果たしてそれでよかったのだろうか？

誰かの犠牲の上に成り立った平和は果たして真の平和なのか？
ポコラたちが、答えを求めて黒い森の中へ入っていきます。

「黒い森」の中に答えはあるの？
「黒い森」の中には誰かいるの？

さぁ〜！みんなもポコラと一緒に旅に出よう！

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ポコラの大冒険
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