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始まりの章〜何が起こっているの?〜

「何かおかしい」「何か起こっている」という不安の気持ちを抱え
ホモラたち、ポコラたちから笑顔が消え、ポコラも音楽を奏でる事が段々と難しく感じるようになりました。なぜなら・・・ポコラの演奏する音楽に耳を傾けるホモラたちからも笑顔が消え、「音楽」で癒しを求めるホモラも少なくなってきたのです。

そんなある日・・・

水のポコラ「アクニ」が、水の国にある「聖なる神の泉」から「黒い水」が流れ出しているのを見つけました。「きっとこれからもっと大変な事が起こるかもしれない!イグニ、テライ、シルフに伝えなきゃ!」
アクニは4つの国のポコラが集まる「ポコラの谷」へ向かいます。

アクニ:大変なの!「聖なる神の泉」から黒い水が流れ出しているのを見たの!きっと何か大変な事が起こるかもしれない」

イグニ:いや、これからじゃなくて、もう始まっているよ!

シルフ:風の国でもそうだよ・・・風の国では風が止まることがないんだよ!でもこの前止まったんだ・・・ポコラ達もすごく心配しているよ。

テライ:ねぇ〜最近感じない?ポコラの音楽のパワーが弱くなってきているように思うんだ・・・今起こっていることと関係があるのかもしれない・・・

4人が話をしていると、4つの国のポコラの長たちと4つの国のホモラの長「ホモラニ」が非常に険しい顔で「ポコラの谷」にやってきました。

火の国のポコランがこう告げました。
「今ここにいるポコラたちよ!聞いておくれ!今日4つの国のホモラニたちがここへ来てくれたのには理由がある!ホモラ達の住む村に「ドモラ」という怪物があらわれたのだ!田畑を荒らし、風を荒ぶらせ、水を堰き止め、村中が火に包まれているところもあるらしい!思えば少し前から何かおかしい事が起きていた・・・だがどうしてこんな事が起こっているかはわからない!今、大事な事はポコラとホモラが手を取り合って、この事に向き合わなければならないのだ!」
「ポコラの谷」は騒然となりました。
アクニ:やっぱり・・・何かが起こっているんだよ・・・
イグニ:もっと酷いことにならなければいいけど・・・
シルフ:何が起こっているのか知らなければならないよ
テライ:「ドモラ」って一体どういうものなんだ?

イグニ:何かできることはないだろうか?



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