液タブ練習日記|62~66|塗り&なじませ
今回は、CLIP STUDIOの水彩ブラシの「塗り&なじませ」を練習しました。
粗い鉛筆の入り抜きは、美しかった。
線画は「粗い鉛筆」で描きました。
以前は慣れなかった「入り抜き」の美しさを改めて思い知らされ、素晴らしいなぁと、しみじみ感じました。
(いまごろ⁉)
後から線の色を変える方法も覚えました。
ラスターレイヤーでも、鉛筆くらい境界線がハッキリしていると、色替えも簡単でした!(それほど複雑なものを、描いていないってことです。)
「なじませ」ってなんだろう?
色は、塗り&なじませで着色していきました。
色を塗ってはみたものの、このブラシの特徴がうまく掴めません。
輪郭線がフワッとボケてるなぁということはわかりましたが「なじませ」って何???
いろいろ試し描きを繰り返してみましたが、「なじませ」の意味が掴めない。
ということで、CLIP STUDIOの「使い方講座」で調べてみました。
ヒントになったのが、次の2つの説明でした
上の説明を理解するために、下記のように試し描きをしてみました。
筆圧を最大から最小へ、筆を左から右へ移動しながら描いてみました。
つぎは、「濃い水彩」で丸を描いて、同じ色の「塗り&なじませ」で筆圧最大から最小で重ねて描いてみました。
確かに、すでに色を塗った領域をぼかして、色をなじませてるのが分かりました!うれしい!!
筆圧=水⁉
描いてる途中でふと、昔作ったアナログの透明水彩絵の具の「カラーチャート」づくりを思い出しました。
このカラーチャートは色の見本帳みたいなもので、1色ずつ自分で描いていく手作りの見本帳です。
作る目的のひとつは、紙に塗った時の色を確認するためです。
透明水彩絵の具は、絵の具そのものの色と、実際に水に溶いて紙に塗った時の色が、モノによっては結構違うため、色選び(絵の具選び)を間違えないようにするために作ります。
もうひとつは、加える水の量によって透明度(濃度)がどのように変わるか知るためです。
(たぶん…こうだった気がします。うっすら遠い記憶です。)
カラーチャートは、絵の具の一番濃い色から始まって(水を加えて)一番薄い色で終わります。
この絵の具を薄める「水」の役割を、デジタルでは「筆圧」が担っているんだなと練習で分かりました。
この回も、要は「筆圧」でした。
水彩と筆圧。
これからも要注意です!(無駄に力が入ってます)