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良く見られたい欲が強くて空回ってしまう

私は昔から周りに良く見られたい欲が強いです。
その時々で「気遣いが出来る人」「仕事ができる人」「優しい人」と、どんな人に見られたいか、細かくは変わりますが、とにかく良く見られたい。
抑えよう、抑えようとしても
どうしてもこの気持ちが1番先に頭に浮かんでしまい、
本当の思いやりではなくて
思いやりに溢れた人に見られたいという
気持ちからでた行動をしてしまうこともしばしば。
そして、そういう行動は
だいたい空回りに終わります。

ちゃんと相手のことを考えて、
その思いをもとに行動しなければと
頭では分かっているのですが、
思考の癖なのか、ちゃんと分かっていないのか
どうしても空回っておべっか使いになって
後で後悔して、自己嫌悪に陥る。
自己嫌悪に陥るから、
他者からの評価が気になって
また良い人にみられたいという思考が
先に来てしまって、から回る。

そんな日々を繰り返しているように思います。
どうにかして抜け出したい。

幼少期はこんなこと考えず、どちらかというと自己主張が強めで、好きなように行動して、でも本心から友だちが好きだったから、好きな相手のためにと思って行動して、それで友達の輪が広がって、比較的友人関係も先輩後輩関係も先生との関係も良好だったはずです。

どこで変わってしまったんだろうか。
北海道の田舎から上京して
自分は井の中の蛙だったと痛感して
自信が打ち砕かれたからだろうか。

原因は全くわかりませんが、
どうしてもよく見られたいという思考の罠から
抜け出すことができません。
抜け出したい。

ベストセラー「嫌われる勇気」では
アドラー心理学に基づき、このような私でも
変われるヒントが記載されていました。
心掛けるのはたった2つ。

「他者貢献」と「今を生きる」ということ。
他者に貢献し、過去を憂たり、未来を不安がらずに今を生きる。
その結果、他人にどう思われるのかは、もう自分ではコントロールできないことだから、他者の判断に委ねる。

この2つを心がけると決め、早2ヶ月。
忘れてしまうこともありますが、
時々でも思い出す、心の拠り所にすることにより
少しは良い人に見られたい欲は治ってきたかなと思います。
でも、まだまだ道半ば。少しずつでも着実に変われたらいいなと思っています。

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